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2011年 J2 第14節 vs大分トリニータ 攻めダルマで逆転勝利【J特】



大雨の中、今節もフクアリまで行ってきました。
ジェフユナイテッド市原・千葉vs大分トリニータの試合を観戦です。

フクアリに着いたのは、14時直前くらいでした。
雨が時折強くなったりして、コンコースを歩いていても雨にあたるくらいだったので、さっそくポンチョを着込んでました。

お昼食べてなかったので、久しぶりにテキサスのタコス食べました。コンボセットです。

テキサスのタコス

ついでに、ショップに寄って、何年かぶりにタオルマフラーを新調しました。
無難にエンブレムマフラーにしようかと思ったけど、背番号入りマフラーにしました。
11番ヨネの番号にしました。

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ピッチ上では、千葉市選抜と市原市選抜のちびっ子たちが試合してました。
千葉市選抜が圧勝でしたね。

試合直前のフクアリゴール裏

さて、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBにミリガンと竹内、右SBに慶、左SBに良太、ボランチにゲッセルと勇人、トップ下に米倉、右WGに大介、左WGに深井、トップにオーロイという布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第14節 vs大分トリニータ 先発フォーメーション)
 8.オーロイ 
9.深井20.伊藤
 11.米倉 
7.佐藤勇6.ゲッセル
4.青木(良)13.山口
5.ミリガン3.竹内
 1.岡本 

前半、まずペースを掴んだのはジェフでした。オーロイにボールを入れるというのもあるが、どちらかというとパス回しでチャンスを作るという展開でした。

主導権を握っていたはずのジェフだったが、CKからカウンターを許す。
左サイドを前田に抜けだされて、良太が対応したものの、ペナルティエリアになんなく侵入を許してしまい、最後はGK岡本がわずかにとどかないところに絶妙のシュート。これが決まってトリニータに先制を許す。

前半途中のジェフのFKのチャンス

それでも、この後もジェフがペースを握る展開は変わらない。
サイドを米倉が突いたり、大介がしかけたりしつつ、何度かシュートチャンスはあったが、ヒットしない。いづれも、GK正面か枠を外すという展開でゴールが奪えない。
オーロイへのボールは、入るものの、オーロイの落としがなかなか呼吸が合わずビッグチャンスにむすびつかない。
雨のコンディションという事と、ペナルティエリアに近い場所でのスローインがなくて、ミリガンのロングスローも出せなかった。

ジェフがペースを握りながらもゴールが奪えず、前半の終盤。またもや、カウンターから土岐田に抜けだされて、折り返しをチェジョンハンがシュート。これは岡本がはじくものの、こぼれ球を森島に押し込まれて2点目を奪われる。

前半のトリニータのチャンスは、ほぼ得点を奪った2回くらいしかないような展開だったが、少ないチャンスをきっちりと決められてしまった。
まぁ、ジェフ側の守備が緩かったというのはあるが。

後半に入っても展開は変わらず。オーロイに簡単に入れてチャンスをつくろうとするが、決定機とまではいかない。

後半19分、ドワイト監督が思い切った手を打つ。
良太に代えて、久保を投入。オーロイと2トップの形になり。米倉が右サイドに回る。
最初、大介がサイドバックにまわったかと思ったが、最終ラインは3枚。
その前に、大介、ゲッセル、勇人という感じで、3-3-4の超攻撃的シフトとなった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第14節 vs大分トリニータ 後半途中のフォーメーション)
22.久保8.オーロイ
20.伊藤7.佐藤勇
9.深井11.米倉
 6.ゲッセル 
5.ミリガン13.山口
 3.竹内 
 1.岡本 

前線が、オーロイと久保の2トップになった事で、相手も混乱してくる。久保のところでも起点となれるのが大きかった。サイドに回った米倉も効果的だった。再三、右サイドからチャンスを作っていた。

完全に押せ押せの展開となった、後半23分。大介のCKからゲッセルがそらして、フリーの竹内が蹴り込んで、1点を返す。
勢いにのるジェフは、後半28分、CKから相手GKが弾いたボールを深井が拾って豪快な左足のミドルシュート。これが決まって、ジェフがあっという間に同点に追いつく。

フクアリのボルテージも最高潮となり、ジェフの勢いが止まらない。後半37分、直前の大介のFKで得たCKからのこぼれ球をゲッセルと深井が追い込んでボールを奪うと、竹内が拾って、サイドに開いた深井が突破して中央にボールを送る。
DFラインの前を通りすぎたボールは、GKを抜けてフリーの竹内のところへ。竹内が合わせてゴール。なんと、竹内の2得点目でついにジェフが逆転に成功する。

勝ち越しに成功したジェフは、左SBにミリガンが入って、ゲッセルがCBに落ちてきて、4-4-2あるいは4-4-3-1の形とする。

残りの時間も押し気味に試合をすすめたジェフはロスタイムのピンチも凌ぎ切り、2点差をみごと逆転で勝利を飾った。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第14節 vs大分トリニータ 試合終了時フォーメーション)
 8.オーロイ 
9.深井11.米倉
 22.久保 
7.佐藤勇20.伊藤
5.ミリガン13.山口
6.ゲッセル3.竹内
 1.岡本 

試合終了後の整列をする選手たち

試合全体を通じて、ジェフがペースを握っていたとはいえ、2点差をひっくり返したのには驚いた。後半の久保投入が、効果的だったというのもあるが、まさに攻めダルマという感じの展開だった。

あそこまで、押して押して押しまくるという展開は、近年余り記憶にない。J1残留を果たした2008年の最終節も逆転がちだったが、ここまでゴリ押しという感じでもなかったし。

オーロイ、久保という2トップにセットプレーではゲッセルもいて、制空権を握っていた。割とジェフは小さい選手が多いので、高さで優位にたつというのはなんだか不思議な気分だ。

オーロイ自体は、一時期の調子ほどよくはないけど、そこにいるだけでも相手が嫌がる存在なので、多少悪くても問題ない。実際、ロングボールはほどんど競り勝てていたので。
ただ、この試合、ペナルティエリアで直接ゴールを狙える場面で枠に飛ばせなかったのが痛いかったなぁ。オーロイを囮に、大外でフリーの選手が決めるというパターンが確立しつつあるので、これを続ければオーロイのところが空く展開も出てくるだろう。

それにしても、竹内はこれで3試合連続4得点の荒稼ぎ。それまで、プロ入りしてから5年間得点がなかったはずなのに、どうしちゃったんだろうか!?

オーロイの高さ、ミリガンのロングスロー、竹内の得点力、深井のパンチ力、米倉のグイグイ突破するドリブル、大介のセットプレーと今シーズンのジェフは武器が多い。
ゲッセルは使い方次第って感じだけれど、うまくハマればいけそうだ。

心配なのは、良太のところかな。坂本がケガで欠場でチャンスが回ってきたわけだけど・・・。2失点とも左サイドから崩されてしまったので、悪い意味で目立ってしまった。
次節は、ミリガンが代表選出でいないので、誰がCBをつとめるのかだな。福元がやるのか、良太が入るのか。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 7.5
DF ミリガン 6.0
DF 良太 5.0
DF 山口 6.0
MF ゲッセル 5.5
MF 伊藤 6.5
MF 勇人 6.0
MF 米倉 6.0
FW 深井 7.0
FW 久保 6.0
FW オーロイ 5.5

今回も動画撮っておきました。
デングリ&バンザイと竹内のおれたちジェフです。


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