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大河ドラマ 軍師官兵衛 43-45話感想



軍師官兵衛

大河ドラマ「軍師官兵衛」の43~45話の感想です。

第43回 「如水(じょすい)誕生」

あらすじ

石田三成(田中圭)の罠にはまった官兵衛(岡田准一)は、秀吉(竹中直人)の怒りをかって蟄居を言い渡されてしまう。

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光(中谷美紀)は、おね(黒木瞳)の力を借りて淀(二階堂ふみ)に官兵衛の除名を嘆願する。

秀吉は生まれたばかりの拾(のちの秀頼)に会いに行くべく大阪に向かう事にするが、その前に官兵衛の沙汰を言い渡す事とした。

その秀吉の前に現れた官兵衛はなんと頭を丸めて、如水円清と名乗るという。
秀吉に除名を嘆願する。

結局、おねや淀らの助命嘆願もあり、拾が生まれた事もあり官兵衛は切腹を免れる。
許しをもらった官兵衛は、秀吉に隠居を願い出る。

その後、官兵衛は豊臣秀次(中尾明慶)の相談に乗ることになる。
秀次は、娘を拾いの嫁にと手紙をよこすのだった。これにより、秀次への不信感はうすらいだかに思えたのだが。

翌年、長政(松坂桃李)が帰国する。長政は、挑戦で虎狩りをした事を自慢するのであった。

その後、長政と福島正則は徳川家康(寺尾聡)に招かれるのだった。かつて人質のみであった長政に対して、他人のような気はせぬと、家康は長政の心に近づくのであった。

秀吉は、自信が死んでからの事を危惧し秀次にあらぬ疑いをかけるのだった。

感想

出家して、如水となり、なんとか命をながらえた官兵衛でした。この頃から、秀吉は拾可愛さに無茶を言い始めます。

その一番のとばっちりを食らったのが甥の秀次であったのだと思います。

如水となった官兵衛は、歯止めがきかなくなっていた秀吉に何を思っていたのでしょうか!?

これから、老いが目立ち始める秀吉です。既に、家康が暗躍し始めてます。時代がまた変わろうとしていますね。

第44回 「落ちゆく巨星」

あらすじ

秀次に謀反の疑いをかけた秀吉。官兵衛の助言もあり伏見へむかう事となった秀次は、高野山に蟄居という沙汰となる。
だが、拾の事を思うあまり、秀吉はその後秀次に切腹を申し付けるのだった。さらに、秀次の一族全てを抹殺してしまった。

だが、その後の秀吉は老いを見せ始める。小便をもらす秀吉に、淀も不安の色を浮かべるのだった。

秀吉は、官兵衛に自身の不安を嘆くのだった。今一度、この秀吉に使えよと官兵衛に言うのだった。
結局、わずかな石高で秀吉に使えることになる官兵衛であった。

福島正則の元を訪ねていた母里太兵衛(速水もこみち)は、如水の事を悪く言われ腹を立てる。正則は、大皿いっぱいの酒を飲み干したら、秀吉から貰い受けた日本号をやるという。この掛けに勝った、太兵衛は日本号を持ち帰るのだった。

如水は、なぜ再び秀吉に使える事になったのかと熊之助に問われて答えるのだった。もはや殿下を止める事は誰にもできぬ。それが出来るのは天のみだと。天命が迫っている殿下の最期を見届けるのが自身の役目だと。

秀吉は、明よりの和睦の返答に怒り、再び朝鮮に兵を出す事となる。

如水は秀吉の元に向かう。如水は自分を朝鮮にわたらせてくれと頼むのだった。

徳川家康は、秀吉の命が長くない事をさとり、その後の事を考えていた。

朝鮮への出兵へ向けて挙兵していた黒田勢だったが、熊之助が突如いっしょに行きたいと言い出す。だが、如水はこれを断るのだった。

その後、小早川隆景(鶴見辰吾)の元をたずねる如水。隆景は秀吉の死が近いという、再び嵐が起こるであろうと。
隆景は、如水に知恵が回り過ぎるところがあると。よくよく吟味するようにと言うのだった。

