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東日本大震災から3年 この1年



共徳丸

東日本大震災から3年が経ちました。今年も、職場にて14時46分に黙祷を捧げました。

3年というと、2011年に中学校、高校の新1年生が今年卒業を迎えるという事になります。

宮城遠征2013

昨年も、帰省の帰りに宮城県に立ち寄っていきました。再開前で行けなかった石ノ森萬画館や、猫島で有名な田代島にも行ってきました。

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宮城遠征の模様は以下の記事から読めます。

出来れば、今年もまた東北には行きたいですね。特に、中々寄れないでいる福島にも立ち寄ってみたいと思っています。

この1年

この1年、あまり東日本大震災に関連する話題を取り上げる事がなかったのですが、もちろんずっと気にかけてはいましたし、震災関連や東北の事をはずっとウォッチしていました。

はてなブックマークにブックマークしていた東日本大震災関連の記事の中からいくつかピックアップしてみたいと思います。

一本松は必要か 被災地を2年取材して 共同通信盛岡支局・筋野茜 - ちょっとだけ47行政ジャーナル - 47NEWS(よんななニュース)
さまざまな方法で実態を伝えなければ、被災地は復興したと勘違いされてしまう。実際、「復興支援」の象徴ともいえる被災3県のアンテナショップの売り上げはどんどん落ちている。現地に来てもらうことは風化防止のた ...

奇跡の一本松のニュースです。一昨年、陸前高田市まで、行ってきました。今ある木は防腐処置をされたもので、生きている木ではありませんが、津波から生き残った勇姿はやはり必要なのではと思います。

ヤマト福祉財団「東日本大震災 生活・産業基盤復興再生募金」について
助成事業の概要について ...

クロネコヤマトの助成事業の助成先一覧です。クロネコヤマトでは宅急便1件につき10円の寄付をするという事をやっていました。その事業から得られた助成金の行き先を明確にしています。
確実にどこかに届いているという事がわかるというのは素晴らしいです。

朝日新聞デジタル:津波の脅威伝えた「共徳丸」解体へ 気仙沼 - 社会
 東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市の市街地に打ち上げられた漁船「第18共徳丸」(330トン)が、解体されることになった。 ...

気仙沼市に打ち上げられた、共徳丸が解体される事になったというニュースです。この事もあって8月の宮城遠征では、今一度共徳丸を見学してきました。

震災遺構としてはこれ以上の内インパクトのあるものですが、住民の理解は得られなかったようです。

この1年は、こういった震災遺構を残すのか撤去するのかで、各被災地で様々な議論があったようです。残せるものなら残したいというのはあっても、住民の感情や維持費をかけられないという事もあり、取り壊される震災遺構も多くなってきました。

朝日新聞デジタル:最後の震災避難所、今も109人 「仲間いるから」 - 社会
2年3カ月経った今も埼玉県加須市に1カ所だけが残る。 ...

なんと、震災から2年3ヶ月を経ってもまだ避難所生活をしている人たちがいました。福島第一原発事故の影響で避難している双葉町の人たちです。

最終的には2013年中に、住民の退去が完了したようです。

震災被災地をストリートビューで記録/応援する Google、これまでの経緯と今後を担当者に聞く (1/4) - インターネットコム
そして Google は、このストリートビュー技術を「デジタルアーカイブ」手段として、東日本大震災の記憶を保存/公開/共有する活動「未来へのキオク」にも適用し、甚大な被害を記録した画像に生々しさを与え ...

Googleのイベントでもやっていた内容ですが、ストリートビューや震災遺構の話です。

福島県の沿岸部は、原発事故の影響でストリートビューカーも入れずにいましたが、昨年ようやくストリートビューでの撮影が行われ公開されました。

震災直後のままといっていいような崩れた家などは衝撃を覚えました。

小笠原満男が被災地で語る「サッカーと復興」|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|J Football
岩手県出身の小笠原。震災後、東北地方のサッカー復興のために、東北六県出身のJリーガーを募って、任意団体『東北人魂を持つJ選手の会』を発足した。通称『東北人魂』である。 ...

小笠原満男の復興支援の記事です。小笠原が言う「ひとつはっきり言えるのは、地元だから、です。正直に言えば、他の地域、例えば、九州や四国で同じような活動はできなかったと思います。」というのは自分自身にも言える事だと思います。

正確に言うと自分にとっては地元ではないですが、東北には自分のルーツがるという点では特別な存在何だと思います。

NHK NEWS WEB 知られざる死の記録〜仮埋葬
3年前の東日本大震災で、被害が大きかった沿岸部では、亡くなった人を火葬することさえできなくなり、遺体を一時的に土に埋める異例の「仮埋葬」が行われました。 ...

最近の記事になりますが、震災当時亡くなられた人の数が多かったことや、火葬場やお寺なども被災していた事で、すぐに火葬にする事が出来ずに一時的に土層にしておく仮埋葬が行われました。

これは、その後仮埋葬から掘り出して火葬するという作業をおこなった葬儀屋さんの話ですが、実に壮絶ですね。いろいろ考えさせられます。

NEWSポストセブン|ビートたけしが震災直後に語った「悲しみの本質と被害の重み」
震災直後にビートたけし氏が『週刊ポスト』誌上で語ったインタビュー記事「『被災地に笑いを』なんて戯れ言だ」は、当時大きな反響を呼んだ。 ...

震災直後にビートたけしが語ったインタビュー記事を再度とりあげたものです。確かに一部ですが読んだ記憶があります。

"人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。"というのは、まさしくそのとおりだなと思いました。

震災から3年が経過しましたが、これからもまだまだ見守りつづけたいと思います。可能な限りの支援も続けたいと思います。この1年、少しでも復興にまつわるニュースが増えればと思いますね。

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