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「君の名は。」 予告編では気づかなかった起承転結の転が凄すぎて完全にハマった

2016年9月26日

君の名は。

話題の「君の名は。」ですが、少し前の9月10日に観に行っていました。

一言で言うと面白かったです。この時すでに、大ヒットしていた訳ですが、そこまで期待していた訳でもありませんでした。思いがけず、これは見に行って正解だったなと思いました。

途中までは気軽に観ていたのに、途中からずっぽりとハマってしまい、気がついたらあっという間にエンディングでした。
なかなか、感想としてまとめるのが難しいですが、思ったことをあれこれ書いてみたいと思います。

※この先、ネタバレを含みますので、ご注意を

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予告編では気づかなかった大展開

「君の名は。」の予告編は、「シン・ゴジラ」の上映時に観たのですが、そのときは特に面白そうだなという感じは一切していませんでした。

予告編では、高校生の男女の心が入れ替わるという話が主体で、それ以外の部分は大きくは触れていなかったので。

でも、この映画がヒットしだして、あれだけじゃないんだろうなと直感しました。さすがに、あの設定だけで、ここまでヒットするわけはないと思った訳です。

ハイッ、実際映画を観た後だと、あの予告編はほんのさわりでしかなく、物語の根幹の部分が判らないのですよね。心が入れ替わった2人がどうして会いたいと思ったのか。なぜ、お互いの名前を覚えてないのか。

実際に、本編も途中まではちょっとした男女入れ替わりもののラブコメみたいな感じで進みます。ときおり、ちょっと笑えるネタがあったりして。

そんな流れが話の途中から一変する訳です。あれは、参りました。あれ、これどう収集つけるんだろうってまず思いました。そこから物語も一気に走り始めました。一気に見入ってしまいました。

いろんな設定てんこ盛り

「君の名は。」を観てもらうと判るとおり、いろいろな設定がてんこ盛りです。男女入れ替わりものであり、ラブコメであり、青春群像ものであり、タイムスリップものであり、災害ものでありと。

これだけ沢山の設定がありながらも物語として破錠していない事。むしろ、抜群のバランス感覚で調和しているのが不思議なくらいでした。

「君の名は。」を観て、高校生の男女の恋愛に感情移入出来ないという見方の人もいるようですが、物語としてはそれだけじゃないし、切り口がいっぱいある映画だと思います。

物語の中に、組紐が出てくるのですが、この作品自体が鮮やかな様々な色の糸を丹念に組んでできたような組紐のごとく調和してという気がします。

バッドエンドであるはずがない

物語の最終盤にきて、この話はどう決着をつけるのだろうかと思っていました。やはり、ハッピーエンドで終わって欲しいと思いながらも、バッドエンドで終える可能性もなきにしもあらずと思ってしまう展開でもあったからです。

バッドエンドで終わらないというのは、これだけ大ヒットしている作品でそんな終わり方をする訳がないという、ある種のバイアスだけが頼りだったと言えます。

ただし、明確なバッドエンドではなくても、完全なハッピーエンドで終わるのかというのも少しはありました。三葉は、過去に1度亡くなったからです。たとえ、町が救われて三葉も生き残ったとしても、1度亡くなった三葉は変わらないんじゃないかなと。

通常のタイムスリップものであれば、過去に戻ってやり直したとしても、パラレルワールドでもう一方の過去はそのまま存在し続けるのが常だからです。

どうやら「君の名は。」では、そういった事はないようです。瀧くんが知った三葉の亡くなった過去がいつの間にか消えていた訳ですから。考えてみれば、スマホでお互いにやり取りしている内容が、ぐちゃぐちゃになって消えた場面からも単純に時間軸がずれているだけのものではないのでしょうね。

クライマックスでの事が最終的にどう終わったかは描かれていません。その後の未来で事態が判るわけですが、2人ともお互いの記憶もなく、その事は忘れているという事になっているからでしょう。

震災後映画

「シン・ゴジラ」の感想を書いたときに、これは"震災後版ゴジラ"だと書いたと思います。震災後でなければ描けなかったものだと思いますから。

この、「君の名は。」も同じく東日本大震災後だったらこそ描けるものだったように思います。ゴジラでは、東京が壊滅し、焼き尽くされといった大災害でありました。

それに比べれば、ある意味小さな規模の災害だったのかもしれません。実際の数字はわかりませんが、ゴジラで焼き尽くされた東京での犠牲者の数は相当数だったと推測されます。あくまでも、それに比べれば小規模という訳です。

ただ、「君の名は。」で描かれた衝撃度は、まったく違ったものだったと思います。やっぱり、規模的なものは違っても、自分の住んでいた町が失くなると考えると話が違ってくるのです。たとえ、数百人、数千人の犠牲者だったとしても。

だから、同じような大災害だとしても、規模感としては実感しやすい規模として描かれていたのがいいのかなとも思います。

RADWINPS

「君の名は。」は、劇中歌としてRADWINPSの曲が使われています。オープニングや挿入歌、エンディングだけではなく、劇中の音楽全般をRADWINPSが作成したものなのだとか。

RADWINPSの曲は、これまであまり聴いたことがなくて、過去にNHKのサッカー中継のテーマで流れていた曲くらいしか知りませんでした。

「君の名は。」では、映画作品としては珍しいと思うのですが、物語本編に入る前にオープニングがあります。TVアニメだったら珍しい事ではないのですが、これが割と新鮮だったりしました。

しかも、このオープニングで作品の中に引き込まれていく感じが良かったですね。

予告編で使われていた「前前前世」を始めとして、使われている曲全てが好きになりました。これだけは、好き嫌いが別れるところかもしれませんが、RADWINPSの曲が間違いなく「君の名は。」の世界観を作っている一つなのだと思います。

最後に

まだ書き足りない事もいろいろある気がします。この映画を観終わって面白かった事は確かだったのですが、これが悩ましいとも感じました。

ブログをやっている手前、感想は書くだろうなとは思っていたのですが、「君の名は。」の面白さを全て伝えきるのは難しいなと思ってしまいました。

実際に、その面白さの全てを伝えきれるはずもなく。そういう意味では、不完全燃焼感ありありな訳なのです。もっと、あの「君の名は。」の面白さを的確に伝えられたらなと思いますね。

 
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