2011年 J2 第27節 vsサガン鳥栖 2点差を活かせず引き分け【J特】

こーいち at 2011年9月10日 23:08 カテゴリー:ジェフユナイテッド, 関東

フクアリまでジェフユナイテッド市原・千葉vsサガン鳥栖の試合を観戦してきました。

16時半頃に到着した頃はまだ、日が高くてバックスタンド側はものすごく暑かったので、コンコースで一杯やりながら時間を潰してました。

日が落ちてくると、過ごしやすい気候になりましたね。ほどよく風も吹いて観戦するにはもってこいです。

試合前のゴール裏の弾幕には、先日なくなった眞田さんの事が書かれていました。

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さらに、チームも喪章着用で、キックオフ前に黙祷を行いました。

試合の方です。
ジェフの先発は、GKに岡本、CBにミリガンと竹内、右SBに山口、左SBに坂本、ボランチにゲッセルと勇人、右WGに太田、左WGに村井、トップ下に深井、トップに大島という布陣でした。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第27節 vsサガン鳥栖先発フォーメーション)

	31.大島
19.村井		14.太田

	9.深井

6.ゲッセル		7.佐藤勇

2.坂本		13.山口
5.ミリガン		3.竹内

	1.岡本

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試合は、ホームのジェフの方がボールポゼッションでは上回るものの、なかなかペースを握れず。トップの大島のところでボールが受けれるのはいいが、周りと連動して攻めるというところまではいかない。

サガンの方も、ジェフがうまく守ってチャンスらしいチャンスはない。
中盤での潰し合いの中で、どっちがペースを握るかという展開。

中盤のルーズボールのところで、ゲッセルのところで先に奪う事が出来ないので、少し苦しい。ボールを持ってからのアジリティの部分で欠けるので、すぐにプレッシャーがかかって下げざるを得ない状況が多くなっている。

前半35分辺りから、村井がフリーでボールを持てるようになる。ときおり、中にポジションを変えて、ゲッセルがややサイドに出るような展開も。
そうした中で、左サイドでボールを持った村井に相手がファウル。

前半38分、このFKからのこぼれを、深井がボレーでよく押さえたシュートが決まってジェフが先制する。

この直後にも深井が中央を突破しシュートもサイドネット。
前半40分には、相手のクリアボールを深井が蹴り込んで、2点目を奪う。

だが、前半ロスタイムにFKを決められて2-1で折り返す。

後半は、ジェフが攻勢に出る。
前半終盤からのいい流れで、何度もチャンスを作れるようになってきた。

後半12分には、相手のクリアボールをゲッセルがミドルシュート。これが決まって、3-1と再び2点差とする。

この後もジェフペースの時間帯が続くが、20分を過ぎてサガンが盛り返してくる。
後半25分、ミリガンが豊田に振り切られてシュートを許す。これは岡本が防ぐものの、こぼれ球を國吉に決められて1点差に詰め寄られる。

後半38分には、渡邉が村井に代わって投入される。
その渡邉が左サイドを突破してチャンスを作るが、ゴールには繋がらず。

終盤、疲れが見え始めるが、サガンの攻撃をなんとか弾き返している。
後半45分、CKからの波状攻撃で、最後はDFに当たって岡本の逆をつかれてゴール。
3-3の同点に追いつかれてしまった。

ロスタイム3分は残っていたものの、なかなか選手が起き上がれない。
ロスタイムも、有効な攻撃は出来ず、このまま3-3の同点で引き分けとなった。

ジェフユナイテッド市原・千葉 (2011年 J2リーグ第27節 vsサガン鳥栖試合終了時フォーメーション)

	31.大島
27.渡邊		14.太田

	9.深井

6.ゲッセル		7.佐藤勇

2.坂本		13.山口
5.ミリガン		3.竹内

	1.岡本

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正直、前半からボールは持てていたものの、完全に主導権を握っていた状況ではなく、せめてにかけるいつもの展開だったように思う。
中盤のゲッセルのところで中々前を向いてパスを供給できないのが辛い。

大島は、かなり競り勝ってくれていたし、ボールコントロールもいいので助かってはいたが、味方との呼吸がまだまだあっていない。村井や太田はサイドに張っている感じの場面が多くて、大島のサポートに入れるのが深井くらいって状況でチャンスを作るというところまでいっていない。

それでも、途中から村井がフリーでボールを持てるようになってリズムが出て来た。
左サイドを起点にチャンスが作れるようになって、深井のゴールへとつながった。
深井のすばらしい2ゴールで、完全にペースを握ったかに思えたのだが、前半のうちに1点を返されてしまう。
それでも、ゲッセルの素晴らしいゴールで再び2点差にしたところまではよかった。

そこから2点取られて追いつかれるとは思わなかった。さすがに、勝てると思っていたので、相当にショックは大きい。

終盤、選手に疲れが見えていたのだけど、交代枠2人は残したまま。
CBを入れて守り切るという展開ではなかったが、前から追えなくなっていた大島や、足が止まってきていたゲッセルに代えてフレッシュな選手をいれてもよかったんじゃないか!?と思う。

ただ、それにしても同点に追いつかれたあと、まだロスタイム3分近く残っていたのに、選手がなかなか立ち上がらなかったのには少しがっかりした。短い時間だが、あそこから勝ち越せば勝ち点3を取れるわけだから、すぐに立ち上がって試合を続けてほしかった。

残念な引き分けで、勝ち点3をまたもや取れなかったが、収穫もあった。
最近点がとれていなかった深井が2ゴール。ハットトリックも狙えたんじゃないかと思う。
渡邊がようやく復帰。サイドバックでも前目でも使える渡邊が帰ってきたのは大きい。
ゲッセルも、あーいうゴールが決めれるんだとわかったしね。

とはいえ、3点とって、2点差を追いつかれるゲームはとても見れたものじゃない。
上位がまだまだ団子状態という事で、まだまだJ1昇格のチャンスはあると思う。でも、今のままだと厳しい。今の状況で監督をすげ替える訳にもいかないし、新しい補強も出来ない。大介やオーロイがいつ帰ってこれるかわからない状況で、どう勝ちきるゲームが出来るか!?なかなか、今の状況ではイメージできない。

とにかく、1戦必勝で勝ち続けていくしかないだろう。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 竹内 6.0
DF ミリガン 5.5
DF 山口 5.0
DF 坂本 5.5
MF 勇人 6.0
MF ゲッセル 6.0
MF 太田 5.5
MF 村井 6.0
MF 渡邊 -
FW 深井 6.5
FW 大島 6.0

監督ドワイト 4.5

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