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大河ドラマ おんな城主 直虎 第44回 「井伊谷のばら」 ネタバレあり感想

2017年11月 7日

おんな城主 直虎

大河ドラマ「おんな城主 直虎」第44回の感想です。

第44回 「井伊谷のばら」

あらすじ

万千代(菅田将暉)と万福(井之脇海)は、いよいよ初陣を迎える事となり、甲冑着初め式が行われていた。一方、井伊谷では、万千代の身を案じるおとわ(柴咲コウ)だったが、母・祐椿尼(財前直見)に病が迫っていた。

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武田の田中城攻めに出ていた万千代たちだったが、戦に出る事は叶わず寝所での警護に携わるばかりであった。そんな折、信康(平埜生成)が薬をもらいにやってくる。側にいたのはかつて岡崎でみかけた近藤武助であった。

その夜、寝所で寝ずの番をしてた万千代だったが、なにやら怪しい気配を感じるが、そこには誰もいなかった。翌日、万千代は、その何者かを捉えるために罠などをしかけて待つのであった。その夜、田中城攻めのために田畑を焼いていた家康(阿部サダオ)たちが帰ってくる。しかし、万千代は家康の寝所で寝てなかなか起きぬのであった。薬湯を所望する家康であったが、万千代が起きないために別のものを探してくるように万福に頼むのであった。
近藤武助がやってきて、薬湯をこしらえるが、万千代はその手をつかみ毒味してみよと言うのだった。武助が刀を抜いたため、慌てて家康をかばって手傷を負ってしまう万千代だったが、見事に武助を捉えるのであった。

井伊谷に万福より文が届いたとなつ(山口紗弥加)がやってくる。しかし、そこで祐椿尼が倒れてしまうのであった。心臓に病をかかえているという南渓(小林薫)。おとわは、なつたちに祐椿尼に会いに来てくれるように頼むのであった。

一方、万千代は、間者を捉えた事により知行一万石が与えられるのであった。

井伊谷では、祐椿尼に会いに方久(ムロツヨシ)たちが集まってきていた。さらに、やってきていたしの(貫地谷しほり)より、万千代が一万石を授かった事を知り驚くおとわであった。
万千代から一切知らされていなかった事を案じて、祐椿尼は南渓を通じて密かに万千代を呼び寄せる事にするのであった。

祐椿尼のはからいで万千代が井伊谷へとやってくる。おとわは、万千代と2人で話をするのであった。一万石の知行を与えられた事で今後どうするのかを問いただすおとわ。井伊谷を安堵してもらうつもりならばやめてくれとも言うのだが。ただ先祖の土地を取り戻したいだけならば、くだらぬと言い放つのだった。万千代は、武家であるならばそれが当たり前だと言うが、おとわもならば家督は決して譲らぬと聞かぬのだった。

万千代と言い争いになってしまったおとわ。祐椿尼が万千代を呼んでくれた事にかんしゃするおとわであったが、祐椿尼はこれでやっと役になったと伝えるのだった。祐椿尼は、10で出家させ、男の代わりに家督を継がせて殿とさせた事で苦労させたと言うのだったが、おとわの考えは違っていた。何も知らずに過ごしていたならば、百姓はただ米を持ってくるだけのもの、商人は銭に卑しい者共、そしてのっとりをはかる家老は敵でしかなかったと。母の一人娘でよかったというおとわに、祐椿尼もずっと案じていたいと語るのだった。
祐椿尼は、その夜ひっそりと息を引き取るのであった。

そして、万千代は家康家臣団の末席に加わる事となるのであった。一方で、信康の配下であった武助には極刑が命じられるのであった。順風満帆だった家康に影が忍び寄るであった。

感想

万千代がいよいよ初陣かと思ってたら、結局戦場に出ず。しかし、ここで武田の間者を捕らえた事で一万石を授かり大出世に繋がるのでした。直政が武田の忍者を討ちとったという話はあるようなので、今回の話はそれを元にしているのでしょう。しかし、相変わらず、寝所で槍を使ったというのが、変な方に広まってしまった訳ですが。元々、偽りとは言え色小姓という事になっていたの仕方がないのですが。

万千代出世の中で、いっこうにおとわとの間の溝は埋まらず。それにしても、武家から百姓の身にありながらも、いまだに井伊家の家督は直虎にあるのだなという事があらためてわかりました。いかに、万千代が出世しても井伊家の家督は直虎の元にある以上井伊家再興とはいかないという事になります。万千代にしても、おとわとの溝が埋まらぬ以上、家督を譲られる事がないわけなので、何かしら直虎から直政へ家督を譲るという流れがあるのだとは思いますが。

そして、今回は祐椿尼の最期となりました。最後までおとわを案じていた母。孫・万千代とおとわの関係は気にかけていたのでしょうね。おとわの人生は、たしかに出家したかと思えば、家督をつがされて、さらには井伊家は取り潰されて百姓にという事で波乱万丈な人生ではありました。しかしながら、これはおとわの言う通り、そういう身の上でなければ知らなかった事も多々あり、おとわにとってはかけがえのない人生だったということです。直虎が亡くなるのは、祐椿尼が亡くなった4年後の1582年という事なので、直虎の人生ものこりわずかという事になります。

1578年という事で、ついに信康と瀬名の悲劇が近づいてきました。今回の間者は、信康の配下の近藤武助という事で、当然ながら信康に疑いが書けられる前触れだったのでしょう。今回の話では、信康の切腹は、信長から命じられたものという事になるようです。ここまで、家康と信康の関係は良好に描かれているので、不仲説という形にはならなそうです。結局、築山殿は信康が疑いがもたれた事でやむなく殺されるという事になってしまうのでしょうか。

いよいよ、残り6話となった「おんな城主 直虎」。信康の悲劇が終われば、残りは万千代の元服、本能寺の変、そして直虎の最期という事に

 
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