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2010年W杯 日本vsデンマーク 歓喜!!



決勝トーナメント進出がかかった日本代表のデンマーク代表戦を日テレの中継で観ました。
(スカパー入れないのでしょうがない。)

日本の先発は、GKに川島、CBに闘莉王と中澤、右SBに駒野、左SBに長友、ボランチに遠藤と阿部、トップ下に長谷部、右WGに松井、左MFに大久保、トップにホンダという布陣。
(岡田監督が2ボランチでスタートと言ってたんで)

日本代表 (2010WC vsデンマーク代表 先発フォーメーション)
 18.本田 
16.大久保8.松井
 17.長谷部 
7.遠藤2.阿部
5.長友3.駒野
4.闘莉王22.中澤
 21.川島 

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序盤、デンマークの圧力に日本が後手を踏む。ロンメダールがトップ下に近い位置に入り込んだり、トマソンの動きにもついていけてなかった。なんとか、最終ラインで踏ん張ってゴールは許さなかったが大きかった。
日本は、2ボランチから、阿部がアンカーに入る布陣に戻してから、ようやく守備が安定しだした。デンマークの猛攻をしのいで、ようやく日本のパスが繋がりだす。

そして、日本が落ち着き始めてきた17分のFK。距離はあったが、本田が直接狙う。無回転のブレ球となったボールが直接ネットを揺らす。GKが目測をあやまって重心を逆にかけていたこともあり、反応が一歩遅れた。日本が本田のFKで先制する。

このゴールで日本が落ち着きを取り戻す。ただ、勝たないといけないデンマークはトマソンがいい動き出しでチャンスにからむ。ロンメダールや、ベントナーは抑えていたが、トマソンが抑えきれいない。

だが、29分大久保がファウルを受けてゴール正面でのFK。ボールのそばには遠藤。少し離れて本田が狙う。どうやら、デンマークは本田のFKを警戒したらしく、中央付近を固めていた。これを嘲笑うかのように、遠藤が右足を振り抜く。ふわりとした軌道でゴール右にボールが吸い込まれる。遠藤の鮮やかなFKで2点目を奪う。
あのボールと、高地という事を考えると、いつも通りのFKとはいえ非常に素晴らしい。

デンマークは、ヨルゲンセンに代えてヤコブ・ポールセンを投入して攻撃的にいく。
デンマークのロングボールには苦しめられるが、非常に集中して日本の守備陣が防いでいる。
前半終盤には、右サイドを抜け出した駒野が直接ゴールを狙うチャンスもあり、このまま2-0で前半を終える。

後半、2点のアドバンテージのある日本、逆転を狙わなければならないデンマーク。一進一退の攻防となる。
デンマークは、選手を代えて4トップ気味になって、さらなる波状攻撃。

後半29分、足の止まってきた松井に代えて岡崎を投入する。

日本代表 (2010WC vsデンマーク代表 後半途中のフォーメーション)
 18.本田 
16.大久保9.岡崎
7.遠藤17.長谷部
 2.阿部 
5.長友3.駒野
4.闘莉王22.中澤
 21.川島 

ここまで、なんとかしのいできた日本だったが、後半35分長谷部がペナでファウルを取られてPKとなる。
トマソンが蹴ったPKは、川島が弾くものの、トマソンが詰めてゴールに押し込む。1点を返される。が、このときダッシュしたトマソンは右脚を痛めたようで、この後の動きに精彩を欠く。

デンマークが前がかりになってきている事で、日本は空いたスペースを利用する。おもしろいようにパスが回る場面もあった。
後半42分、大久保のパスを受けた本田が切り替えしてGKと1対1に。GKの動きをみて、中央に折り返すとフリーになっていた岡崎が押し込んだボールは点々とゴールに吸い込まれる。このゴールで3-1となり勝利を決定づける。

終盤、大久保に代えて今野、遠藤に代えて稲本を投入。
足の止まってきていた時間帯だったが、前線で本田を中心にボールをキープしてうまく時間を使う。4分のロスタイムを凌ぎ切り、試合終了となった。

日本 (2010WC vsデンマーク代表 試合終了時のフォーメーション)
 18.本田 
15.今野9.岡崎
 17.長谷部 
20.稲本2.阿部
5.長友3.駒野
4.闘莉王22.中澤
 21.川島 

日本代表日本3 - 1
(2 - 0)
(1 - 1)
デンマークデンマーク代表
17min本田 圭佑GOALトマソン81min
30min遠藤 保仁
87min岡崎 慎司


立ち上がりこそ押し込まれて、バタバタしてしまったものの、全体的には日本の落ち着いた試合運びが項を奏した形になった。
そして、本田と遠藤のFKが非常に試合を進める上でのアドバンテージになった。前半の2点で、相当に楽になったと思う。

今大会の公式球のジャブラニには、各国の選手が苦戦していて、FKを直接決める場面が殆どない。そんな中で、1試合で2点FKを決めたのは正直すごい。本田のブレ球もしっかりと枠を捕らえたし、遠藤のFKもカーブのかかりにくいはずなのに、すばらしい孤を描いていた。

後半、デンマークが前がかりにきた時間帯では、日本のパスワークが効果的だった。あれだけスペースがあれば、十分にパスが回せるくらいの技術はあるのだ。

オランダ戦ではボールを持ちすぎたりと、イマイチ乗りきれていなかった本田が、この試合では再び輝きをはなった。1得点1アシストだけではなく、終盤はうまく時間を使う動きもしてくれたし、文句なしのMOMであったと思う。

これで、決勝トーナメント進出が決定。E組2位で、F組1位のパラグアイとの対戦となった。
パラグアイは、日本のホームゲームではそこそこやれてるんだが、トルシエ時代の南米選手権でチンチンにやられた記憶が大きい。今大会、南米勢は非常に調子がいいし、日本としては苦手とする南米勢相手ではあるが、なんとかいい勝負に持ち込んで勝ち進んでもらいたいところです。

いちおう独断と偏見で選手評価
GK 川島 7.0
DF 中澤 7.0
DF 闘莉王 7.0
DF 駒野 6.5
DF 長友 6.5
MF 阿部 6.5
MF 遠藤 7.5
MF 長谷部 6.5
MF 松井 7.0
MF 本田 8.0
FW 大久保 6.5
MF 今野 -
MF 稲本 -
FW 岡崎 6.5

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