2012年 J2 第35節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs東京ヴェルディ 悔しい痛み分け【J特】

フクアリまで、ジェフユナイテッド市原・千葉vs東京ヴェルディの試合を観戦して来ました。
試合前
あいにくの雨模様。これだけ、雨が降りしきる中での観戦はいつ以来だろうか。前節も雨は降ったけど、観客席に雨が入り込むほどじゃなかった。しかも、気温が下がって、かなり肌寒い。
ローソンマッチデーという事で、ローソンのポイントカードのマスコットキャラクターのポンタも来場。動きづらそう。
こんな天気なのと、寝不足だったので、あまり動きまわる事もせず、ほとんど席にいて試合開始を待つ感じでした。
試合経過
ジェフの先発は、GKに岡本、CBに智と竹内、右SBに峻希、左SBに坂本、ボランチに勇人と兵働、右SHに佑昌、左SHに谷澤、2トップに荒田と深井という布陣。
岡本が先発に復帰。智も怪我から復帰してきた。深井が久しぶりの先発を務める事になった。
| 14.荒田 | 9.深井 | ||
| 39.谷澤 | 19.田中 | ||
| 15.兵藤 | 7.佐藤勇 | ||
| 2.坂本 | 33.高橋 | ||
| 5.山口 | 3.竹内 | ||
| 1.岡本 | |||
序盤は慎重な立ち上がり。過去2試合の反省もあり、まずは守備をしっかりという感じ。
徐々にジェフがペースを握りはじめる。谷澤が左サイドを抜け出て、角度がないところからのシュート。GKにはじかれCKに。中に2人入っていたが、谷澤はシュートを選択した。
ジェフの攻撃の時間が長くなるが、なかなか得点が奪えない。
前半15分を回ると、ヴェルディに反撃を許す時間が増えてくる。中盤でのボールの奪い合いから攻守が目まぐるしく入れ替わる展開に。
ヴェルディの攻撃はなんとかしのいでいるが、攻撃では決定的チャンスが作れない。
膠着状態になってきていた前半26分、左サイドの坂本と谷澤のパス交換から、谷澤が突破する。中央に上げたクロスに荒田が合わせてゴール。ジェフが先制点を奪う。
勢いにのりたいジェフだったが、逆にヴェルディに反撃を許す展開が続く。ヴェルディにボールを持たれて中々マイボールに出来ない。
前半43分、ヴェルディのCKからの流れで、中後に強烈なミドルシュートを打たれる。これが決まって同点に追いつかれる。ボールが、中後の足元に向かってしまったのも悪かったが、あれはジェフ時代にも決めた事のないようなシュートで、相手を褒めるしかない。
前半は、このまま1-1で終える。
後半頭、智が怪我のためか大岩と交代になる。
後半は一進一退の攻防になる。ジェフがボールを持つ時間もあったが、ヴェルディが攻勢にでる時間帯もあり息が抜けない。
ヴェルディがボールを持つ時間が長くなり、苦しい時間帯が続く。
後半12分、佑昌に代えてリカルド・ロボを投入する。ロボがトップに入って、深井が左、谷澤が右に入った。
ヴェルディにボールを持たれてはいるが、最後のところはなんとかギリギリでしのいでいる。中々、高い位置でボールが奪えずに攻撃が停滞している。
試合は膠着状態になるが、チャンスは突然現れる。後半41分、荒田がゴールライン付近から中央にボールを入れると、ファーサイドの谷澤まで抜けて、これをシュート。ジェフがようやく勝ち越しに成功する。
荒田に代えて米倉を投入。そのまま、トップの位置に入る。
試合は、ロスタイムにヴェルディの阿部に決められて、同点に追いつかれ、試合終了。
勝ち点2を失う結果となった。
| 35.ロボ | 11.米倉 | ||
| 9.深井 | 39.谷澤 | ||
| 15.兵藤 | 7.佐藤勇 | ||
| 2.坂本 | 33.高橋 | ||
| 3.竹内 | 29.大岩 | ||
| 1.岡本 | |||
戦評
ロスタイムのヴェルディの同点ゴールは見ていない。丁度、アウェイ側の自由席から、ホームゴール裏に移動中だったのだ。ホームゴール裏に到着したときには同点に追いつかれた後だった。デングリとバンザイを見るはずだったのが、真っ直ぐ帰るはめに。
ここ2試合の不甲斐ない負けもあって、この日は選手たちも気持ちが入っていたように思う。
ただ、試合全体を通してみたときに、8月から続く停滞感が払拭できたとは言いがたい。攻撃に関しても形がなかなか見えてこない。荒田が先発で起用されるようになって数試合だが。藤田とのコンビと違って、1トップのような形だと荒田のよさが出ていなかったように思う。
ただ、この試合は1得点1アシストと結果を残してくれた。谷澤も1得点1アシスト。
正直、この日の谷澤はあまりよくない谷澤だと思っていたのだが、そういう見立てを簡単に覆してしまうのが谷澤のおもしろいところ。
最後の最後で、勝ち点2を失ったのは痛いが、この時期にきてチームとしての攻撃の形が定まってないように感じるのが気になる。
ヴェルディ相手にボールをキープされる事はこれまでも多々あったが、ボールを奪う位置が低すぎた。同点ゴールも結局そういうところから生まれたものだろう。前からボールを追うにしろ、リトリートするにしろ、もう少しボールの奪いどころをはっきりさせたい。
藤田が怪我で離脱中。ロボも未だに沈黙中で、サイド攻撃もシーズン序盤の大岩と武田から、峻希と坂本となりタイプが違う2人。
怪我から復帰した智も再び怪我で離脱。最も次節は累積警告で出られない訳だが、智がいるといないとではDFラインの安定感が違う。
ただ、この2試合、湘南が足踏み。引き分け止まりだったにもかかわらず、4位をキープ出来ているのは運がいい。
湘南とは5ポイント差だし、自動昇格もまだ狙える。プレーオフ圏内の6位をキープしつつ最終局面を迎えられればいいのだが。
ヴェっルディとの直接対決は一つの山と思っていたが、混戦模様が深まっただけで終わった感じだ。次の山は大分、湘南、山形との3連戦。
その前の愛媛、草津戦は、やはり連勝で切り抜けたいところだ。残り7試合で、J1昇格が狙える位置にいるのだから、まずは目の前の一勝に全力を注ごう。
選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 6.0
DF 智 5.5
DF 大岩 5.5
DF 坂本 6.0
DF 高橋 6.0
MF 勇人 5.5
MF 兵働 5.5
MF 谷澤 6.5
FW 田中 6.0
FW 米倉 -
FW 荒田 6.5
FW 深井 6.0
-
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