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日本の総合力が試されるグループに W杯2014グループC



W杯2014ブラジル グループC

2014年W杯の組み合わせが決まってからしばらく経ちましたが、あらためて日本が入ったグループCについてみていきたいと思います。

日本が入ったグループCは、シード国としてコロンビア、欧州のギリシャ、アフリカのコートジボワールと、特徴のあるチームが入りました。

これはもう、あちこちで言われている事ですが、どの国にも勝ちあがれる可能性もあり、逆もあるというふうな組み合わせだと思います。
おそらく、当事者の国以外からすれば、非常に地味な組み合わせかもしれませんが、実力的にも差が最も少ないと思われるグループだと思うので、試合としては面白くなると思いますね。

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vsコートジボワール

アフリカの中でも特に力のあるチームと言われています。日本が最後に当たったのは、2010年W杯直前でしたが、完敗でした。その当時、戦ったメンバーも多く残っているので、感触は残っている事でしょう。

アフリカのチームではありますが、組織もしっかりしているという風にみられています。ただ、エースのドログバに偏重するところもあり、チームメイトの間での確執もあるとかいう話がNumberには載っていましたね。

そのNumberの中で、ヤヤ・トゥーレのインタビューがありましたが、日本とやるなら戦略と戦略の戦いになるろうと言ってましたが、そういった中で優位に試合をすすめるには身体能力を活かした戦いをするのが有効とも言っていました。

日本としても、一番いやなのが2010年にやったときのようにやられてしまうのが嫌だとは思います。相手が、身体能力でゴリゴリ押してきた場合にどうやっていなしていくのかというのは考えないといけないでしょうね。

暑さという事に関して言えば、日本の方が優位に働く事が多いですが、アフリカのチーム相手なので、そこはあまりアドバンテージにはならないのかなという風にも感じます。逆にコンディション調整に失敗した場合は、かなり押し込まれる可能性もあるので、コンディショニングは大事になりますね。

コートジボワールとしては第2戦がコロンビアなので、日本相手に勝ち点を取っておきたいところでしょう。日本とすれば、確実に勝ち点1以上を取って第2戦にのぞみたいです。

初戦ですし、お互いに慎重な試合をする事になるかもしれません。そんな中で得点を奪って勝ち点をとるには、やはりいつもの日本のサッカーが出来るかというのは大事になってくると思います。相手が、フィジカル押しでくるならファウルをもらってセットプレーのチャンスも増えるかもしれませんから、大事にいきたいですね。

まずは、コンディションを万全にして臨めるかどうかが第一でしょう。それが出来て初めて試合の中で何が出来るっていう事になりますから。

vsギリシャ

ギリシャと言えばやはり守備の固いチームというイメージが強いですね。堅守速攻型のチームは日本としてもやりにくい相手だと思います。

ただ、日本のアジリティはやっぱり有効になってくると思います。ギリシャが初戦のコロンビア戦で勝ち点を上げられなければ、日本には勝ちたいでしょうから、そこは隙になるかもしれません。

イメージ的にはギリシャ相手には勝てるんじゃないかなという感じがしています。カウンター対策さえしっかり出来ていれば、それほど怖くはないと思います。

ただ、守備が固いというのはあるので、得点が出来なくても焦れずに何度も攻撃できるかというところにかかってくるでしょうね。早いうちに得点出来れば、かなり楽になるとは思いますが、これも試合展開次第でしょうね。

グループリーグを勝ち上がるには、ここで勝ち点3を取っておきたいところです。

vsコロンビア

第3戦はコロンビアです。コロンビア戦の前にグループリーグ突破を決定しておきたいですね。

正直言うとコロンビアに関しては試合も見てないですし、あまりイメージがないというところがあります。ファルカオというすごいストライカーもいるので、無失点で切り抜けるのは難しいかもしれません。

問題は、日本の攻撃がどこまで通用するかというところになると思います。日本と対戦したベルギーのルカクは、日本のパス回しでコロンビアを崩せると言っていましたが、そうなってくれればいいんですが。

ウルグアイと対戦した時も得点は取れましたが、4失点してしまったので、やはり失点は減らしていきたいですね。第1戦、第2戦の結果を受けての試合なのでどうなるかわかりませんが、0-0というよりは1-1や2-2になるのでは?!という気がします。

まとめ

どこも勝ち目のある相手なので、楽観視してしまうと思われがちですが、勝ちもあれば負けもあるという試合の連続なので見る側としても心の持ちようが難しいグループだなぁと思います。

日本もそうですし、相手国もそうですが、力が均衡したグループではやはりコンディショニングが大事になってくるでしょうから、それこそ日本の総合力が試されると思います。

対戦する相手のタイプもそれぞれ特徴のあるチームで、相手の長所と短所、日本の長所と短所をどう見積もるのか!?スカウティングも大事になりますね。

日本の力を最大限に発揮できるような状況を作って欲しいというのがまず一番にあります。力を出し切れずに負けるというのが一番悔やまれるし、まだ日本の場合は悪いなりに勝てるというところまでの力はないと思います。

勝負事なので、絶対勝てるとは思いませんが、間違いなく日本のサッカーが通用する相手なので、確実にいつものサッカーが出来る状況にしてもらいたいです。

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