なでしこジャパンvsニュージーランド女子 好調菅澤のゴールで競り勝つ

なでしこジャパンの国際親善試合、ニュージーランド女子代表戦をTBSの中継を録画して観戦しました。
W杯予選を兼ねた女子アジアカップ直前の試合となり、壮行試合的な意味合いもある試合だが、海外組が招集できず、このメンバーでどれだけやれるのかを試す大事な試合となっています。
ニュージランド女子戦は毎回接戦となっており、今回も簡単には勝たせてもらえないでしょうね。
試合展開
なでしこの先発は、GKに山根、CBに岩清水と川村、右SBに有吉、左SBに宇津木、ボランチに宮間と坂口、右SHに中島、左SHに川澄、2トップに高瀬と吉良という布陣でした。
川村をCBで起用し、川澄は左SHでの起用となりました。吉良は初キャップとなりました。
序盤は、お互いに手の内の探りあいという感じでした。どちらがペースを握りうかという感じで、落ち着かない展開となります。
なでしこは、前半6分、吉良がペナルティエリア内でボールをもらうと左サイドからシュートを放ちます。
前半10分、左サイドを川澄が突破してクロスをあげるものの、中央には合わずに逆サイドに流れてしまいました。
チャンスは多くないものの、なでしこがボールポゼッションで上回り始めます。
前半16分には、左サイドから川澄が切れ込んで右足シュートもGKが防がれます。
このCKからの攻撃、折り返しからゴール前で混戦となるものの、シュートに持ち込めず。
前半27分、宮間からのスルーパスに左サイドの川澄が突破してクロスをあげるものの、これも中とは合わず。
前半29分には、高瀬に当てたボールを宮間が受けて左サイドに展開する。川澄が受けて切れ込んでシュートを放つもののGKの正面を突いてしまいます。
ニュージーランドはセットプレーのチャンスはあったものの、シュートが枠に飛ばずに終わってしまいます。
前半40分、宮間からの浮き球のパスが高瀬に通り、裏に抜けだすとGKとの1対1を確実に流し込みます。なでしこがようやく先制点をあげます。
直後の、ニュージーランドのFKは、ヘディングで当てられるものの枠には飛ばずに助かります。
前半は、このまま1-0でなでしこリードで折り返します。
後半2分、宮間が遠目から積極的にシュートを狙っていきます。
その後、ニュージーランドにCKのチャンスが連続して訪れるものの、これをなんとか凌ぎ切ります。
なでしこもCKのチャンスがあったもののシュートに持ち込めず。
後半12分、中島に代えて澤、宇津木に代えて乗松を投入します。澤がボランチに入って、宮間が左SHに、川澄が右SHに入りました。
後半17分、ニュージーランドの攻撃、有吉がクリアするものの、これを拾われて、やや遠目からのシュートを打たれてしまいます。山根の手の先を越えてゴールに吸い込まれ、ニュージーランドが同点に追いつきます。
さらに、セットプレーなどからニュージーランドがチャンスを作り、なでしこが押し込まれる展開が続きます。それでも、ここは、なんとか凌ぎ切ります。
後半26分、吉良に代えて菅澤、高瀬に代えて丸山を投入します。
後半30分、川澄が右サイドから切れ込んでクロスをあげるもののGKに弾かれます。これを宮間が狙うもののヒットせず、枠に飛ばせません。
後半35分には、パスミスからシュートに持ち込まれるものの、凌ぎ切ります。
後半40分、川澄に代えて猶本を投入します。
後半41分、なでしこのCK。宮間がやや低めの速いボールを入れると、菅澤が頭で押し込みます。なでしこがようやく勝ち越しゴールを奪いました。
後半45分、ニュージーランドはゴール前で反転シュートも、これは枠に飛ばずに助かりました。
ATには、坂口に代えて後藤を投入します。後藤が左SHに入って、宮間がボランチに下がります。
試合は、このままなでしこが逃げ切り、2-1で勝利しました。
戦評
ここのところ、やりなれないメンバーになると中々、いいパスワークが見られないのは、この試合も変わりませんでした。
ただ、守備面では、よく連動していて、パスが合わずにボールを奪われても、切り替えを早くして奪い返す事が出来ていました。
それもあり、ポゼッションではなでしこがニュージーランドを上回る結果となりました。
得点となった、高瀬へのパスは見事でしたが、それ以外の場面ではなかなか2トップにいいボールが入らなかったように思います。
