トゥーロン国際 日本vsトルコ 完敗スタート

ロンドン五輪代表世代の試合、トゥーロン国際大会の初戦 日本代表vsトルコ代表の試合をNHK BS1の中継を録画してテレビ観戦しました。
今大会、ここまで中々呼べなかった海外組を大挙招集。指宿、高木、大津、酒井、宇佐美が、どうこのチームに刺激を与えるか、とても楽しみな大会だ。
日本の先発は、GKに安藤、CBに鈴木と濱田、右SBに吉田豊、左SBに酒井高徳、ボランチに山本と扇原、右SHに水沼、左SHに大津、トップ下に東、トップに大迫という布陣となった。
| 9.大迫 | |||
| 7.大津 | 11.水沼 | ||
| 10.東 | |||
| 3.扇原 | 6.山本 | ||
| 2.酒井高 | 4.吉田 | ||
| 12.濱田 | 13.鈴木 | ||
| 18.安藤 | |||
立ち上がりは、日本がボールを繋いでペースを握る展開となる。
日本がボールを持つことによって、うまくトルコを押し込む事ができていた。ただ、ボールの回りが必ずしも言い訳でなく、トルコに引っ掛けられてボールを奪われる場面も多い。
左サイドの酒井や大津のところでの突破はあったが、右サイドはそれほど突破出来ず。水沼が攻撃に絡むものの左偏重の攻撃となっていた。
トルコが日本のボール回しに慣れ始めると、カウンターからチャンスを作られるようになる。
危ない場面を何度も作られたが、なんとか0-0で前半を終える。
後半、日本が変わらずにボールを回そうとするが、トルコが攻勢に出てきて、思うように攻撃に転じる事ができない。
セットプレーからも危ない場面を作られたが、相手が外してくれて助かった。
酒井高徳が、接触プレーで足を痛めてプレー続行不可能になり、変わって大岩が投入される。吉田が左SBに入って、大岩はジェフでもやっている左SBに入った。
大岩が高い位置をとって、東、大津と連動して攻めこむものの決定機とはならず。
後半17分のトルコのFK。相手と競り合ってボールが大岩のあたまにあたってそのままゴールに吸い込まれる。不運な形ではあるが、トルコに先制を許す。
大津に代えて斎藤学を投入する。斎藤が入って、前線で仕掛ける選手が出来て攻撃が活性化してきた。
日本はさらに、指宿と高木を投入する。扇原の1ボランチとなり、東と高木が並ぶ形になった。
指宿の頭にボールを集めるが、トルコもうまく守っていて、うまくいかない。
指宿はポストプレーでも起点となるが、最後はトルコにうまく守られてゴールが奪えない展開が続く。
後半34分、左サイドを突破され、CBが2人とも釣り出される。折り返しを決められてカバーにきた大岩も間に合わず。トルコが2-0と突き放す。
日本は4分のアディショナルタイムも活かす事が出来ずに、このまま0-2で試合を終える。
| 17.指宿 | |||
| 15.斎藤 | 11.水沼 | ||
| 10.東 | 20.高木 | ||
| 3.扇原 | |||
| 4.吉田 | 14.大岩 | ||
| 12.濱田 | 13.鈴木 | ||
| 18.安藤 | |||
試合結果や内容は事前に知っていたが、思ったほど悪くはなかったかなという印象。
確かに、トルコの圧力に簡単にボールを失う場面も多かったが、基本的にはこれまでの代表から大きく質が落ちる事はなかったと思う。
ただ、今までのままでは世界を相手にするには物足りない部分が多かったというところ。
オリンピック予選でアジア相手との試合が多く、なかなか他の国との試合がなかった関係で、ようやく国際試合をこなしている状況。アジアモードから世界を相手にするという切り替えがまだ出来ていないなというところ。
ボディコンタクトなどで慣れている海外組はやはり当たり負けしない場面が多かったが、五輪予選に呼ばれていない選手が多く、コンビネーションの面では合っておらず、すぐに結果を出すまでには至らなかった。
この負けで次戦負けてしまうと1次リーグ敗退となってしまうだけに、なんとか踏みとどまりたいところ。
実際には厳しいだろうが、指宿や高木はこの機会に多く時間を使って、U-23のチームにフィットさせたい。
本大会ではA代表組も合流出来る可能性があり、戦力的には上積み出来るだろうが、いまのままでは心許ないなという試合だっただけに、次のオランダ戦では、得点をぜひ奪って、勝てるようにしてもらいたい。
選手評価
GK 安藤 5.5
DF 鈴木 5.0
DF 濱田 5.0
DF 酒井 6.0
DF 吉田 5.5
DF 大岩 5.5
MF 扇原 6.0
MF 山本 5.5
MF 東 5.5
MF 水沼 6.0
MF 大津 5.5
FW 大迫 5.0
FW 斎藤 6.0
FW 高木 -
FW 指宿 -
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