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西郷どん 第34回「将軍慶喜」ネタバレ感想



西郷どん

大河ドラマ「西郷どん」第34回の感想です。

第34回 「将軍慶喜」

あらすじ

慶喜(松田翔太)はついに、第二次長州征伐を実施する。数で圧倒するはずの幕府軍だったが、長州軍は薩摩から買い取った最新鋭の武器で圧倒する。

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そんな中、将軍・徳川家茂(勧修寺保都)が亡くなってしまう。慶喜は、休戦を余儀なくいされるのだった。

岩倉具視(笑福亭鶴瓶)宅へ来ていた一蔵(瑛太)の元へ、吉之助(鈴木亮平)もやって来るが、いつもの罠にひっかかってしまうのだった。そこへやってきたのが勝海舟(遠藤憲一)であった。
勝は、慶喜の命を受けて単身長州へ乗り込み、休戦を取り付ける役目を追ってきたのだった。桂小五郎(玉山鉄二)と相対した勝は、徳川には休戦したあと再度戦をする力はもうないとし、休戦をとりつけたのだった。
次の将軍には慶喜が推されるだろうが、慶喜は将軍にはなりたがらないという皆を前に、吉之助だけは慶喜は将軍になると読んでいた。

吉之助の読みどおり、慶喜は一旦は固辞していた将軍職を引き受けるのだった。将軍となった慶喜は、フランスと接触し武器などの調達をはかっていた。さらに、勅命も得ずに神戸港開港の約束をしていたのだった。そんな折、孝明天皇が崩御してしまう。
これに対して、吉之助は薩摩を始めとする諸侯により慶喜を牽制しようとしていた。久光(青木崇高)を説得し、土佐、宇和島藩の協力を得たはずであったが、四侯会議は慶喜の手回しによりあっさりと崩れ去ってしまうのだった。

慶喜は、フランスばかりではなくイギリスのパークスらとも接触を図る。さらに、フランスからは、支援をする代わりに薩摩を譲って欲しいとまで言われるのだった。

吉之助は、パークスの通詞アーネスト・サトウと対面していた。このままではイギリスも考えをあらためねばならぬと。薩摩がその気ならイギリスは、いくらでも援助を約束すると。さらに、慶喜がフランスとの約束で、薩摩を与えようとしている事も聞くのだった。これを聞いた、吉之助は日本の事は日本人で解決せねばならぬとするのだった。

薩摩藩邸に戻った吉之助はついに武力による倒幕を決意を一蔵に表明するのだった。まずは一蔵へ長州へ向かわせて京へ兵をあげるように協力を取り付ける。一方で、岩倉具視には、倒幕の勅命を天子様よりもらえるように頼み込むのだった。
これを受けて長州、芸州の兵が京へ向かう事となり。薩摩も武器などを京へ運び込んでいた。一方で、岩倉は倒幕の勅命を形ばかりではあるが手に入れていた。ただし、これは倒幕の後に勅命になるというものでもあった。

薩摩や長州の倒幕への動きを察知した土佐は、龍馬(小栗旬)を呼び寄せていた。龍馬は戦わずして倒幕する策を考えていると言うのだった。
すると、後日・慶喜は重臣らを集めて、大政奉還を行う意思を表明するのだった。慶喜により大政奉還がなされ、薩摩らの倒幕の動きは気をそがれる事となる。

吉之助のもとを訪ねた龍馬は、慶喜による大政奉還が龍馬の動きによるものだと気づいていた。龍馬は、土佐藩を通じて大政奉還の建白書を慶喜に提出していたのだった。
だが、吉之助は、すでに朝廷に政を行う力はないとみた慶喜が演じた建前に過ぎないとする。慶喜を討つ事をあらためて表明するのだった。

感想

将軍慶喜誕生と思ったら、一気に大政奉還まで行ってしまいました。ここに来て、流れが速い。残りの回数で明治編もやらなければならないという事で、ここらへんは割と足早にやるのでしょうか。

第二次長州征伐から将軍・家茂死去の流れがあり、さらに孝明天皇も崩御してしまいます。当然、徳川幕府にはもう政をおこなうだけの力はないとみていたのでしょう。実際、武力で長州に敗れるという事態でもありました。ただし、そこはヒー様。慶喜はしたたかでした。四侯会議、なにそれと言わんばかりに、あっさりと退けてしまいました。さらには、将軍職についた事で以前より直接的に権限を行使するようになります。

薩摩を切り取り与えるという話を聞いたからかはわかりませんが、薩摩としては武力での討伐を考えざるをえなくなっていたということでしょうか。ただ、ここまで戦はなるべく避けるという考えであった吉之助がどうやってこういう流れになったのかは掴みづらいところもあります。

土佐藩らから大政奉還の建白書が提出されたとありますが、慶喜からすれば薩摩の動きも読めていたので、武力による倒幕という降ろさざるをえない状況にしたのは当然でした。吉之助が、慶喜と旧知の間柄という事で慶喜の考えが読めているという訳ですが、慶喜からすれば若い明治天皇はまだ政には参加できないと読んでいたのでしょうかね。慶喜は戊辰戦争後あっさりと隠居生活を始めてしまっているので、そこまで政に執着していたのかも謎ではあります。もっとも、周りのものすべてが敵に思えていたという状況からすれば、命を狙われることがなくなった事でどうでもよくなったのかもしれませんが。

次回は、吉之助が武力によって政権の奪還をはかります。これまでの吉之助ならば、そこまでは考えていないだろうと薩摩藩のみんなからも思われていたというのがまた納得です。そして、次回竜馬暗殺という事で退場になるようです。王政復古の政変

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