2010年 J2 第28節 vs栃木SC 拙い勝利【J特】
今節もフクアリへ。ジェフユナイテッド市原・千葉vs栃木SCの試合を観てきました。
それにしても、先週のレイソル戦では、まだ暑かったのに、随分と急激に涼しくなったものです。フクアリに到着した13時半過ぎ頃はまだ日が出ていて汗ばむくらいの陽気でしたが、日が落ちてきたら途端に気温も下がり出しました。
この日は、るうぶマッチデーだったんですが、「るるぶ 千葉市・市原ベイエリア」を買うと抽選でさまざまなものがもらえるというのがったりしました。別に景品が欲しかった訳ではないですが、ジェフの選手たちもお店紹介をしてたり、フクアリ観戦情報も載っていたりという宣伝文句に踊らされて、思わず買う予定ではなかったのに、買ってしまいましたw
気候も随分と変わりましたが、レイソル戦に比べて客入りも少ない。
それと、久しぶりのデーゲームって事もあり、時間感覚がいつもと違ってしまいました。
観客は、リーグ戦では岡山戦よりも下回って9500人に留まりました。今シーズン、J2とは言いながらも、ずっと1万人以上は入ってたので、もう少し盛り返したいところです。
さて、試合です。ジェフの先発は、GKに岡本、CBに茶野と福元、右SBに良太、左SBに怪我から復帰したアレックス、ボランチに山口と勇人、トップ下に大介、右WGに谷澤、左WGに工藤、トップに孝太という布陣でした。
| 29.青木(孝) | |||
| 10.工藤 | 16.谷澤 | ||
| 28.伊藤 | |||
| 7.佐藤勇 | 6.山口 | ||
| 3.アレックス | 31.青木(良) | ||
| 33.茶野 | 15.福元 | ||
| 1.岡本 | |||
序盤の落ち着かない時間帯に、いきなり栃木にチャンスを作られて肝を冷やしたが、先制下のはジェフだった。
8分、右サイドの連携から良太がクロスを上げると、工藤が竸って落とした球に孝太が反応し押しこむ。これが決まって、ジェフが先制する。
ボールポゼッションでは、ジェフが上回るものの、なかなかゲームを落ち着けられない。
それでも、17分には、工藤がボールを受けると珍しく突破を仕掛ける。少々危なっかしかったが、後ろから走り出していたアレックスへ繋ぐ。狭い局面だったが、アレックスがうまく中央に折り返し、孝太がうまくGKをいなすような形でのゆるいシュート。
ボールは、完全に逆をつかれたGKが背走するのをあざ笑うかのようにゴールに吸い込まれた。
この2ゴールで、断然優位にたったジェフ。孝太もハットトリックを狙えるようなチャンスもあったが、その後はゴールが生まれず。
主導権は、ジェフが握っていたものの、ミス絡みから何度か決定機を突かれるという展開の前半だった。自分たちで攻めて、自分たちでミスして攻められるという一人相撲を取っているような感じだった。
後半、ビハインドを取り返しにきた栃木に主導権を握られるが、なんとかゴールを割らせずにすんだ。
12分、栃木のパウリーニョが、1発レッドで退場。どのプレーに対してのレッドだったか、わかりづらかったが、これで数的優位となる。
だが、この数的優位を生かしきれない。ボールを持って回していても、どうしてもリズムがよくない。逆にカウンターからピンチを招く場面も少なくない。
16分、守備の人数は足りていたのにも関わらず、なぜか失点。目の前で観てたのに、訳がわからなかった・・・。
20分、谷澤に代えて倉田を投入。そのまま、右サイドに入ったようだ。
主導権としてはジェフが握っていたが、なかなか追加点が入らない。3点目を取って試合を決めたいところだったが、小康状態のまま試合が進む。
35分、茶野が怪我で交代。坂本が右サイドに入り、良太がCBの位置に入った。
茶野は、内臓系の怪我という話もあり、心配だ。
終盤、伊藤に代わって深井を投入。工藤が中央に入る。
後半、バタバタ感もあり、追加点も奪えずじまいだったが、ロスタイムはキッチリと締めて、なんとか2-1で勝利。
| 29.青木(孝) | |||
| 9.深井 | 14.倉田 | ||
| 10.工藤 | |||
| 7.佐藤勇 | 6.山口 | ||
| 3.アレックス | 2.坂本 | ||
| 31.青木(良) | 15.福元 | ||
| 1.岡本 | |||
前半の孝太の2得点で、もう少し楽な試合になるかと思ったが、最終的にはなんとか勝ったという試合になってしまった。
特に後半は、数的優位にありながらも、得点を奪えないどころから、なんでもないところから失点。拙い試合運びとなってしまった。
ボールを持って回しながら主導権を握った方がジェフのスタイルからは合っているはずだが、ボール回しのところでミスが出てしまったり、慌てたようなプレーになってしまったりと、どう見ても余裕を持って回しているという感じがしない。
外で観てる人間が思うのだから、対面する栃木のメンバーもそこら辺は感じとっているのではないかな?! ボールを回されても、焦らず対応すればチャンスがあるという風にとられてしまう気がする。
どうして、ボール回しがうまくいかないか、その辺の話はうまく説明できないが、感覚的にいうと選手間の距離が悪い。ボールを受けられるところにいる選手が限られているので、相手としては対処しやすいと思った。
そういえば、西部謙司さんが「犬の生活」で書いていた、センターサークルに人がいるかという話を思い出して見ていたが、これが見事に人がいない。勇人も山口も工藤もいない。大介にしても、勇人にしても、流動的に動くタイプだし、センターで落ち着いてボールをさばくタイプの選手がいないんだなぁ。
最後に、今日買った、「るるぶ 千葉市・市原 ベイエリア」。千葉市・市原市のグルメスポットも載ってるし、遊びに行けそうなところもたくさん載っているので、まあ役に立つ事もあるのかな!? でも、一人で遊びに行けそうなところは、あまりないのでなぁ・・・。
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