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映画「寄生獣 完結編」をアマプラで観たよ



寄生獣 完結編

先日(4/12)、アマプラで前編の「寄生獣」に引き続き、後編に当たる「寄生獣 完結編」を観る事にしました。

映画は、なぜかタイミングを逃してしまって映画館で観れなかったので、いつか観れたらいいなあというくらいでしたが、AmazonのPrime Videoでやっていたのでようやく観る事が出来ました。。

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入り乱れるパラサイト戦

原作では別々のエピソードであったはずの、田宮良子が動物園で殺される話と、市庁舎殲滅戦が同時進行のエピソードで描かれていました。まあ、これは尺の問題もあるんでしょうが、新一を市庁舎に呼ばなくても物語が成立させられるというところでの改変としては、悪くはないと思います。

田宮良子のエピソードと、市庁舎戦は原作でも中盤のクライマックスだったでけに、これが全部一緒にやってくるのかという感じでした。ただ、意外と違和感なく織り込まれていたので、そこらへんは満足がいくものでした。

自衛隊が市庁舎戦を挑むにあたっての細かい作戦などは事前には省略された感じだったのでが、原作同様レントゲンで頭の構造を見て判断するものでしたね。驚異的な強さを誇るパラサイトも銃器の前ではなすすべもなく敗れる事になるわけです。そして、市長・広川の大演説。これは、さすが北村一輝という感じでしたね。こういう役柄が本当によく合う。実のところ、原作エピソードを忘れていたので、そういえばこいつ人間だったと普通に驚いたりしました。

美しき田宮良子

赤子を抱く田宮良子
©映画「寄生獣」製作委員会

田宮良子役の深津絵里の魅力がほとばしってました。赤ちゃんの笑顔につられて、自らも笑顔を浮かべてしまうところの自身に対する違和感と、ある意味人間らしい笑いをしてしまった事による笑いが交錯する場面は秀逸でした。

パラサイトというところで、自然な表情というのが皆無という役どころでありながらも、母親としての愛情のようなかすかなものを感じられるところがさすがだなという気がしましたね。もう、これは原作同様ではありますが、田宮良子は、パラサイトの中ではやはり異質であり、魅力的な登場人物であったなと思います。

彼女は最後、赤子を守って死を選びます。純粋な彼女のパラサイトとしての能力からすれば、逃げ切ることも出来たとおもいますが、それを選ばなかったのですよね。最後の彼女の表情は、パラサイトではなく人間であるかのような表情でした。深津絵里は菩薩様のようでした。

物議を醸し出した放射性物質決着

後藤戦
©映画「寄生獣」製作委員会

尺の関係もあり、後藤(浅野忠信)との決着戦も長引かせずに終わってます。原作では、不法投棄された産業廃棄物の毒でやられた事になっていましたが、今作では放射性廃棄物という設定に変えられています。この映画は、観てはなかったのですが、当時設定が放射性物質に変えられたことに対して物議を醸し出していたと思います。細かいところは、さだかではないですが、福島第一原発の事故があってのこの描写だったのでこの設定の改変に違和感をもたれたのも無理はないですね。

最後の戦いとしての流れとしては設定はどちらでも良かったような感じはしました。まあ、そこまで放射性廃棄物の事を大きく取り扱っていたわけではないので、流れとしての違和感はなかったので。ただ、ミギーの最後とも関わりがあるところなので、そこのところの影響度はたしかにありましたね。

映画版を見ての感じだと、後藤の驚異は今ひとつ伝わりづらかったなと言う気がしないでもありません。結局の所、前編とAと大差のない戦いぶりだったので。5体が融合したパラサイトとしての格差が伝わりづらかったかなと。いわゆるラスボス戦というところでは、若干の物足りなさもありましたね。

さらばミギー

原作同様、ミギーは新一の中で長い眠りにつく事になります。少し違うのは、放射性物質の影響があったというところでしょうか。最後に村野里美(橋本愛)を救う場面でも特に再登場なく終わっています。パラサイトとしては特殊づくめのミギーがもとの人間の手に戻ってしまうのは不思議な悲しさがありました。

原作では、村野里美はミギーの存在を知らないままだったので、最後の演出は新一の右手だけではなく、ミギーとしての感謝であったところが変わってるんですね。

幻の作品化

なんとはなしに見ていた事もありますが、この作品ではピエール瀧や新井浩文が出演しています。アマプラだとこの人達の出ている作品も普通に観れるのですが、地上波だと今はもう観れないのでしょうね。まあ、タイミングを逃したとかいうのもあるのでしょうが、地上波放映がないままになってしまいそうですね。

あらためて、この2人が出ている作品ってかなりの数になるので、その作品がテレビでは見られないんだなと思うと違和感を感じてしまいますね。パラサイトの三木役だったピエール瀧の狂気じみた演技はさすがでしたよ。

最後の敵となる浦上役の新井浩文も良かったと思いますが、元々ちょっと狂気が出てくる役は多かったかもしれませんが。

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