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W杯アジア最終予選 ヨルダンvs日本 痛い1敗で足踏みも残り勝ち点1



日本vsヨルダン

ブラジルW杯アジア最終予選 ヨルダンvs日本の試合をNHK BS1の中継でテレビ観戦した。

直前の試合で、オーストラリアとオマーンが引き分けた為、日本はこの試合で引き分け以上でブラジルW杯出場が決まる事となった。

試合経過

日本の先発は、GKに川島、CBに吉田と今野、右SBに内田、左SBに酒井高、ボランチに長谷部と遠藤、右SHに岡崎、左SHに清武、トップ下に香川、トップに前田という布陣だった。

今野が戦列に復帰、カナダ戦で出場のなかった清武が先発に名を馳せた。

日本代表
W杯アジア最終予選 vsヨルダン代表 先発フォーメーション
9.岡崎
18.前田
8.清武
17.長谷部
10.香川
7.遠藤
6.内田
22.吉田
15.今野
5.酒井高
1.川島
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序盤、日本が積極的にしかけてチャンスを作り出す。主に左サイドを中心に再三ゴール前に迫るがゴールは生まれず。

10分頃からヨルダンがボールを保持して、日本が押し込まれる展開となる。ただ、決定機は作らせず。ヨルダンのボールの精度に助けられた。

ヨルダンの時間が一段落すると、再び日本が攻勢にまわる。やはり、左サイドを中心に攻撃をしかける展開となる。サイドからの展開でチャンスになりかかるものの、相手GKの守備範囲だったり味方と合わなかったりとなかなか決定機とはならない。
逆にヨルダンはサイドからドリブルでしかける展開でチャンスを作り出す。なんとか、最後はCKに逃げるもののペナルティエリア内では気が抜けない。

前半22分、長谷部のクロスに前田が頭で合わせるがクロスバーを直撃。ゴールならず。

香川が積極的にしかけてチャンスを作る。相手のクリアからCKのチャンスもあったがゴールに結びつくプレーが出来ない。
ヨルダンの反撃をしのぎながら、ゴール前に迫るが、シュートの精度を欠いてゴールが遠い。

前半のアディショナルタイム。ヨルダンのCK。あっさりとヘディングで合わされてしまい、ヨルダンが先制する。
前半は、このままヨルダンが1点をリードして終える。

同点を狙う日本が攻勢に出る。後半11分には、右サイドからの展開で岡崎が強烈なシュートを放つもGKの正面。日本がゴール前に迫る時間が多くなる。

だが、後半15分、ヨルダンのカウンター。吉田が相手に振り切られ、追いかけていた酒井高徳も後ろから見送るのみ。川島もかわされて、ヨルダンに2点目を許す。

日本は、前田に代えてハーフナーを投入。

後半24分、ハーフナーを狙ったボールが超えてきたところを香川が裏に抜け出してシュート。これが決まって、日本が1点差に迫る。

さらに、内田がペナルティエリア内で倒されてPKのチャンス。だが、遠藤が蹴ったボールは相手が完全に読みきって止められてしまう。

後半33分、酒井に代えて駒野を投入。駒野のクロスからの展開を狙う。

日本が再三攻め込むものの、ゴールが奪えない。駒野から良いボールが入るものの、そこからシュートまで持ち込めず。

後半40分、清武に代えて乾を投入する。その後、立て続けにCKのチャンスもあったが、決定機は作れず。最後まで、ヨルダンのゴールを割る事が出来ず。2-1でヨルダンが勝利。日本のワールドカップ出場は持ち越しとなった。

日本代表
W杯アジア最終予選 vsヨルダン代表 試合終了時フォーメーション
9.岡崎
11.ハーフナー
14.乾
17.長谷部
10.香川
7.遠藤
6.内田
22.吉田
15.今野
3.駒野
1.川島

戦評

ピッチコンディションの悪さや、ヨルダンサポーターのレーザー攻撃などはあったが、そんな中でも日本のスキルはある程度はだせていた。中東勢相手でも、海外組はほとんど当たり負けしないし、アウェイとはいえ勝ち点1はさほど難しくないかと思われた。

それでも、W杯予選は甘くないというか、ちょっとの隙が大きな傷口となる。前半のセットプレーからの失点、後半のカウンターからの失点は、防げないものではなかったはずだ。

あまり、接触プレーでファウルを取らないレフェリーだったが、PKまで取ってもらえたというのに同点に追いつく事が出来なかったのは、非常にもったいなかった。

引き分けでもOKというシチュエーションは有利にも思えたが、ヨルダンにとっても再開からの逆転がかかったゲームでもあり気後れする事がまったくなかった。

もちろん自力では日本の方が数段上ではあったのだが、自分たちでゲームを難しくしてしまったところがある。やらなくてもいい得点を与えて自ら首を締めてしまったのだから。
ただ、前半終了時点では、むしろこれで日本が攻める機会が多くなり面白い展開になると思っていたのだが、選手たちはそこまでの余裕はなかったのだろう。

日本の残り試合は2試合。ホームのオーストラリア戦とアウェイのイラク戦を残している。本来ならば、6月の2試合は消化試合として、主力を休ませたりしたり、オプションを試したりという事を考えていただろうから、ここでW杯出場を決めれなかったのは痛い事は痛い。

ただ、フランスW杯から、予選のあった大会はいずれも日本国外でW杯出場を決めており、ホームで決めた事がない。6月のオーストラリア戦は、ホームでW杯出場を決めれる絶好の機会になった。
この予選苦しんでいるオーストラリアだが、それでも強豪である事にはかわりない。簡単な相手ではないが逆にしまったゲームになるだろう。勝ってすっきりというのはあるが、まずは確実に勝ち点1をとってW杯出場を決めて貰いたい。

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