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大河ドラマ どうする家康 第44回 「徳川幕府誕生」 ネタバレあり感想



どうする家康

大河ドラマ「どうする家康」感想です。

第44回 徳川幕府誕生

あらすじ

関ヶ原の戦いに勝利した、家康(松本潤)は大坂城へ戦勝報告に向かう。
家康は、天下を治める事を秀頼に伝える。しかし、茶々(北川景子)は、あくまでも秀頼が大きくなるまでの代わりをよろしく頼みますとした。さらに、秀忠の娘・千姫と秀頼の婚儀をすすめるとするのだった。

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秀忠(森崎ウィン)は、豊臣と手を取り合って政を行う事を素直に喜んでいたが、家康は早く人質をよこせと言っているのだと釘を刺す。

関ヶ原後の国割に悩ませる家康だったが、本多正信はいっそこと将軍になってしまえばと進言する。将軍になれば、武家の棟梁。豊臣は、公家だと。

家康は将軍となるにあたって、京へ母・於大の方(松嶋菜々子)を招く。寧々(和久井映見)と談笑などした。於大の方は、国のためにすべてを打ち捨てろだのといった事を謝る。もう捨てるでない、そなたの大事なものを。ひとりぼっちにならないようにと続けた。
この3ヶ月後、於大の方は亡くなる。

1603年家康は征夷大将軍に任ぜられ、江戸幕府を開く。
戦以外に才のあるものをとりいれ、若き有能な者が集まり、太平の世を担うものが集った。

本多忠勝(山田裕貴)のもとに、榊原康政(杉野遥亮)が訪れる。肖像画を書かせていた忠勝はこちらの方が怖そうだろうと話す。忠勝は、西ににらみをきかせるために、桑名に来たのだと話す。だが、康政は、我らの役割はもうなくなるだろうと、若く知恵の働くものたちが集まっていると。戦の世に生きた我らは早く身を引くべきだと。

家康のところへ、千姫がやってくる。豊臣の家へ行くのが怖いというのだ。母・江の姉の家だと伝えるが、その母がいつも怖いと言っているというのだ。家康は、そなたは徳川の姫だとし、なにかあればすぐに駆けつけると説得するのだった。

江戸へやってきた家康は、関ヶ原の遅参の件などを含め、秀忠を叱責する。
その後、忠勝の元を訪れるが、忠勝は戦しか知らぬ老兵はいらぬと言うならばすぐに隠居いたすとされる。
そこへ、康政が訪れる。秀忠を皆の前で叱った事を責める。さらに、関ヶ原の事をいまでも言うのはあまりにも理不尽と続けた。あれほどの年の頃、殿がどれほど頼りなかったかと。
それでも、家康は、あの頃はお前たちがいたとした。誰があやつを叱ってやるのだと。耐え難い苦しみも味わったと。康政は、苦しみを味わっていない事は本人のせいではないとし、悪い事でもないと返す。忠勝も、時間をかけて学べば良いとつけくわえる。
家康は、それでは間に合わないとする。関ヶ原はまだつづいているのだと。あのときは、豊臣方の仲違いだったが、今は落ち着いて豊臣に力が集まってきていると。さらに、改易となった者たちは、浪人となっているとした。やつらの食いぶちは戦なのだと。これで、秀頼が成長したらどうなるかと。
忠勝の隠居を否定し、康政にも老いるなとした。まだまだ、2人の力が必要になると。

家康は、あらためて秀忠を呼び出し、関ヶ原の件を問う。遅参したのは誰のせいかと。自らのせいだと秀忠に、理不尽だと家康は返す。
我ら上にたつものは理不尽であっても責を負う必要があると説く。うまくいったときは家臣を褒めよ、うまくいかなかったときは全ての責を負うのだと。
さらに、家康は、1年ののちに征夷大将軍は引き継ぐと伝える。

秀忠は将軍になる事を驚く。本多正信(松山ケンイチ)は、秀康には才があるとした。才があるものが引き継ぎ一代で終わった事は幾度もあるとし、全てにおいて凡庸な秀忠だからこそいいのだとした。誰とでもうまくやれる秀忠は豊臣ともうまくやれるだろうと。関ヶ原でも恨みを買っていないと。

家康は、豊臣家へも秀忠が受け継ぐ事を伝えていた。天下は徳川が引き継ぐとしたのだと。さらに、秀頼にも挨拶に来いという。茶々は、もちろんこれを断る。

忠勝の元を訪れた康政。ただ、挨拶まわりをしているだけだと話すが、忠勝はどこが悪いと問う。はらわただと返す康政。老いるな言われただろうにという忠勝だったが、忠勝も目が悪くなって手傷を負っている。お互いに年には逆らえぬのだと。
忠勝は槍をもちだし、それでも認めないと、康政と切っ先を交えるのだった。

1606年榊原康政死去。
1610年本多忠勝死去。

1611年 大坂城で、浪人たちに施しをしているという報が家康のもとに届く。秀頼は19となっていた。成長した秀頼(作間龍斗)に、茶々は見事な天下人の器だと喜ぶ。

感想

関ヶ原ののちの10年。家康は江戸に幕府を開いて、名実ともに天下人となりましたね。ただ、豊臣家が残っている限り、火種が消えぬのもたしかです。

忠勝も康政も老いる。いや、普通は老いるよね。家康がまだピンピンしているのが凄いだけで。若いころより家臣であった、老臣たちはともかく、忠勝たちが老いを感じているのだからね。徳川四天王はもう皆死んでしまったのよ。

偉大なる凡庸か。秀忠は能天気なようで、2代目としては必要な存在なのだろうね。

康政も忠勝も死に、物語は最終章へ。次回秀頼が成長し、徳川と豊臣の争いが表面化します

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