ブラジル五輪vs日本五輪 完敗の中での収穫

ブラジル五輪代表vs日本五輪代表の試合をNHK BS1の中継を録画してテレビ観戦しました。
いよいよリオ五輪のサッカー協議が間近となってきました。この試合が、本大会前最後の親善試合となります。オーバーエイジを含めて戦うのはこれが初となります。
試合経過
日本の先発は、GKに中村、CBに植田と塩谷、右SBに室屋、左SBに藤春、ダブルボランチに遠藤と原川、右SHに矢島、左SHに南野、トップ下に中島、1トップに興梠というメンバーでした。
まずは、オーバーエイジの3人を先発として起用してきました。これが、五輪本番でも基本のメンバーになっていくのではないでしょうか。
試合は、ブラジルにボールを保持される展開が続きます。ただ、シュートまでは持ち込ませず。
前半5分、日本のFK。ゴール前からのFKは、塩谷が直接狙うものの壁に当たってしまいます。
その後も、ブラジルに主導権を握られる時間が続きます。前半9分、ブラジルのCK。はねかえしたボールをひろわれて、シュートを打たれるもののブロックします。
前半15分、日本は裏にボールを通して、南野が狙うがGKがキャッチします。
前半18分、ブラジルが左からのクロス。フェリペのシュートは中村が防いでCKとなります。このCKは、跳ね返します。
前半21分、ブラジルがシュートまで持ち込むが右に外れます。さらに前半23分、ブラジルは、ネイマールがシュートも上に外れます。
前半27分、ネイマールのシュートはDFがブロックに入ってCKとなります。このCK、低いボールを入れてくるものの、はねかえします。ボールを拾われてネイマールから展開し、クロスをあげられるものの防ぎ切ります。
前半30分、ネイマールが右サイドからクロスに、ヘディングで合わされるものの右に外れます。ここで一旦コールドブレイクが入ります。
コールドブレイク明けの前半33分、ガブリエル・バルボサがドリブル突破からシュート。植田がDFに入って当たりコースが変わってゴールに吸い込まれます。ブラジルが先制します。
前半36分、左サイド、南野から藤春に渡って左サイドから突破するもののクロスはあげられず。
前半37分、ブラジルはチアゴのシュートがバーに当たります。前半38分、ブラジルのFK。ネイマールが狙うがバーに当たります。
前半39分、ネイマールのシュートは右に外れます。前半41分、ネイマールからのパスをガブリエル・バルボサがシュートも中村が防ぎます。ブラジルのCKとなり、マルキーニョスがヘディングで決めて2-0とします。
前半45分、ネイマールのシュートは中村がキャッチします。
ハーフタイムに、中村から櫛引、矢島から浅野、原川から大島に代わります。中島が左SHに回って、南野が右SHに、浅野がトップ下に入りました。
後半2分、中島から浅野へ。浅野が左サイドを突破してボールを入れるが、跳ね返されます。
後半4分、ネイマールのドリブル突破からのボールをシュート。これは、櫛引が弾き返します。後半7分には、ブラジルが右サイドから突破。レナトが完全にフリーとなるが、シュートは浮いてしまいます。
後半9分、ブラジルのパスミスを奪って、興梠から中島に渡るがシュートは防がれます。後半11分、日本は左サイドで組み立てて、最後は中島がシュートも上に外れます。
後半14分、藤春に代えて亀川を投入します。
後半15分、ブラジルのFK。これは櫛引がキャッチします。後半16分、南野のシュートは上に外れます。
後半22分、ネイマールのシュートは、ブロックして、かきだします。
後半23分、興梠に代えて井出口を投入します。遠藤がアンカーに入って、大島と井出口がISHとなります。浅野が1トップに入りました。
後半24分、左サイドからの中島のクロスはGKがキャッチします。後半28分、ブラジルが、こぼれたボールをシュートも上に外れます。
後半29分、塩谷に代えて岩波を投入します。
後半31分、ブラジルのFK。ヘディングシュートは防いでしのぎ切ります。カウンターから浅野を狙ってパスをだすもののオフサイドとなります。
後半32分、中島に代えて小川、遠藤に代えて富安を投入します。
後半35分、日本のCK。相手に当たって、再度のCKとなります。続くCKは逆サイドに流れて、そのままラインを割ってしまいます。
後半40分、亀川がカットインからシュートも右に外れます。
後半42分、ネイマールのシュートは櫛引の正面となります。
後半47分、ネイマールのシュートはブロックして上に外れます。このCKは、ショートCKからクロスをあげられるもののクリアします。
試合は、このまま2-0でブラジルが勝利しました。
選評
完全アウェイの中でブラジルとの試合という事で緊張感もあったと思います。守備の面ではまずまず対応出来ていたかなと思います。ただ、コールドブレイク明けだったとはいえ、少し気が緩んだのかドリブルするスペースを与えてしまいました。
ネイマールは、なかなかボールを取らせてくれないので、かなり手を焼いていましたが、それでも決定機はあまり作らせなかったのはよかったと思います。
前半は、防戦一方だった事もあり、攻撃面でのおさは皆無でした。後半、少しづつ攻撃の形が出来て来ましたが、前半からもう少し攻撃をしかけたかったですね。
ただ、オリンピック本番を考えた時、ブラジル相手に比べれば多少はパスも回せるでしょうから、もう少しチャンスは作れる場面が増えてくると思います。そこで、ゴールがしっかりと奪えるかが勝利に繋がってくると思います。
この試合でも、前半よりも後半の方が相手の動きに慣れてきていたように思うので、この1試合の中でも成長できる部分はあったのかなと思います。
これで、本大会前最後の試合が終わりました。オリンピック初戦はナイジェリアです。過去の大会では、ナイジェリア相手に勝てていませんが、それがどうでるかでしょうね。初戦に勝てば勢いにのれるだけに、なんとしても勝ちたいところです。
選手評価
櫛引 6.0
中村 5.5
塩谷 6.0
植田 6.0
岩波 5.5
藤春 5.5
室屋 6.0
亀川 6.0
遠藤 6.0
原川 5.5
大島 6.0
井手口 -
富安 -
島 5.0
中島 5.5
南野 5.5
小川 -
浅野 5.5
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