高松城水攻め、中国大返しと昔の戦いを懐かしむ2人であった。
隆景はそれからまもなく生涯を閉じる事となる。

一方、黒田亭では熊之助が行方不明となっていた。なんと、熊之助は朝鮮行きの船に密航していたのだった。

感想

秀次を切腹に追いやった秀吉ですが、自身は老いが目立ち始めます。ここから何年と持たずに秀吉は亡くなってしまう訳ですが、最後の戦として再び朝鮮への出兵を決める事になります。

物語の流れとは直接関係ないといった感じでしたが、母里太兵衛の日本号を受け取ったエピソードが描かれていました。後の黒田節の元となった話ですね。

そして、如水とかつて敵対し、そして共に戦った小早川隆景が最期を迎えます。ここから、先は秀吉が亡くなり、前田利家が亡くなり、大きな時代の節目となっていきます。

あまり大きく描かれる事のない熊之助でしたが、朝鮮行きを独断で決めてしまい最期を遂げます。黒田家は長政がいたとはいえ、他に男子がいなかった事から朝鮮行きを止めた判断は間違いではなかったのでしょうが、黒田の血が騒いだのでしょうかね。

第45回 「秀吉の最期」

あらすじ

熊之助と吉太夫が朝鮮へと向かおうとしていた朝、糸(高畑充希)に見つかっていたが、そのまま見送ってしまうのであった。

その後、熊之助らが乗った船が遭難し、熊之助は帰らぬ人となる。

糸は、長政との小を産むのだったが、男子を産めなかった事と、熊之助の事もあり罪悪感を強めるのだった。

秀吉は、家康を呼び寄せて、自身が亡くなった後の秀頼の事を頼むのだった。

朝鮮から帰国した如水は、長政の娘と対面する。
熊之助の死を認めようとしない光に現実を見つめるように諭すのだった。

床に伏せる事が多くなった秀吉の元に、如水が訪れる。秀吉は如水との昔話を懐かしむのだった。

「ワシは間違っていたのか」という秀吉に、如水は「殿下は信長公にこだわりすぎたのですと言うのだった。

豊臣家を秀頼を頼むという秀吉だったが、如水は天下を治めるべき器があるものが収めるべきというのだった。

立ち去ろうとする如水に秀吉は詫びをいれるのだった「お主の望むような天下人にはなれなかった」と。
その言葉に、如水は立ち去った後に、涙を流すのだった。

秀吉は、その後おねに看取られて、この世を去るのであった。

家康のもとにも、秀吉の死が知らされる。いよいよ、家康は「勝負に出るぞ」と動き出すのだった。

秀吉が亡くなり、朝鮮の兵を戻す事となる。

如水は、「忙しくなるぞ。天下は再び乱れる」と言うのだった。

感想

いよいよ、物語も大詰めとなってきたという感じです。

まずは、熊之助の死が描かれます。これまで、官兵衛であったり、長政が窮地を救われて助かってきましたが、熊之助は助かりませんでした。さすがに、全てがうまくいくわけではありませんね。

この時、引き止められなかった、糸の件は家康の策略と相まって、後に長政都の離縁に発展するのですが、この時はまだそこまでは考えてなかったのでしょうね。

最後の秀吉と如水の対話は、いろいろな事が思い浮かびますね。最後の最後になって、秀吉が素直に如水に胸の内をさらけ出しているのをみると、秀吉の暴走もある意味、上っ面を取り繕ってきたのだろうという事なのでしょう。

如水の言う「信長にこだわりすぎた」というのは、わからないでもありません。秀吉は、信長のような威厳が欲しかったのでしょうけど、そういう人柄ではなかったですから、無理がありました。

秀吉が亡くなって、家康が動き出します。黒田家も、これから忙しくなります。ラスト数話となってきましたが、これからがクライマックスでしょうか。

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