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キリンチャレンジカップ 日本代表vsベトナム代表



日本代表の親善試合、ベトナム代表戦をテレビ朝日の中継を録画してテレビ観戦しました。

日本のフォーメーションは3-4-3で、CBに今野を中央に、右に伊野波、左に槙野、ボランチに長谷部と細貝、右MFに駒野、左MFに長友、右WGに藤本、左WGに香川、トップに李という布陣でした。

日本代表 (キリンチャレンジカップ2011 vsベトナム代表 先発フォーメーション)
 19.李 
10.香川11.藤本
5.長友3.駒野
13.細貝17.長谷部
6.槙野2.伊野波
 4.今野 
 12.西川 

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自力で上回る日本がボールポゼッションで上回るが、この試合は3-4-3がどの程度機能するかが焦点。

右サイドは、藤本が何度も裏を突破する動きを見せて、チャンスを作るが、左サイドは、香川の調子が今ひとつ。長友もスピードで相手を振りきれず、手詰まりでクロスを上げるしかない。

キリンカップの2試合ではボランチの前のスペースが使えてなかったが、このスペースに香川や、藤本が入ってトップ下的な役割をしたり、ボランチの長谷部や細貝が入っていてチャンスメークするなど、少しは改善された印象。

ただ、守備面では、連動して相手からボールを奪うっていう事が出来てなく、ずるずる下がってしまう事が多かった。1人でいって、かわされて、後ろも待って守備してるので、相手はやりやすい。
なかなか、高い位置でボールを奪えず、日本のパスワークは影を潜める事になった。

それでも、24分。長谷部が高い位置でボールを奪ってドリブル持ち上がる。右サイドの藤本が突破をしかけて、中央に折り返す。香川が相手DFを釣りだして、フリーで待ち構えていた李がなんなく流しこんで、ゴール。日本が、ようやく1点を奪う。

これで勢いずくかに思えたが、それも長くは続かず。なかなか、リズムが掴めない。
香川の判断が遅く、相手につかれてしまい、ドリブル突破もいつもの切れがない。かろうじて、ファウルを受けてFKを得るのが精一杯。

ベトナムの選手は、みんな足が結構速くて、なかなかふりきれない。守備の場面ではこれが存分に生かされていた。日本の選手より先にボールの前に入って自由にさせない守備が出来ていた。

前半は日本が1点をリードして終える。

日本代表 (キリンチャレンジカップ2011 vsベトナム代表 後半開始時フォーメーション)
 19.李 
21.原口11.藤本
 14.中村憲 
13.細貝22.阿部
6.槙野3.駒野
15.今野4.栗原
 12.西川 

後半頭から4-2-3-1にフォーメーションを変更。CBに栗原が入って、阿部がボランチに入る。槙野は左SBに、トップ下に憲剛が入って、左WGに原口が入った。

後半、いい動きを見せたのは、原口。ハンドにこそなったが、裏をつく動きでビッグチャンスになりかけた。さらに、左サイドから切れこんでのシュートで沸かす。

だが、後半の開始はミスのほうが目立った。今野がボールを奪われてピンチをまねき、阿部ちゃんもゴールキックに出来るボールを相手ボールにしてしまいFKを与えてしまった。

ときおり、いいパスワークを見せてはいたが、全体的には単発。ベトナムの運動量の前もありチャンスが作れない。パスミスも多く、リズムに乗り切れないまま時間が過ぎる。

後半20分過ぎにハーフナーが投入されるはずだったが、槙野が足を炒めて、急遽吉田が投入された。今野が左SBに回る。

憲剛ななんども裏をつくスルーパスを見せるが、尽くオフサイドになってしまう。
原口がなんどかいい動きを見せたが、ゴールには繋がらず。
右サイドもなんとかクロスまではいけても中央に合わない。

普段のレギュラーメンバーとは違うとはいえ、もう少し出来ると思ってたのだが・・・。

後半は1点も奪えず、なんとか1-0で勝利するのが精一杯だった。

前半は3-4-3が機能せず、後半はメンバーが入れ替わって、4-2-3-1でもうまくいかなかった。やっぱり、遠藤が出れないのは大きい。

前半は、香川の不調が大きかったように思う。目に見えて精彩を欠いていたので。
ただ、以前よりも全体的には改善されていたようには思う。あとは、連動した守備で高い位置でボールを奪えるようになれば、もっとリズムが出ると思うんだが。

藤本もアジアカップのときよりは、いい動きだった。ただ、やはりたまに消えてしまうなという感じ。

後半、1人気を吐いていた原口が唯一の収穫か。憲剛との相性は悪くなかったと思う。
憲剛は、前に飛び出す動きが出てくればトップ下で十分にやれるだろう。

あと、細貝ちょっとがっつき過ぎ。ファウルしなくても取れた場面でファウルしてはもったいない。

もちろん、ベトナムの選手の動きがよかった事はあるのだが、全体的にはちょっとナメてたんじゃないかと思えるところがあった。もっと、相手をリスペクトしないと。
W杯予選でもないから、精神的に追い込まれる必要はまったくないし、リラックスした状態でのぞんでいいはずなんだが、システムに囚われて自分たちで苦しくしていたような感じだった。

4日後にW杯予選のタジキスタン線があるが、直接は影響はしないだろう。今日の出来からしたら、まだ3-4-3は使えないので、いつもの4-2-3-1に戻してくると思う。
香川の調子が今ひとつ心配だが、それでもなんとかなるだろう。岡崎が戻ってこれるのかが心配だが、原口が使える目処が立ちそうなのでまだいいかな。
香川をトップ下で使うか、憲剛かってところだろう。
この試合大事をとった、遠藤も使ってくると思うし。いつものメンバーに戻れば大分違うだろうというのが楽観的観測。

選手評価
GK 西川 6.5
DF 今野 6.0
DF 槙野 6.0
DF 伊野波 6.0
DF 栗原 6.0
DF 吉田 6.0
MF 駒野 5.5
MF 長友 5.5
MF 長谷部 6.0
MF 細貝 5.5
MF 阿部 5.5
MF 中村 6.0
FW 香川 5.0
FW 藤本 6.0
FW 李 6.5
FW 原口 6.5

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