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東アジアカップ2015 日本vs北朝鮮 痛い逆転負け



東アジアカップ2015

東アジアカップ2015 日本代表vs北朝鮮代表の試合をフジテレビの中継でテレビ観戦しました。

Jリーグ組だけで編成されたメンバーで、どこまでやれるのか。ディフェンディングチャンピオンとして連覇をはたせるのか注目です。

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試合展開

日本の先発は、GKに西川、CBに森重と槙野、右SBに遠藤、左SBに藤重、ボランチに山口と谷口、右SHに永井、左SHに宇佐美、トップ下に武藤、トップに川又という布陣でした。

日本代表
東アジアカップ2015 vs北朝鮮代表 先発フォーメーション
20.川又
18.武藤
9.永井
2.谷口
16.山口
11.宇佐美
21.遠藤
6.森重
20.槙野
14.藤春
12.西川

開始早々の3分、右サイドから遠藤のクロスに、武藤が合わせてゴールを奪います。日本が早々に先制点をあげます。

日本が早いチェックかボールを奪い、ペースをつかみます。

前半11分、宇佐美から、川又に入れたボールを落としたところを、山口が狙うがGKに防がれます。さらに、前半12分にも宇佐美がゴールを狙うもののGKが抑えます。前半13分の武藤のシュートもGKに防がれます。

ここまでチャンスのなかった北朝鮮だが、前半19分にミドルシュートを放つも西川がキャッチします。

日本は前半24分、永井に入った縦パスから川又へ。川又がシュートを打つも、ワンテンポ遅れた事もあり防がれます。

前半30分を回ると北朝鮮に立て続けにチャンスを作られる展開となります。長いボールにてこずり、CKのチャンスも与えてしまうが、なんとか守り切ります。

前半39分、宇佐美がシュート。さらに、永井がループシュートを狙うが防がれます。
前半43分、遠藤が思い切りのよいミドルシュートもGKが防ぎます。このCKから遠藤が頭で合わせるものの、DFにブロックされてしまいます。

前半は、このまま1-0でリードして折り返します。

後半早々、FKからクイックスタートで、山口が抜け出してシュートも、防がれます。

ここから、北朝鮮が再びロングボールを中心に攻めたてて、防戦一方となります。FKのチャンスは、なんとかしのぎきります。
後半7分には、クロスからヘディングで打たれるも枠を外して助かります。

後半10分、宇佐美に代えて柴崎を投入します。谷口がアンカーに入って、山口と柴崎のインサイドハーフで並びます。武藤が左SHに回ります。

川又がシュートも単発で終わり、北朝鮮のペースが続きます。後半13分、北朝鮮のシュートは防ぐもののCKに。このCKは北朝鮮のファウルとなります。

後半18分、柴崎から左サイドに展開。右の永井からのパスを柴崎がシュートも上に外れます。さらに、永井がドリブルからシュートもGKが抑えます。

北朝鮮が、CK、FKと連続してチャンスとなるも、ここはしのぎ切ります。

後半27分、川又に代えて興梠を投入します。

後半30分、柴崎のサイドチェンジから、武藤がカットインからシュートもGKがはじき出します。
さらに、永井からのアーリークロスに、武藤が頭で合わせるもゴールを外れます。

すると、北朝鮮は後半33分、ロングボールから頭で落としたところを蹴りこまれてゴール。同点に追いつかれます。

後半34分、柴崎のシュートは、上に外れます。後半38分には、武藤が左サイドを突破して折り返すが、興梠には合わず。

後半39分、永井に代えて浅野を投入します。

後半43分、北朝鮮の攻撃、ここは西川がふせぐもボールがこぼれるが、なんとかしのぎ切ります。北朝鮮は、スローインからクロスをあげると、打点の高いヘッドで合わせられゴールを奪われてしまいます。北朝鮮に逆転を許します。

後半ATのFK。ヘディングで合わせたボールはバーの上をこえてしまいます。

試合は、このまま1-2で北朝鮮に逆転負けを喫しました。

 

日本代表
東アジアカップ2015 vs北朝鮮代表 試合終了時フォーメーション
10.興梠
19.浅野
7.柴崎
2.谷口
16.山口
18.武藤
21.遠藤
6.森重
20.槙野
14.藤春
12.西川

戦評

序盤戦は悪くなかったと思います。速いチェックからボールを奪って速攻につなげる流れが出来てきました。

北朝鮮が割り切って、ロングボールでアバウトなボールを放り込んできてから後手に回るようになってしまいました。さらに、前半にあったチャンスも武藤の1点どまりとなったのが痛かったです。

後半は、北朝鮮が長身の選手を入れてきて、さらにロングボールを多用してきました。CBがなんとか、はねかえすものの、セカンドボールをひろわれて、放り込まれるという展開で疲労がたまってきてたのでしょう。

終盤に2失点となり、逆転負けとなりました。確かに、フィジカルコンディションでは、北朝鮮が完全に上回っていた気がします。日本も暑いのですがね。現地の暑さはやはり違うのでしょうか!?

光明は元ベガルタ仙台で、現浦和レッズの武藤が代表初ゴールを決めた事くらいでしょうか。宇佐美も川又も、永井も、ゴールは奪えませんでした。特に、ロングボール攻勢で押し込められるようになってからは、チャンスがなかなか作れませんでした。永井がなんとか、単独で突破をしかけようとも、そこは簡単にはやらせてもらえませんでした。

一度、ボールを保持して落ち着かせたい展開でしたが、どうしても速い攻撃という意識があるのか、前に蹴ってはボールを奪われるという悪循環になってしまいました。もう少し、幅をつかってパスを回してもよかったかなと思うのですが。

ハリルホジッチ監督のサッカーは魅力的ではありますが、アジアの気候を考えるとハイプレス一辺倒だとどうしても無理が出てきてしまいますね。それでも、まだこのサッカーを続けるなら、そうとうコンディションをよくしないと難しいですね。

次の試合は、メンバーを入れ替えてくるようですが、米倉、倉田の登場はあるのでしょうか!?このサッカーをつづけるのか、暑さを考えて策を打ってくるのか!?ハリルホジッチ監督にとっては、いい勉強になるでしょう。

選手評価
GK 西川 5.5
DF 森重 5.5
DF 槙野 5.5
DF 遠藤 6.5
DF 藤春 5.5
MF 柴崎 6.0
MF 谷口 6.0
MF 山口 6.0
FW 宇佐美 5.5
FW 武藤 6.5 
FW 永井 5.5
FW 川又 5.5
FW 興梠 5.0

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