Top旅行 > 仙台遠征1日目 岩沼災害ボランティア
« 浅草&曳舟呑み | メイン | 仙台遠征2日目 仙台の街を堪能 »
このエントリーをはてなブックマークに追加

仙台遠征1日目 岩沼災害ボランティア



新宿からの夜行バスで仙台入り。
夜行バスは初めてだったけど、やはり狭い。3列独立シートだから、隣の人は気にならないけど。
なんか、途中から空調が弱くなって暑くてかなわなかった。それに、バスだと揺れのリズムが安定しないからなかなか眠くならない。
それでも、断続的に寝れはしたけど。最後の方、ずっと座ってたからお尻痛くなった。
そんなこんなで、早朝に仙台駅東口に到着。雨が降ってたんでどうなるんかなーって思ってた。
とりあえず、朝飯とか食べたかったんでウロウロしてました。朝っぱらから吉牛にしてしまった。

吉野家の牛丼

スポンサードリンク

そうこうしてるうちに、雨も上がってきた。駅まで戻って顔洗ったりしてたら通勤時間帯になってきたみたいで人増えてました。
1日目の目的は、災害ボランティア。岩沼で活動するつもりだったんで、7時過ぎに電車で岩沼へ向かった。平日だって事で、おもいっきり通学の高校生に囲まれてしまったけどなw

当初は、仙台駅で着替えていくつもりだったんだけど、あまりに場違いな格好だったんで岩沼に着いてから着替えることにしました。
が、これが大失敗。トイレ改札内だったのに出ちゃったし、外にコインロッカーもないしで、重い荷物を持って移動することに。
岩沼市災害ボランティアセンターがある場所まではちょっと距離があって、荷物がなきゃ余裕なんだけど、結構しんどかった。
8時半の受付開始前に到着し、やっと着替えたんだけど、すでに汗だくでした。朝方の雨が嘘のようないい天気で暑かった。ネギタンと、牛タンの握り食べました。旨かった。

午前中の作業は、元ビニールハウスの場所の瓦礫除去。
リーダーは、室蘭から来てテント村に住み込んで活動しているベテランの初老の方。他は、宮崎県の都城市青年会議所の方々が団体で来てました。
10人体制での作業。どっから手をつけていいのやらって感じでした。ビニールハウスの鉄骨部は残して、着いている木材部分や津波で運ばれてきた松の木の残骸を取り去るのだけど、工具がないと解体は出来ないし、出来ることは限られている。
依頼者の農家の方によると、ここいら辺一体はすっぽり津波で水没したんだとか。軽く2階くらいまでは浸水したらしい。
当初は、この場所で再開するのは諦めていたけど、息子さんらからも励まされて、再開することを決意して、今回作業を依頼されたそうだ。
20年ほど前にアメリカを旅した旧友が突然現れて、トラクターを置いてったそうだ。ずっと連絡もなかったのに福岡の友人と連れだってきたそうで、20年無償で貸してやると言って去っていったそうな。つまりは、ほぼ死ぬまで使えって事のよう。

最近は、このように当初は住むのを諦めていたような人が戻ってきて、あらたなニーズとなる事が多いとの事。炎天下の中なので2度ほど休憩を挟んで2時間の作業でした。

お昼の休憩を挟んで、午後の作業。午前中の作業と一緒の方もいたし、同じく1人で名古屋から来た方も。
午後の作業は、草取り、器具洗い、畑の掘り起こしや、重機が表面の泥を除去した後の畑の均しといったところ。
こういう雑多な作業も時折やってくるそうで。ニーズが減っていくなかでプライオリティをつけづらい状況もあるようです。

午後も同じくらいのペースで作業して終わりです。最後の方、疲れてしまってサボりぎみで申し訳なかった。
ボラセンに戻って、最後に用具洗いして本日の作業は終了となりました。
最後に団体で来ていた都城市の青年会議所の皆さんが集合写真を撮るというので、写真撮られましたw

作業中は写真撮らないで事だったけど、バスでボラセンと作業する場所に行き来する間は写真撮れたのだが、結局1枚も撮らなかった。
岩沼市は、仙台市や名取市辺りといっしょで、海側の被害が大きかったのだが、農地なんかが多かったこともあり人的被害は人口からすれば少なかった。既に言われている通り仙台東道路が防波堤の役割をした事でそれより内陸の津波被害は少ない。市街地はほとんど無事です。少なくとも表向きは。三陸の辺りと違って漁港じゃなかったので、魚が腐乱して大変と言うのはないし、船が流されてってのも少ない。たた、細かい瓦礫や、浜の防風林だった松が結構なぎ倒されたそうで、松の枝葉や松ぼっくりが至るところに散乱してる。そもそも、農地だったので、塩害も含めて再開の目処がたってないところは多少の瓦礫は放置されてるようだった。
パッと見普通に家建ってるようなところでも、よく見ると浸水の後が残ってたりしますね。あと、地形の関係なのか同じような場所でも被害状況には差があるようでした。

最後に手洗いうがいをして岩沼駅に向かってたら、午後一緒に作業したおばちゃんが駅まで送ってくれました。おばちゃんは、福岡の人だったけど、旦那さんの転勤でたまたま仙台に住み始めたところだったそうな。車で送ってもらったので帰りは、楽チンでした。

岩沼から仙台に戻ってから駅のトイレで着替えました。まだ、予定よりは早めだったけど東口の宿に向かいました。汗びっしょりだったんで、シャワー浴びたいってのもあったし。
18時前にホテルに着いたので、少し待たされたが、部屋に入りました。シャワー浴びてしばらくまったり。
19時回ってから、晩飯食いにいきました。東口側から仙台駅の駅ナカも回ったあげくに、ホテル近くの利休で食べました。
普通に御飯食べようと思ってたけど、炎天下での作業の後なので一杯やってました。
ねぎタンと牛タンの握りを食べてきましたよ。

牛タンのにぎり

[追記]
1日のボランティアに参加された方のブログ記事がアップされたました。
都城で看板屋をやってる髭オヤジのブログ: 宮城県岩沼市ボランティア報告

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ blogram投票ボタン

関連エントリー

こーいちぶろぐ内の関連するエントリー:2件

スポンサードリンク

ブログ内検索

PVランキング

2024-03-21~2024-03-27

    アーカイブ

    カテゴリー別 月別

    おすすめ

    • Powered by Movable Type 6.3.6