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アルガルベ杯 2013 なでしこジャパンvs中国女子 多くの課題を残すも有終勝利

2013年3月14日

アルガルベカップ2013

アルガルベカップ2013、5位決定戦 なでしこジャパンvs中国女子代表の試合をフジテレビの中継でテレビ観戦しました。

グループリーグを1勝2敗で5位決定戦に回った結果、アジア勢同士の戦いとなりました。

試合経過

なでしこジャパンの先発はGKに山根、CBに熊谷と長船、右SBに加戸、左SBに有吉、ボランチに宇津木と長崎、右SHに中島、左SHに川村真里、2トップに大儀見と大滝という布陣だった。

第3戦に続き、山根がGKにはいった。CBに長船を熊谷と組ませて、両SBに加戸と有吉という形になった。長崎、川村、大滝は第1戦いらいの先発入りとなった。

なでしこジャパン アルガルベ杯 vs中国女子代表 先発フォーメーション
11.大滝 17.大儀見
25.川村真 22.中島
13.宇津木 19.山崎
2.有吉 18.加戸
7.長船 4.熊谷
12.山根
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立ち上がり、なでしこが積極的にボールを回してしかけていく。

左サイドの川村真里が積極的に攻撃をしかけるが、決定機とはならず。
さらに、加戸、有吉の両SBがオーバラップしてクロスを供給するもの、ゴールを奪うことが出来ない。

なでしこはFK、CKのチャンスも物にできず、逆に中国が攻勢に出始める。
前半20分過ぎからは、中国が立て続けにCKのチャンスをつかみ、なでしこジャパンは防戦一方となる。クリアボールを相手に取られ、マイボールにしてもパスミスからボールを失って攻められるという悪循環に陥ってしまう。

なかなか、前線にボールが収まらないなでしこは、前半35分大滝に代えて高瀬を投入する。

宇津木のボール奪取から中島がドリブルでしかけてファウルをもらう。だが、大儀見のFKは足を滑らせてヒットせず。
さらに、中島から川村にわたってシュートを打つが中国DFに当たって高く上がったボールに大儀見がヘディングで合わせる。これが決まったかに思えたが、オフサイドの判定となる。

結局、中国の攻撃をしのいで、なんとか0-0で終える。

ハーフタイム、川村真里に代えて田中美南、山崎に代えて田中陽子を投入する。
田中美南がトップに入って、田中陽子が左SHに入った。大儀見がボランチ気味に引いた位置に下がった。

後半開始早々に長船が接触プレーで鼻血を出して、そのまま交代となる。
田中明日菜が入って、宇津木がCBに下がった。

なでしこのボールを回しながら攻撃を仕掛ける展開が多くなる。
後半12分には、田中陽子、大儀見、高瀬、田中美南と繋がって、最後は田中明日菜がミドルで狙う。

さらに、後半16分には、田中美南がドリブルでしかけて得たFK。中島のボールを大儀見が競って田中明日菜が狙うがバウンドが合わずにシュートが打てない。

後半20分、中島がドリブルで仕掛けてファウルをもらう。中島がFKを蹴って、大外にいた大儀見がシュート。これが決まってなでしこジャパンがようやく先制点をあげる。

中国の足が止まってきた事もあり、なでしこがペースを握る展開が続く。
田中陽子、田中美南が積極的にしかけてチャンスを作るがゴールならず。大儀見が引いた位置でボールを受けてファウルをもらうが、なかなかチャンスに繋がらない。

後半35分、久しぶりにオーバーラップした有吉がゴールマウスに向かうボールをあげるがGKがかきだす。このCKからのこぼれ球を宇津木がミドルで狙うがゴールならず。

後半37分、大儀見に代えて小川を投入する。小川がトップに入って、高瀬がやや下がった位置に入る。

アディショナルタイムには、田中陽子と小川がパス交換して、中島が裏に抜け出してシュートを狙うが枠を外してしまう。

試合は、このままなでしこジャパンが1-0と逃げ切り、5位の座は確保した。|

なでしこジャパン アルガルベ杯 vs中国女子代表 先発フォーメーション

26.田中美 23.小川
15.高瀬
22.田中陽 20.中島
14.田中明
2.有吉 18.加戸
13.宇津木 4.熊谷
12.山根

戦評

大会序盤に比べるとだいぶボールを回せるようにもなってきて、なでしこらしいサッカーが出来つつあった。ただ、攻撃面ではあと1歩というところでゴールが奪えない場面が多く。まだまだ課題の残る内容だった。

佐々木監督も、チームの底上げを狙って、若手や新しい選手を積極的に起用していたが、思った以上に機能しない事が多かったのではないか!?ただ、W杯やオリンピックという大会まで時間がある今だからこそいろいろチャレンジ出来るという部分もあるだろうから、焦りはしていないと思うが。

右SBのレギュラー近賀が大怪我で離脱中という事もあって、右SBで誰が使えるかというのがあったが、加戸も有吉も及第点を付けられる出来だったろう。今大会の中では収穫のあったポジションだと思う。

U-19代表の田中美南がゴールを決めたり、田中陽子もフル代表デビューして、戦力として期待出来る部分もあった。

澤、阪口が不在のボランチには田中明日菜、宇津木が徐々にではあるが、チームの核として機能するようになってきたのも収穫だった。ただ、序盤戦ではボランチの位置で狙われる事も多く、ボールがなかなか回らなかった要因の一つだったと思う。まだまだ、澤、阪口の域には至っていない。

大儀見の2ゴール、川澄もW杯、オリンピックの主力というところではさすがだなと思う事は多かったが、高瀬はまだなでしこリーグでのパフォーマンスを見せられずじまい。ただ、新しく入ったメンバーよりは一日の長はあるのか、困ったときには高瀬をいれるといのがパターンになっていた。

大滝は、海外組としては今ひとついいところを見せられずじまいだった。小川は持ち味は見せていたものの結果は残せず。なでしこリーグでの活躍で再びの代表入りを狙う事になるだろう。

山根は初戦での起用はかなわなかったが2試合に先発。守備陣ががんばっていた事もあり、GKが活躍するような場面がなかったので、もう少し様子をみる事になるだろう。中国戦ではフィードのボールが不安定でラインを割る場面もあり、そこら辺は課題だろう。やや、アジリティに欠ける部分もあり、長身をいかしたセイビングも見られる機会が少なかったので、もう少しアピールしたかっただろうが、まずはジェフレディースで船田とのレギュラー争いに勝たないといけないだろう。

今後は、親善試合を経て、東アジアカップを目指す事になる。今回呼ばれなかった、澤や大野と行った主力組が加わったり、怪我や体調不良で外れた岩渕や京川といった若手が入ってきた時にどう融合出来るか!?もう少し、辛抱強く見守っていきたいところだ。

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