弁慶堂からスタートして、一応ほとんど一通り回ってみました。
拝観券も買って、金色堂もちゃんと観てきましたよ。中は撮影禁止なんで写真は撮れませんでしたが。

10時半を回った頃には駐車場に戻ってきた。朝ごはんも食べてなかったので、ここで昼食にした。でも、駐車場の外にも結構食べるところあったんだよなー。

中尊寺の次はこの日の第2の目的地である気仙沼にむかった。
そもそも、気仙沼へ向かうルートで、東北道経由で行こうとしたら一関があったんで、平泉も組み込んだという感じだし。

気仙沼といえば、ひどい被災地だと思うが、一関からのルートでは地震の影響はあったとは思うが、いたって平常な感じだった。福島の移動の時はほとんど暗い道だったが、今回は割りと集落があってときどきちょっとした街が現れる。

途中、ちょっとした混雑はあったが、順調で1時間ちょっとで気仙沼に着いた。
気仙沼と言っても、津波被害がなかった辺りは割と平常という感じに見えた。ただ、一歩通りをはさんでいきなり、津波で半壊した住宅が多くなり。海沿いは壊滅状態だった。

気仙沼の浸水地域の地図と見比べてみると、R284経由で行った場合、本当に海の近くまでいかないとわからないんですね。市役所の辺りも無事で、その先辺りから急に風景が一変する。

そんな中、被災地の高台にある、気仙沼プラザホテルで、日帰り風呂に行ってきた。
前の日、シャワーも浴びてなかったので調度よかった。
ここは、高台だったので、津波の被害はなくて、ライフラインが回復して営業も再開していた。ちょうど、TBS系の車両が何台か置いてあった。泊まれるホテルもすくないだろうから、ここを拠点としているのかもしれない。

余裕があったら、高台から街を眺めようかと思ったのだが、その後の移動ルートをナビれなくて手間取ってしまったので断念した。車のナビのタッチパネルの調子がすこぶる悪い。

とりあえず、暗くならないうちに移動しようということで、仙台を目指した。
当初、一関まで戻って、東北道経由で行こうかとも思ってたのだが、東北道の上りは工事渋滞などもあったので、平時であれば素直なルートにした。

R284から気仙沼プラザホテルへ向かう場合はほんの少しの間だったが、そこからR45へ出ようと思って南側へ向かうと大きな浸水区域になっている。
この辺は、信号が停止したままの場所もあって、ちょっと気をつけないといけない。
さらに、R45方面は瓦礫を運ぶトラックで渋滞ができている為、しばらくは進めない状態だった。

渋滞はしばらくして、なくなったが、この先が結構しんどかった。主に、R45を通って南下していったのだが、この道は海沿いを通ることが多く、そのことごとくが津波被災地であったため、何度も何度も何度もガレキの山やいまだ壊れたままの家屋を見る事があった。

道路も仮の橋の場所があったり、あるいはまったく新しく作り直したと思われる箇所もあったりといろいろあったが、かろうじて前線通れるようにしているという感じだった。

海沿いとはいえ、時折高い場所や山側も通ったりしたのだが、海に近い場所、低い場所はことごとくやれれていた。逆に、海から離れたり、高い場所はもうなんら変わらないままという感じでギャップが凄かった。

ちょっと異質だったのは、志津川の辺り。山沿いに見える場所に多くのガレキが流れ込んでいて、あれ!?と思ったら、先が海だった。狭い入り江に津波が奥まで流れ込んだんだろう。

結局、途中で三陸自動車道に乗るまではこんな感じだった。
この日は台風の影響か、急に肌寒くなって、20℃を下回っていた。

仙台についたのは18時くらいで、まだ早かったんでぶらぶらしてから、サイゼリアで一杯やってから、漫画喫茶で一泊する事にした。
Biviの中にあるアイ・カフェだ。ここは、割と静かである。

AndroidのMy tracksで記録した経路をGoogleマップに登録してみた。ときどき、記録を忘れているが、大体こんな感じだ。