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大河ドラマ 青天を衝け 第三十九回 「栄一と戦争」 ネタバレあり感想



青天を衝け

大河ドラマ「青天を衝け」。感想です。

第三十九回 栄一と戦争

あらすじ

日清戦争に勝利した日本。栄一の志は果たされようとしていた。
栄一(吉沢亮)、喜作(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)は、平九郎の仏壇にむけて話しかけるのだった。

そして、栄一は、2人に慶喜に会ってみないかと、誘うのだった。
喜作と、惇忠は、慶喜と面会する。慶喜は、喜作の事もよく覚えており、惇忠が平九郎の実の兄であり、富岡製糸場を発展させた事も知っていた。
その惇忠は、20世紀の訪れとともにこの世を去る。

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栄一は、アメリカにてルーズベルト大統領と会見していた。
栄一が世界で活躍するにつれ、篤二(泉澤祐希)も嫡男として働き始める。慶喜を招いて、その写真を収める。慶喜がいなければ、かつてない戦争に巻き込まれていたと父・栄一が話していると伝えるのだった。

栄一は、大統領と謁見できた事を喜びつつも、ロシアが心配だと話す。ロシアは遼東半島を狙っているだろうと。
韓国を奪われたはならぬとし、日本が独立させねばと話す。そんな栄一に、兼子はそんなに国は大きく並べならないのかと問うのだった。
ロシアが、韓国を領土にしようとしてるとし、北緯30何度線をも無視しようとしていると。世論は、主戦論だとし栄一に財界を取りまとめろと話す。
国は、富国をおろそかにして、強国にばかり走っていると、栄一は話す。それを憂いていると。それでも、金も財力がない日本が、ロシアに勝つには財界との結びつきが大事だと。

翌年。日露戦争が開戦する。栄一は、戦費にあてる国債をかいつけるよう、呼びかける役割を担った。そんな栄一が突如病に倒れる。なんとか、病状は落ち着いたものの予断は許さない。

篤二は、父は戦争になると、病になると話す。よっぽど、合わないのだろうと。栄一の容態は悪化する。肺にばい菌がはいり壊死し始めていると医師は言うのだ。
その最中、篤二が呼ばれる。栄一は、銀行の頭取は佐々木に任せると話していた。栄一は、戦争はどうなっていると聞き。後は頼むと言い残す。だが、篤二は家を飛び出してしまう。僕も逃げたいと叫ぶ篤二。それなにあなたはそこにいると、慶喜(草彅剛)に話すのだった。

その慶喜が、栄一を見舞う。今死んでは心残りであろうと。慶喜は、生きてくれたら、何でも話そうと言うのだった。だから死なないでくれと。その後、栄一は回復する。栄一の元には、戦争での朗報が次々と飛び込む。

だが、実のところ日本は疲弊していた。伊藤(山崎育三郎)が工作して、なんとか講和会議にこぎつけたというのだ。2ヶ月後、講和条約を締結するが、ロシアへの賠償金請求は取り下げられ、国内は混乱を極める。渋沢家も小村を支持したため、売国奴として暴徒が多数現れる。

一方、慶喜の伝記編三のため、歴史学者や昔を知るものが集められていた。栄一の長話のなか、慶喜は語りだす。まぎれもなく、自分は逃げたのだと。
慶応3年。大阪城での家来の暴発を抑えきれなくなっていたと。家臣たちは、戦をみとめねば刺すとも言いかねぬ状況であったと。何があろうとも、人は戦がしたければするのだと。ひとたび敵と思えば、いくらでも憎み。残酷になれると。
もう勝手にしろとした。どうにも抑えきれなくなったと。失策であったと。その先も、言葉が足りず、失策を重ねたと。多くの命が亡くなり。この先はなんとしても己が戦の種になるのを避けるため、光を消して余生を送ってきたと語る。

1人残った栄一は、話し出す。私の道はなんだと。日本のためにあれこれやってきて、外国にも認められるようになったと。今の日本はハリボテだとし、それを私は止めねばならぬと。栄一は篤二に、近く実業界を引退すると話すのだった。

感想

渋沢栄一の一つの分岐点ですね。90歳過ぎまで生きた栄一が、こんなところで生死をさまよっていたとは思いませんでした。栄一自身、日本を西欧列国と張り合えるようにしたいという思いはあったのでしょうが、戦争で疲弊してしまうのはどうなのかという事も多少は思っていたのでしょうね。

どんどんかさむ戦費を集めるように先導していたのが栄一自身だったという事になるわけで、それは矢面に立つのも無理はないなと。

ここで、生死をさまよった事がきっかけに、慶喜の伝記編纂が進む事になります。物語の特性上、慶喜に関しては贔屓目なところがありますが、実際どこまで語っていたのでしょうか。大阪城脱出は、たしかに逃げたのだと言えたのか。

栄一の財界引退。これまでも栄一は立場をいろいろと変えてきました。農家から武士へ。そして慶喜の家臣。明治政府に入り、財界へ。財界引退も立場を変える事で、やれる事が変わるとふんでの事も

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