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日本vs韓国 3発快勝



日本代表の親善試合、韓国代表戦を、TBSの中継で観ました。

日本の先発は、GKに川島、CBに今野と吉田、右SBに内田、左SBに駒野、ボランチに遠藤と長谷部、トップ下に本田、右WGに岡崎、左WGに香川、トップに李という布陣でした。

日本代表 (vs韓国代表 先発フォーメーション)
 19.李 
10.香川9.岡崎
 18.本田 
7.遠藤17.長谷部
3.駒野6.内田
20.吉田4.今野
 1.川島 

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試合は、開始早々から日本がペースを握る。
中盤で圧倒した日本は、序盤からシュートチャンスを作り出す。

その後、韓国に左サイドを突破されてピンチを迎える事はあったものの、ゴールを許さず。

日本がボールを支配する時間が続くが、韓国GKの攻守もあり、なかなかゴールを割れない。いい時間帯が続いていただけに、先に1点を奪いたかった。

そして、前半35分、イ・グノからボールを奪った遠藤が、うまくタメを作りゴール前にスルーパス。李がヒールで流したボールを受けた香川が相手に囲まれながらも突破、最期は右足で流しこんでゴール。日本が待望の先制点をあげる。

日本は、途中で負傷していた岡崎に代えて清武を投入する。

終盤、韓国の反撃を食らうものの、失点はせずに1-0で前半を終える。

後半も開始早々から日本がチャンスを作る。ゴール前のFK、さらにはCKと続けざまにチャンスがあったがゴールならず。

それでも、後半8分。左サイドでボールを受けた駒野が相手を股抜きで突破。そのままシュートするも、GKに阻まれる。このこぼれ球が清武の前にこぼれて、これを本田の前に丁寧なパス。本田がゴール左隅を丁寧につくシュートでゴール。日本が突き放す。

さらに、後半10分。香川からボールを受けた清武が中央に折り返す。これを走りこんでいた香川が押し込んで、さらに追加点をあげる。

駒野に代えて、槙野が左SBに入る。さらに、長谷部に代えて阿部を投入。

その後も日本が再三のチャンスを作る。右サイドからのクロスに李が合わせるもののGK正面。
さらに、李のスルーパスを受けた内田が相手DFを振りきってシュートも、ポストに当たってしまう。決定的なチャンスだった。

遠藤に代えて、家長を投入。ボランチにそのまま入る。

その後は、ペースが落ちたこともあり、パスミスも絡んでピンチを招く時間が続く。
相手のシュートミスも重なって、ゴールを許さない。

終盤、香川に代えて、細貝を投入。家長が香川の位置に入って、細貝がボランチに。

危ない場面もあったが、最期まで得点を許さず。日本が3-0で快勝した。

日本代表 (vs韓国代表 試合終了時フォーメーション)
 19.李 
14.家長11.清武
 18.本田 
13.細貝22.阿部
16.槙野6.内田
20.吉田4.今野
 1.川島 

3-0での快勝は、ほんとに何年振がいくつも続くくらいの試合となった。
韓国相手に3点差以上の勝利は、1974年以来。
ホームゲームでの勝利は、1998年のダイナスティカップ以来。
韓国相手の勝利も2005年の東アジア選手権以来だった。

この試合の日本は、完全に韓国を圧倒していた。韓国が世代交代の真っ最中であったりという事を差し引いても韓国は日本に何もさせてもらえなかった。
日本も左SBの長友を欠いて、岡崎も途中交代で、必ずしも万全ではなかった。
ロンドン五輪世代の選手もまだまだ、A代表に入ってくるだろうから、さらなる上積みを期待できる。

年齢的にも中心となる北京五輪世代が2014年には円熟期を迎えて、若い世代は2018年大会でも主力をはれるだろう。

昨年のW杯ベスト16から続くいい流れはまだ続いている。
W杯で強豪国相手に機能した守備をベースに少しづつザッケローニ監督の戦術を浸透させた事で、波を最小限に抑えながらチームを成長させる事が出来ているのが大きい。
W杯の翌年と言えば、ほぼ1からチームを作る事になった、オシムさんでさえ相当苦労していた時期だ。それが、ここまでの完成度を維持しているのはすごい事。

この後、強豪国相手に実戦経験を積んでいけば、次回のW杯ではベスト4を本気で狙えるかもしれない。少し高いところに目標を置くという意味では、優勝を狙ってベスト8以上に入れば、それでも快挙だ。
そこまでの期待を抱かせるのに十分な内容での完勝だった。


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