3年目のJPFAチャリティーサッカー その意義と楽しみ方

JPFA(日本プロサッカー選手会)が主催する、チャリティサッカーが今年で3回目を迎えました。
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過去の2回は、クリスマス前後の開催でしたが、今回は少し年末の最後の週にかかっての開催となりました。
東日本大震災から3年近くが経とうとしている中での開催ですが、以前ほどの関心は持たれていないのかなという気もしてしまいます。
個人的には、来年以降も開催してほしいなと思っているのですが、今年、そして今後に向けて、年末のチャリティサッカーの意義と楽しみ方を考えてみたいと思います。
意義
東日本大震災の復興支援という事で3年目になる訳ですが、現状中々被災地の復興が進んでいるとは言えない状況です。
単純に資金が足りないという話よりは、どういった形で復興していくのかという事が中々決められないでいるところが多いというのがあるのだと思います。
今回の災害はかなり広域にわたっているというところもあり、各自治体や地域により被災者の考え方も違えば自治体の復興案も違ってきているわけなので、中々まとまらないのは致し方がない部分もあるのかもしれません。
そういった事を考えると、復興支援という形は今後も継続していくべきだと思います。何年継続していくかというのは難しいところだとは思いますが、最低でも5回目くらいまではやってほしいというふうに望んでいます。
さらに言うと、日本という国は自然災害が多い国でもあり、今後東北地方意外でも大災害、広域災害が起こる可能性があります。今回の取り組みは、将来に向けても大事なものとなると思います。サッカーで、復興支援に何が出来るのかというのを考えながら行動する重要な機会でもあるし、経験しておく事でもっとスムーズに活動できるようになると思うからです。
ただ、とは言え被災地以外の記憶は薄れてしまってきていますし、時期的にも難しい時期で天皇杯を戦う選手は出れないでしょうし、クラブから放出された選手は行き先を探さなけれないけないという時期です。
単純に試合形式自体もマンネリ化していくという事もあるでしょう。復興支援チャリティマッチですから、沢山のお客さんに観てもらった方がいいわけです。今後続けていく事を考えると集客面は課題になっていくのかなという気がしています。
今年は、開催日が年末に移動した影響なのか欧州組の参加が少ないのですが、ウインターブレイクのあるドイツなんかの選手は日取りがあえば参加できます。
現在、オールスターサッカーは休止状態の中で、欧州組を含めた選手が一堂に会する機会は中々すくないわけなので、やり方次第ではもっと盛り上げられるのではとも思います。
楽しみ方
今回で3回目となるチャリティサッカーですが、従来通り東北ドリームスvsJAPANスターズという対戦カードになっているのですが、選手の振り分けは過去2回とは違っているようです。
前は、東北ドリームスは、東北地方の所属クラブの選手と、東北地方出身の選手が中心となっていましたが、今年は「日本サッカーの未来を背負って立つ若手選手で構成」という風になっています。
そういった事情もあって、クラブで試合に出ていないような選手も含めた若手中心のメンバー構成となっています。
JAPANスターズの方は、「日本サッカーの歴史を築き上げてきたスター選手で構成」となっており、中堅からベテランの選手が多くなっています。中には今期限りで引退する選手も含まれています。
これは、選手構成の問題だったり、マンネリ化を避ける目的があるのかもしれませんが、中々面白い組み合わせだとは思います。
東北ドリームスには、柿谷や大迫、工藤といった日本代表にも選出された生きのいい若手が入ってきていて、鹿島の遠藤や柴崎といったクラブの中心選手が含まれている一方で、ジェフの栗山だったりリーグ戦で試合に出ていなかったような若手も含まれています。
どういった形で選手が選考されたのかわかりませんが、クラブとすれば将来期待しているような選手を送り込んできていると考えるとおもしろいかもしれません。まだ、名前も知らない選手が将来Jリーグや日本代表で活躍する日がくるかもしれないと思うと、今のうちに観ておくのもいいですね。
一方の、JAPANスターズですが、こちらはの注目は今年限りで引退する選手たちですね。服部、戸田、北嶋、吉田といったところが引退する選手です。もう、今年限りでピッチの上では見れないと思うと一見の価値はありそうです。
密かに楽しみなのは、両チームの監督が城彰二と福田正博というところでもあります。この両監督がどういう采配をふるうのかも楽しみです。
という事で今年は個人的に見てみたい選手もいて、日程的にも行きやすい時期なので、初めて生観戦に行ってくる事にしました。
冬の仙台なので、寒そうですがデーゲームなので、まだなんとかなると思います。単純に、この時期の仙台は行った事がないので、それはそれで楽しみでもあります。
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