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2001年9月19日

Nimda

先日、世間を騒がせていたCode Redワームが沈静化していってるなかで、今度は新手のワームNimdaが昨夜から急激に広まっているらしい。何でも、msnも昨夜やられたらしく、閲覧していた人は感染した人もいるらしい。いちおう、今のところ既に対処はしてるのでmsnへのアクセスもOKらしいが。
このワームのせいで、社内は大パニックであった。Webサーバへの感染はIIS経由で行われるのだが、アタック自体はところかまわず行われるので、IIS以外のWebサーバでも過負荷がおこってしまっているようなのだ。アタックの頻度は、Code Redの時よりひどいらしい。

この「Nimda」が怖いのは、サーバー、クライアント問わずに感染してしまうところ。IISが入ってなくても感染する。特にクライアントPCは、PS2があたっていないIE,OEを使っていると危険。感染したサーバーを閲覧しただけで感染する危険があるから。
大体こういった相関図。

IISのセキュリティーホールを使われて感染──────→次サーバー内のページを改竄される。──────────┐           ↓
  ↑   └────
感染したPCからWebサーバーにアタックをかける←────────────改竄されたページを見たPCが感染する。
  ┌───→   │ 
     │ ←────┘
電子メールを利用して他のPCへ感染

Webサーバーの場合は、例え感染しなくとも相当なアタックを受けているはず。
クライアントの場合は、とりあえず自身への実害はないのかという気はしている。ただし、感染すると逆に加害者側へ回ってしまうことになるが。

とりあえず、「readme.exe」という名前のファイルがあると感染している危険があるらしい。ただし、実行してなければ大丈夫という説もあるけど。会社のマシンにはこれが入っていた。実行されていたかは定かでないが。

とりあえず、クライアントPCに関してはIEの5.01 SP2または5.5 SP2が当たっていれば問題ないようです。
ちなみに自宅のマシンは既にSP2があたっていました。OSの方も以前にCode Red対策でWindows2000のSP2をあててあるので問題ないでしょう。