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大河ドラマ 真田丸 第20回 「前兆」 感想



真田丸

大河ドラマ「真田丸」の第18回の感想です。

第20回 「前兆」

あらすじ

真田の里から、母らがやってきてまつ(木村佳乃)との対面を果たすのだった。
信幸(大泉洋)は、政略結婚のため離縁する事をおこうに平謝りする。おこうは、真田家を去ることになる。
そして、稲(吉田羊)は、家康の養女となり、真田家に嫁いでくることとなった。しかし、なのとおこうが侍女として真田家に仕える事となっていた。

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聚楽第では、時の天皇が訪れていた。帝に触れ付す秀吉(小日向文世)と大名たち。
駿府に戻った家康は、北条と伊達が従えば、日の本は秀吉のものになるという。だが、秀吉には悩みがあるという。あれには子がおらんと。
だが、翌年(竹内結子) 、茶々が子を宿す。秀吉は大喜びする。

しかし、事は簡単ではなかった。三成(山本耕史)によると、裏門に落書きをしたものがいるという。高齢の秀吉に子が出来たことを揶揄するものだという。
すぐに門番に消すようにいったが、たまたま通りかかった片桐且元(小林隆)が見つけて秀吉に知らせてしまう。
信繁(堺雅人)は、落書きの調査を始める事となる。門番の中に背中を打って休んでいるものがいるという。落書きのあった裏門に落ちていた、梯子の折れたものから、犯人は梯子から落ちて怪我をしているのではという。

本願寺に逃げ込んだと思われる道休はかくまわれていた。信繁は、三成に頼むことにする。三成は秀長(千葉哲也)に一筆書いてもらう事とするのだった。
道休を問い詰める信繁。道休は、その日は番屋で呑んでいたという。そもそも字が書けないという。
なんとか穏便にすまそうとする三成たちだったが、秀吉の怒りは相当なものだった。なんと、門番たち全員を牢に放り込み、磔にすると言い出すのだった。

信繁はきり(長澤まさみ)を伝手に秀次(新納慎也)に秀吉を止めて欲しいと頼むのだが。逆に秀吉の怒りを買ってしまう。結局、門番たちの処刑を止める事が出来ず。門番全員が磔となってしまった。
三成に食ってかかる信繁だったが、三成もまた心を痛めていたのだった。
信繁ときりの前にをとおりかかった寧。寧は、秀吉自信が我が子か疑っているのではという。そして、秀吉は昔から怖い人だったとも言う。冷たい人だともいい、そうでなければ天下は取れないと。

三成、大谷吉継(片岡愛之助)らと思案していた信繁のもとに、道休が死んだとの報せがはいる。
信繁は、これ以上の死者を出さぬように道休に罪をかぶってもらうという。道休の首を差し出して事をおさめようという。秀吉を欺いた事が露見すれば命はないという三成に、露見しなければいいのですと言い張る。
三成は、道休の首を秀吉に差し出す。道休の首は六条河原にさらされる事となる。さらに秀吉は、親類縁者、近隣のものまで探しだして首をはねよという命をだすが、三成はこれ以上の殺生は無用と拒む。信繁も、助太刀に口をだすが、三成に止められてしまう。

秀吉の怒りはもっともだが、これでは度が過ぎるという三成。乱心されているのは、秀吉のほうだという。秀吉は、三成に切腹を申し付けようとするが、そこに寧が止めに入る。秀吉が怒れば怒るほど、本当の事だと思われると。そんなに言うなら、茶々に聞いてみればいいという。そこへ、茶々が現れる。
このお腹の子の父親は、信繁だと冗談をいう茶々。秀吉の子に決っているという。

寧に礼を言う三成。寧は、京都、大坂の人が喜ぶような事をしてくださいという。信繁の提案で、金をばらまく事となった。

そして、3ヶ月後、茶々は子を産んだ。捨と名付けられた。

感想

茶々を側室として迎い入れた秀吉。ここから、どんどん秀吉が闇に染まっていくわけですよ。捨をみごもった、茶々に対しての落書き騒動。

実際のところ、犯人は誰だったかわかりませんが、門番全員を磔にして殺してしまうという前代未聞の大事件です。もう、これは旗から見ても無茶苦茶な訳です。でも、三成にしても、秀次らにしても秀吉をたしなめられる人がもういないんです。最終的には、寧と茶々が口を出してなんとか事は収まりましたが。

この捨が生まれた事が、豊臣政権にとっては負の連鎖の始まりというのもわかりますね。わずか2歳で亡くなってしまった事で、秀吉の闇が増長してしまったようにも思いますから。

そして真田家では、稲が嫁入り。信幸も渋々従うが、離縁したはずのおこうが侍女として残るという不思議な状況。史実では、正室を退いた後、側室に収まったようですから、真田家に残ったというのは同じですね。

次回は、いよいよ北条攻めとなります。昌幸も久々に悪い顔してます。北条は、真田家に取っても長年の因縁の相手ですからね。なかなか楽しみにです。

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