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イランvs日本 大苦戦のドロー



日本代表

イラン代表vs日本代表の親善試合をフジテレビの中継でテレビ観戦しました。

イランとは、ここのところW杯予選などでも当たっておらず、久しぶりの対戦となりました。しかも、アウェイ・テヘランでの対戦という事で、アジアの強豪チームとの一戦は意義深いものがあります。

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試合展開

日本の先発は、GKに西川、CBに吉田と森重、右SBに酒井高徳、左SBに米倉、ボランチに長谷部と柴崎、右SHに本田、左SHに宇佐美、トップ下に香川、トップに武藤という布陣でした。

シリア戦から、かなりメンバーを入れ替えてきました。米倉は、代表2試合目となりました。主力メンバーとの組み合わせでは初となります。

日本代表
vsイラン代表 先発フォーメーション
14.武藤
10.香川
4.本田
17.長谷部
7.柴崎
11.宇佐美
21.酒井高
22.吉田
6.森重
2.米倉
12.西川

試合は、序盤から日本が押される展開となるものの、なんとか跳ね返し続けます。

前半5分、イランのFK。ヘディングシュートは、枠を外れて助かります。
なかなか、攻撃の糸口がつかめない日本は、チャンスが全く作れず。

前半19分、イランがロングスローも、これははね返します。前半20分、今度は日本のFKもはね返されます。

前半27分、米倉が左サイドで受けるも前進できず。戻したボールを拾った長谷部がミドルシュートもGKの正面となる。

前半31分、イランのFK。これは、なんとかしのぎ切る。
さらに、イランは右サイドから何度もチャンスをつくるが西川を中心に防ぎ続ける。

前半40分、左サイドからのイランのFKは、西川が直接キャッチする。さらに、前半45分、イランのFKは、はねかえす。

前半45分、自陣からつながって、酒井がクロスを送るが、はね返される。

前半46分、吉田が相手を倒してPKを取られてしまう。このPKは、西川が防いだものの、跳ね返ったボールを詰められて得点を奪われてしまう。

ここで前半が終了し、1-0で折り返す。

ハーフタイムに、香川に代えて清武を投入する。

後半1分、イランの左サイドからのクロスは吉田がクリア。さらに、拾われるがクリアする。

後半3分、右サイドから本田のクロス。武藤が競り合って、背中に当たったボールがそのままゴールに吸い込まれる。日本が同点に追いつく。

後半4分、イランが右サイドからクロス。ヘディングはバーの上を越える。

後半6分、日本が右サイドからのFK。森重が頭に当てるがバーの上を越える。
さらに、後半7分、酒井高徳のシュートは枠を外れる。

後半11分、イランのCK。ぽっかりと中央にボールが落ちたボールをヘディングで繋がれるが、これはオフサイドとなり助かる。
後半13分にもイランのCK。カウンターから清武が持ち上がって、武藤が抜け出す。GKがさわってこぼれたボールを本田が拾う。本田が倒されるがノーファウルの判定。

後半14分、宇佐美に代えて原口を投入する。

後半15分、日本がゴール前でのFK。本田が直接狙うがGKの正面となる。

後半20分、本田に代えて岡崎を投入。岡崎がトップに入って、武藤が右SHに回る。

後半25分、イランのシュートは西川が防ぐ。

後半26分、柴崎に代えて柏木を投入する。

柏木投入で、日本のリズムが良くなってくる。その柏木が浮き球のクロス。シュートはヒットせず。

後半30分、酒井に代えて丹羽を投入する。

後半30分、日本のFK。混戦となり、最後は、岡崎がオーバヘッドもゴールならず。

後半34分、イランのCKは、はねかえす。さらに後半38分のイランのFKは、ヘディングを打たれるが左に外れる。

後半40分、日本のFKは、はね返される。後半42分にも日本のFKも、ファウルを取られてしまう。

後半42分、武藤に代えて南野を投入する。

後半ATの日本のFK。スクランブルになるが、はね返される。

試合は、このまま得点生まれず、1-1のドローに終わった。

日本代表
vsイラン代表 試合終了時フォーメーション
9.岡崎
13.清武
18.南野
17.長谷部
19.柏木
8.原口
15.丹羽
22.吉田
6.森重
2.米倉
12.西川

 

戦評

アウェイのイランという事もありますが、特に前半は大苦戦でした。守備に難のある左サイドを中心に攻め込まれました。また、右サイドも酒井の守備が今一つで、こちらも押し込められる展開に。

両サイドで後手を踏んだ事と、前の本田、香川、武藤が真ん中に集まりすぎて、混雑した状況を生んでしまった事もあり、パスコースがあまり作れませんでした。

代表経験の少ない米倉に、途中出場の多い宇佐美、久しぶりに先発の柴崎で組んだ左が押されたのは、致し方ない部分もありましたが、主力組の本田、香川らもパッとせず。なかなか、イランを押し返せませんでした。

後半、清武が入ったり、ポジションを整理した事もあってイランを押し返し始めます。さらに、早い時間に同点に追いついた事で、少し気が楽になりました。

イランの運動量が落ちた事で、日本がボールを持てる時間は長くなったものの、あまり決定機は作れませんでした。

代表2試合目の米倉は、守備に追われる時間が長く、慣れない左でクロスをあげるタイミングもすくなかったです。攻撃力がストロングポイントだけに、もう少し上がる回数を増やしたかったのですが、前とのコンビネーションも今一つで難しかったようです。

後半、すこし勢いを戻したものの、イランも正確なクロスが入ってきて、先に触られる場面が多かったように思います。決定力の高いFWがいたら決められていたかもしれません。

逆転勝ちは出来なかったものの、久しぶりにアウェイで中東の強豪とやれたのはよかったと思います。最近は、中東でやるときは、引かれて守られる展開が多かったので、こうやって押し込まれる展開自体久しぶりな気がしました。

11月は、W杯アジア2次予選、アウェイでシンガポールとの対戦となります。

選手評価
GK 西川 6.0
DF 吉田 5.0
DF 森重 5.5
DF 酒井高徳 5.0
DF 米倉 5.5
DF 丹羽 - 
MF 長谷部 5.5
MF 柴崎 5.0
MF 柏木 6.0 
MF 香川 5.5
MF 清武 6.0 
FW 本田 5.5
FW 岡崎 6.0
FW 宇佐美 5.0
FW 原口 5.5
FW 武藤 6.0
FW 南野 -

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