吉良も最初のシュートでほぐれたかなと思いましたが、その後はシュートを打てずじまいでした。
後半、澤を途中投入しましたが、運動量などを見ても、まだ本調子ではないのかなという感じでした。
失点の場面は、ボールをチェックしにいったところを入れ替わられて、ボランチが置き去りになったところからでした。結果的には、クリアボールを拾われてシュートを打たれましたが、その前の段階でのミスがひびきました。
なでしこの勝ち越し点は、ジェフレディースの菅澤でした。なでしこリーグで5得点と好調なところを見せてくれました。
丸山も元ジェフレディースですから、ジェフレディースコンビとなりました。(同時には在籍していませんが。)
アジアカップでは、グループリーグのみ大儀見が合流しますが、誰との組み合わせになるかが楽しみです。
途中出場した、猶本は前への積極性が出ていました。ただ、ポジション的には、ボランチなのかSHなのかは微妙なところですね。
交代メンバーをフル活用して、ニュージーランドには勝ちましたが、攻撃面では物足りなさが残りました。
女子アジアカップ初戦のオーストラリア戦までには、もう少し仕上げておきたいところです。
-
2018年11月12日
なでしこジャパンvsノルウェー女子 若手が躍動し快勝締め
なでしこジャパンvsノルウェー女子代表の試合をテレビ観戦しました。試合は、横山の直接FKで先制すると、岩渕が追加点。さらに、後半にも岩渕がゴール。籾木がダメ押しの4点目を奪い、1点を返されたものの4-1で快勝しました。 -
2018年04月21日
女子アジアカップ2018 決勝 オーストラリア女子vsなでしこジャパン 横山弾で連覇
女子アジアカップ2018 決勝 オーストラリア女子代表vsなでしこジャパンの試合をNHK BS1の中継をテレビ観戦しました。試合は、オーストラリアの攻勢に苦しんだものの、後半に横山のゴールで先制し1-0で勝利し女子アジアカップを連覇しました。 -
2018年04月18日
女子アジアカップ2018 準決勝 中国女子vsなでしこジャパン 3発快勝で決勝へ
女子アジアカップ2018 準決勝 中国女子代表vsなでしこジャパンの試合をNHK BS1の中継をテレビ観戦しました。試合は、前半に岩渕のゴールで先制すると、後半に横山の2得点で突き放して1-3で勝利しました。 -
2018年04月14日
女子アジアカップ2018 オーストラリア女子vsなでしこジャパン W杯出場権獲得
女子アジアカップ2018 オーストラリア女子代表vsなでしこジャパンの試合をNHK BS1の中継をテレビ観戦しました。試合は、後半になでしこジャパンが先制するも試合終了間際に追いつかれる。その後は、両者引き分けでよしとし1-1の引き分けに終わった。 -
2018年04月12日
女子アジアカップ2018 韓国女子vsなでしこジャパン スコアレスドローでW杯出場はお預け
女子アジアカップ2018 韓国女子代表vsなでしこジャパンの試合をNHK BS1の中継を録画してテレビ観戦しました。試合は、後半の猛攻も得点が奪えず。スコアレスドローに終わりました。


2025年 J2 第37節 大分トリニータvsジェフ千葉 ウノゼロ勝利で最終節に繋ぐ
2025年 J2 第36節 ジェフ千葉vs藤枝MYFC 痛すぎる引き分けで1歩後退
2025年 J2 第31節 ジェフ千葉vsロアッソ熊本 2度追いつくも引き分けに終わる
2025年 J2 第28節 ジェフ千葉vsヴァンフォーレ甲府 逆転勝ちでフクアリ連勝
2025年 J2 第26節 ジェフ千葉vs徳島ヴォルティス 接戦を制して連勝
2025年 J2 第24節 ジェフ千葉vsいわきFC 椿、日高で逆転も守り切れずドロー決着
2025年 J2 第22節 ジェフ千葉vsサガン鳥栖 悪夢の3連敗
2025年 J2 第21節 カターレ富山vsジェフ千葉 覇気なく連敗で3位転落
2025年 J2 第20節 ジェフ千葉vsジュビロ磐田 後半戦 痛恨の敗戦スタート
2025年 J2 第18節 ジェフ千葉vsレノファ山口FC 優勢に試合を進めるもスコアレスドローに終わる


なでしこジャパンvsニュージーランド女子 好調菅澤のゴールで競り勝つ