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踊らされた人たち

こーいち at 2006年5月15日 21:31 カテゴリー:サッカー話

ワールドカップメンバーの発表があったわけですが・・・。
ここはまず素直にお詫びをせねばなるまい。巻は絶対選ばないと思ってたんでね。
申し訳ありませんでしたm(__)m。

それにしても、巻が選ばれた事もそうだが久保が外れると思っていなかった。
メディアでは確かにどこも久保は当確で疑う余地がなかったのだが・・・。冷静に考えてみれば、今の久保の状態ではW杯を戦えないと考えても不思議ではないのだよなぁ。
まぁ、それでも久保を外すとは思えなかったんだが。おそらくこの件では詫びをいれなければならない人たちがいっぱいいるんじゃないかな？

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それにして、ジーコはタヌキだな。
もっともらしいサプライズを用意してくれていたよ。正直に巻の選出はうれしい。

考えてみると、自分にとって巻は好みの選手ではなかった。
選手として言うと、最初は中田英だった。年代的にはドーハ組でもおかしくないのだが、既にあの当時から若手の方に目が向いていたせいもあり、中田英の存在は大きかった。
当時好きだったベルマーレに来てくれた事もうれしかったし。
やはり中盤はパサータイプの方が好きだったので、小野や伸二も好きだったし、阿部ちゃんもその延長線上だった。
FWだと、オグが好きだったんだが、吉原宏太や、林丈統、大久保嘉人といったスピードタイプ。裏を狙うタイプが好きであり、長身タイプはそれほど好きではなった。
それに、ゴンのような泥臭いタイプも嫌いではなかったが、興味を引く存在ではなかった。
そういう意味では、巻は珍しい。長身タイプで泥臭いプレーが魅力のFW。ジェフに入団するときにあらためて知った存在でもあり。大学時代は情報でしか聞いてなくそれ以前の事はまったく知らない。
今では好きなFWのうちの一人だ。ジェフに入った当時はユニバー代表にも選ばれてるからそれなりにやるとは思ってたけれど、うまい選手でないしサブでの起用がほとんどだったので心配してたんだけど。
2003年辺りは丁度、長身FWというと平山相太が目立ってた時期でもあり、当時の巻は今ほどしっかりキープしたりポストがうまくはななかった。体は張ってたのは今と変わらないけど。
ここ数年でホントに延びたと思う。今じゃ、ジェフのエースFWだしね。点もコンスタンスに取れるようになったし。初代表選手にありがちな可緊張もなく、いつもどおりのプレーが出来てた事も驚き。
ユニバー代表になっていたとはいえ、各年代の代表に選ばれていない選手が日本代表に選ばれたとは思えないくらい落ち着いていたと思う。

さて、巻の事はおいておいて阿部ちゃんの事も触れておかねばならないだろうな。
って思ってたのだが、J's GOALにオシム監督のインタビューが載っていた。出だしの辺りはオシムらしいなぁと思ったが(笑)。
だが、最後の阿部に関する発言にはうなずけた。全てにおいて同感。ここで、自分があれこれ書くよりオシムのインタビューを呼んだ方がいいだろうって事で何もなしです。

【2006FIFAワールドカップTM ドイツ大会】日本代表メンバー発表を受けてオシム監督（千葉）のコメント
今度は私のほうから言いたいことがあります。まず、阿部（勇樹）が選ばれないことに対して、私はすごく残念です。阿部というのは本当にいろいろなポジションができる選手です。ただ、一つ良かったことは、まだ彼には時間があるということです。

阿部ちゃんは2010年に選ばれたら、年長組。初のW杯では荷が重いかもしれないが、ジェフでキャプテン任されて成長したんできっと大丈夫だと思う。
今回のメンバーにはアテネ世代が駒野一人という事で、メンバーが一新されると思う。松井や大久保にもがんばってもらわないと困るし、水野とか平山の世代にもがんばってもらわねば。

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