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2014年 J1 第6節 浦和レッズvsベガルタ仙台 心配なベガルタ



Jリーグ

2014年 第6節 浦和レッズvsベガルタ仙台の試合をNHK BS1でテレビ観戦した感想です。

レッズは無観客試合があったりしまして、2勝1分2敗とやや出遅れた感じでしょうか。
対するベガルタは、今シーズン未だ未勝利で2分2敗で得点がわずかに2という寂しい状況です。

浦和としては、上位進出へ弾みをつけたい一戦。仙台は、今シーズン初勝利で浮上のきっかけとしたいところでしょう。

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試合経過

浦和のポゼッションがやや高くなるものの、仙台もときおり攻めこむ事が出来ているといった立ち上がりとなりました。

ただ、攻撃面では浦和の方が一枚上手という感じです。決定機に繋がりそうな場面が何度かありました。

一方の仙台は、サイドではボールを運べるものの、なかなかフィニッシュまで持ち込めなかったり、シュートが枠に飛ばなかったりといったところです。

前半17分、序盤で槙野と接触して足を痛めていた柳沢が武藤と交代となります。怪我での交代というのは痛いですね。

この後、浦和が攻めこむ回数が多くなります。

長いボールから興梠のシュートに持ち込み、さらにこぼれを拾ってクロスに李が頭で狙うものの、うまくヒットせず。

仙台は、裏を狙おうという意識はあるが、スルーパスがそのままラインを割ってしまったりと、今ひとつ呼吸が合いません。

浦和がボールを回す時間が長くなり、仙台がなかなか攻撃に出れなくなります。

浦和も興梠、李、原口が絡んでチャンスを多くつくるものの中々ゴールが奪えないまま時間が過ぎます。

攻めあぐねる時間が長くなってきた浦和ですが、前半40分興梠から原口につながって、粘って李に戻すと、李が中央から強烈なシュートを決めます。李が移籍後リーグ戦初ゴールを奪います。

仙台は、武藤を中心に攻めるもののゴールには繋がらず、このまま1-0で前半を折り返します。

後半、反撃に出る仙台がペースをつかみ始めます。後半10分には、スルーパスに抜けだした太田がシュートも枠を捉えきれず。

仙台にペースを握られつつあった浦和は興梠を下げて鈴木啓太を投入します。柏木が前に上がって、鈴木がボランチに入ります。

流れをつかみつつあった仙台でしたが、徐々に浦和が押し返してきます。FK,CKからチャンスを作るなどチャンスを作ります。

すると、後半21分、カウンター気味に柏木がドリブルで持ち上がって、李にパス。李が落としたパスを原口がもう1度1李に戻し、リハそのままループシュートを放ちます。これがキレイに決まって浦和が2-0とリードを広げます。

さらに、後半26分には、宇賀神が左サイドから切れ込んでのシュートが決まって3-0とします。

浦和は平川に代えて梅先を投入。仙台は、山本、マグリンチーを投入して得点を奪いにいきます。

ところが、鈴木啓太に強烈なミドルシュートを食らってしまいます。

なんとか1点でも返したい仙台でしたが、チャンスを作りきれず。

逆に浦和は槙野がバー直撃のシュートを放つなど、チャンスを作り続けます。

結局、このまま浦和がリードを保ち試合終了となりました。

戦評

全体的に、浦和が1枚上手でした。仙台は、前半こそ五分五分の試合に持ち込みましたが、2失点目以降は気持ち的にも切れたかなかという感じがする寂しい内容でした。

浦和の方は、なんと言っても李でしょうね。今季、リーグ戦初先発で2得点と大活躍でした。李のプレーを観るのは久しぶりでしたが、調子のいい時の李ってこういう感じだったなぁというプレー内容でした。

興梠や原口とも息があっていました。仙台の方の守備が今ひとつというのもありましたが、前線の3人が絡むとかなり迫力が出てきます。

仙台の方は、本当に心配な事態です。4失点もするようなチームではなかったのですが、今年はどうも守りきれません。

もちろん、今シーズン2得点の攻撃面の方も心配ですが、ここまで失点が多いとなかなか思い切って前へという感じにならないような気もします。

テレビで見ただけですが、アーノルド監督の表情に覇気が感じられないのが気になりますね。

手倉森監督の長期政権からアーノルド監督に変わって1年目という事で簡単に監督を変えていいのかというのもあります。
ただ、このままではJ2落ちの危機ともなるので、見極め時が大事になってきますね。

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