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大河ドラマ 麒麟がくる 第三十回 「朝倉義景を討て」 ネタバレあり感想



麒麟がくる

大河ドラマ「麒麟がくる」。感想です。

第三十回 朝倉義景を討て

あらすじ

十兵衛(長谷川博己)は美濃へと旅立つ事になる。
藤吉郎(佐々木蔵之介)がやってきて、幕府には成り上がり物の織田ではなく、朝倉を支持するものも多いとして、朝倉を討つのが得策かというのだ。
十兵衛は、10年もの間越前にいたとし、戦をするには兵も銭もいるというのだった。

十兵衛が立ち去ろうとすると、駒(門脇麦)に出会う。駒は、義昭(滝藤賢一)に呼び出されていたのだ。

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駒は、100貫もの大金を持参していた。薬の方は堺の商人たちにも買い手がついているとし困ってはいないとする。
義昭は、俗世に戻って数年。戦のことや、幕府もことで気が休まる事はないというのだった。
そして、義昭は駒を蛍を見ようと誘い出すのだった。

美濃へやってきた十兵衛。先にやってきていた松永久秀(吉田鋼太郎)が、信長が上洛の折に買い付けていた品々をめぶみしていた。
今の織田の勢いならば、戦に勝てば金などいくらでもはいっていくるという久秀。朝倉は、そんな信長が憎くて仕方がないのだと。

そこへ、三淵(谷原章介)がやってくる。信長は朝倉と一戦交えたいとするが、公方様は朝倉に世話になった事があるため手助けはできないとするのだった。

信長に呼ばれた十兵衛だったが、そこにいたのは子供だった。信長の嫡男・奇妙丸である。帰蝶(川口春奈)がやってきて、そこはそなたの座ではないとどくようにいう。
久しぶりに十兵衛と再会した帰蝶。信長は、今あれこれ意見がでていて迷っているという。
立ち去ろうとする十兵衛だったが、帰蝶の考えを問うのだった。帰蝶は、京はいっとき平穏となっているが、近隣の美濃が戦となれば、それも続かないだろうとし、朝倉を討つべしと。

信長のもとへ十兵衛がやってくる。
十兵衛は、京の御所の壁が修繕されていた事を話す。信長は、かつて父が武士の面目がたたないと修繕していたとし。今また、公家たちが嘆いているのを知り、父の供養にと修繕したと話すのだった。
十兵衛は、昔書物で呼んだ話をする。尊い仏は誰から学んだかという。天から、その教えを請うてみたいという十兵衛。信長は、父のかつての言葉を思い出す。
帝がこの戦をどう思っているのか。天下泰平のために避けては通れぬ戦と認めてくれれば、大義名分が立つと。十兵衛も、そうすれば諸国の大名たちも手を貸すだろうというのだ。
帝へ謁見できるかどうか問う信長。南門を修繕した信長なら、門は開かれるであろうという十兵衛。

そして信長は、裏門で妻子が待っていると告げると、十兵衛は驚き。急いで向かうのだった。

十兵衛は照子(木村文乃)たちと再会する。京で暮らしたいというのだ。その目で、父の苦労をみたいとし。戦へいくなら見送りたいと。
伝吾を守りつかせれば来れるかと問う十兵衛。来るか京へと。

一方、帝は、状況のおり信長が拝謁したいというと東庵(堺正章)に相談していた。

東庵は、越後の上杉信輝は、上洛したいとしていたが音沙汰がないと。まがりなりにも信長はそれを成し遂げた人物であると。

義昭は、駒と会っていた。駒の話はおもしろいと喜ぶ義昭。

永禄十三年二月 1570年
信長は帝(坂東玉三郎)に拝謁した。
戻ってきた信長は、帝に褒められた事を嬉しそうに話す。そして、京・畿内を平にするためなの戦ならば致し方なしと勅命をもらったと話すのだった。

朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)は摂津晴門(片岡鶴太郎)からの文を手にしていた。信長が越前を攻めようとしていると。かつての友である摂津がこう言っているとし。義景は戦の準備をすすめるように命ずるのだった。
十兵衛は、義昭に謁見し、帝より、若狭の武藤を討つべしと勅命をいただいたとし、幕府も総出で討つべしと信長から伝える。

義昭は、致し方なしとしながらも、戦は好まぬとし、戦がおきたならば、仲裁するのが将軍の役目とし吉報を待つとしさるのだった。
信長が若狭の武藤なにがしを討とうとしてるというのは建前で、朝倉を討とうとしているのだろうと、摂津は言う。
三淵も、義昭は、朝倉とは戦わないという。十兵衛は、かつて義景を見限り信長を頼ったがゆえ今があるとするのだったが。
摂津は、かつて義景の子に毒を持ったものがおる。それゆえ憔悴して、義景は来られなかったと。信長に手柄を譲ったのだと。
だれか1人の力で、世を治せるものではないとし、幕府は一歩たりとも京からは出ぬというのだ。

信長は妙覚寺に陣を張り戦へと向かうのだった。

感想

将軍様は、いつのまにやら駒にぞっこんのご様子です。戦は好まぬという義昭。一度は見初めた義昭だったけど、これやっぱ違うかもと光秀も思い始めているようす。

帝からの勅命があれば大義名分が立つという妙案。帝という立場は、武家の将軍より上という事を利用しての三段でしたが、うまくいきました。しかし、東庵さんは、帝とも親しい方なのか。ホント、東庵といい、駒といい何者って感じです。

今回、久方ぶりに登場した帰蝶様。ここのところ、信長単独で動いているとみせて、やはり帰蝶様も噛んでいたと。帰蝶が、義景を討てっていうんだったら、やるしかないようねという信長だったのでした。信長の嫡男・奇妙丸。のちの信忠。信長の子にして、帰蝶に育てられたというのがまた、そのままという感じですね。

帝に褒められてウッキウキな信長。この人、やっぱり褒められたいから動くって人だったんだなぁ。予想以上に、帝から認められて、しまも戦の大義名分がたつ勅命もいただいたのだから申し分ない。

勅命が出てもなお動かない幕府であり義昭。やはり、この義昭という人選に疑問を持ち始めた光秀ですかね。この人に幕府はまかせられないとすれば信長しかないという事になります。

次回は、金ヶ崎の戦いが描かれます。今回、光秀はもう信長の家臣ではないかという感じですが。この信長の

麒麟がくる 前編 (1) (NHK大河ドラマ・ガイド)
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