2010年W杯 パラグアイvs日本 冒険の終わり
決勝トーナメントに勝ち進んだ日本代表が、パラグアイ代表との一戦を迎えました。
スカパーには入ってないので、TBSでの生中継を自宅でTV観戦しました。
日本のメンバーは、GKに川島、CBに中澤と闘莉王、右SBに駒野、左SBに長友、アンカーに阿部、CMFに遠藤と長谷部、右MFに松井、左MFに大久保、トップに本田です。
| 18.本田 | |||
| 16.大久保 | 8.松井 | ||
| 7.遠藤 | 17.長谷部 | ||
| 2.阿部 | |||
| 5.長友 | 3.駒野 | ||
| 4.闘莉王 | 22.中澤 | ||
| 21.川島 | |||
日本は序盤に、大久保、駒野がミドルシュートを放っていくがゴールならず。
その後は、パラグアイがボールを持って、日本がブロックを作って守るという展開になる。なんとも、ジリジリとした展開。
松井がこぼれ球を拾ってミドルシュートを放つもポストに当たって弾かれる。逆にパラグアイに決定的チャンスを作られるも川島を中心に守りぬく。
ジリジリとした展開のまま0-0で前半を終える。
後半に入っても、同じような展開。両チームとも隙を伺いながら攻める展開。長友や駒野のミドルシュートがあったものの決定機とはならず。
14分には、駒野の突破から、本田へパス。本田がミドルシュートを狙うもののゴールならず。
疲れの見えた松井に代えて岡崎を投入。
パラグアイにもチャンスを作られるも、懸命に守り切る展開。
36分には、阿部に代えて中村憲剛を今大会初投入。
憲剛の投入で少しリズムが出てくる。チャンスはあったものの結局ゴールを割れず、今大会初の延長戦に突入する。
延長前半、早々に憲剛のミドルシュートがあったが、ゴールならず。
パラグアイのセットプレーから何度かヘディングシュートを浴びたりとピンチもあったが、なんとか守り切る。
延長後半の頭には大久保に代えて玉田を投入する。
パラグアイに決定的チャンスを作られるも凌ぎきる。日本はFKから闘莉王のヘディングシュートは枠を外れる。最終盤には、玉田が抜けだして折り返すものの憲剛には合わずにゴールならず。
| 18.本田 | |||
| 11.玉田 | 9.岡崎 | ||
| 14.中村憲 | |||
| 7.遠藤 | 17.長谷部 | ||
| 5.長友 | 3.駒野 | ||
| 4.闘莉王 | 22.中澤 | ||
| 21.川島 | |||
延長でも決着がつかずに、ベスト8進出はPK戦に委ねられた。
川島は、1人目、2人目には蹴る方向を読みきっていたものの、セーブ出来ず。
日本は、遠藤、長谷部が決めたものの駒野のキックはポストに弾かれる。
結局、全員がPKを決めたパラグアイがベスト8進出を決めた。
| 0 - 0 (0 - 0) (0 - 0) (0 - 0) (0 - 0) (5 PK 3) | 日本 | |||
| GOAL | ||||
今大会の日本と、元々堅守速攻のスタイルのパラグアイという事で、試合全体を通じてジリジリとする展開であった。両チームとも非常に集中したゲームでした。
とはいえ、南米の強豪国相手に互角以上の勝負が出来たと思いますよ、日本は。実際、チャンスも作っていたし。それに、パラグアイは、日本のFKを非常に嫌がっていた。ただ、どちらかというと角度のあるところからのFKが多かったせいで直接狙えなかったのが残念でしたね。
本田のFKも1本だけ。直接決めるというよりか、誰かが触ってくれればという感じのボールでした。
ベスト8の壁の大きさを感じました。相手も過去3回跳ね返されていた壁ですからね。そう簡単には越えられないということでしょう。
PK戦はあくまで、トーナメントで先に進むチームを決めるためのもので、結果としては120分戦っての引き分けです。くじ引きみたいなものです。
PKを外した駒野を責める事は出来ません(というか、こんな事をわざわざ書かなくてもいいんでしょうけどね)。どんな名手でも外す事はある。あの遠藤だって、何度もPKは外してます。今回は、それがたまたま駒野だっただけの事です。
試合が終わって、少ししてから涙が出そうになってきました。試合に負けた悔しさなのか、それともテレビに映し出された選手たちの涙によるもらい泣きなのか!?
それらもあるんだけど、この試合に感動してたんだと思います。正直、日本代表の試合でこれだけのめり込んだのっていつ以来だろうか!?それくらい、久しぶりに代表の試合で感銘を受けたという事です。
今大会の日本代表については、あらためて振り返ってみたいと思ってますが、大会前にあれだけ不調で、本当に期待感が薄い中で臨んだ大会でした。それだけに、堂々のグループリーグ突破。決勝トーナメント1回戦止まりとはなったけれど、十分に使命は果たしたと思います。2勝1敗1分(PK負けは引き分け扱い)という成績は2002年と同じですが、国外の大会という事を考えれば、ものすごい価値がある事だと思います。
最後に、インタビューでキャプテンの長谷部がいい事言ってましたね。海外組であるはずの長谷部が言ってくれたからこそうれしかった。
「ほとんどの選手がJリーグでプレーしているので、Jリーグにも足を運んで盛り上げてもらいです。」
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南アフリカW杯も終わって、Jリーグも再開しました。ここで、最後にW杯を振り返ってみます。


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