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2014年 総括 なでしこジャパン編

なでしこジャパン

引き続き、2014年のなでしこジャパンを振り返ってみたいと思います。

アルガルベカップ2014

毎年恒例となってきたアルガルベカップでスタートとなりました。

若手が多くなりましたが、2013年よりも実績のあるメンバーも多く呼ばれました。

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いきなりアメリカとの対戦となりましたが、かなり防戦一方になる時間があったにもかかわらず引き分けで終えることが出来ました。

その後の、デンマーク、スウェーデンには僅差ながらも勝利し決勝進出を決めました。

しかし、決勝はドイツに力負けとなってしまいました。現状のベストメンバーに近い布陣でしたが、得点奪えず敗れてしまいました。

W杯連覇に向けて厳しい現実を突き付けられた格好となりました。

アジアカップ初優勝!!

5月にはW杯予選も兼ねた、アジアカップに出場しました。海外組を呼べなかったことで、なでしこリーグ組だけの編成となりました。

今大会は、北朝鮮がドーピング違反で来年のW杯に出場できず、今大会も出場していません。

日本としては、確実にW杯出場権を得た上で優勝を狙いたいところでした。

グループリーグではオーストラリア相手に、なんとか引き分けに持ち込みました。その後の、ベトナム、ヨルダンに勝利しグループリーグ突破とW杯出場を決めました。

中国との死闘を制して、決勝に進出するとオーストラリアに勝利しアジアカップ初優勝を果たしました。

W杯で優勝しながらもアジアカップを制覇していなかった事もあり、名実ともにアジアのトップチームとなりました。

連覇ならず 仁川アジア大会

9月にはアジア大会があり、なでしこジャパンも参加しました。

2010年のこの大会では優勝しており、これがW杯初優勝の足がかかりともなりました。

中国とは引き分けスタートとなりましたが、その後の試合でしっかり得点を重ねてグループリーグ1位通過となりました。

決勝トーナメントは組合せにも恵まれて準々決勝、準決勝ともに楽な相手で圧勝となりました。

ただ、決勝ではいきなり厳しい相手との対戦となり落差がありました。北朝鮮との決勝では競り負けて、準優勝という結果に終わりました。

これまで呼ばれてきた若手が結果を残すなど一定の成果もありましたが、アジアのトップクラス以外との試合ではまだまだ力の差があり、参考にはならない部分もありました。

カナダ遠征 連勝締め

2015年W杯の開催地でカナダとの親善試合2連戦をおこないました。

人工芝に慣れるというのも含めて、現地の環境になれるのには丁度よかったと思います。

アジアカップや、アジア大会では海外組が呼べなかった事もあり、この2試合は海外組が中心というメンバー編成でした。

1,2戦ともにカナダに連勝し、いい形で2014年を締めくくることができました。

2014年も、2011年W杯メンバーとそれ以降呼ばれているメンバーの差があり、なかなか若手がメンバーに定着しない状況は変わっていません。
ただ、アジアカップなどで経験を積んだメンバーが徐々に定着強い始めているのは好材料です。

 

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