松田直樹の死

こーいち at 2011年8月 4日 22:05 カテゴリー:サッカー話

松田直樹が倒れたというニュースがあって、ブログにも書くつもりでした。
同日、なでしこジャパンが国民栄誉賞受賞という事も合わせて書こうかと思っていたのだが、時間の都合でかけないでいた。

だが、今日の昼過ぎになって、これまで危険な状態ながらもがんばっていた、松田直樹が亡くなったとの一報が入ってきた。

Twitter上では、次々と悲しみの声が聞こえる。
深い悲しみ。松本山雅や、マリノスサポーター・ファンだけじゃなかく、多くのサッカーファンが悲しんだ。そして、その辛い運命を与えた何かに怒りを浮かべる人もいた。

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自分自身も特にマリノスともかかわりがないし、好きな選手だった訳ではない。
でも、なぜだかわからないけど、無性に悲しくなった。仕事中だったので、泣きはしなかったが。結局、その感情は帰宅途中も帰ってからも続いて、ふと気を抜くと涙が出そうなくらいだった。

U-17世界選手権時はまだ観てはなかったが、アトランタ五輪や、シドニー五輪、2002年W杯での勇姿は忘れない。本当なら、もっと多くの試合で活躍してもおかしくなかったはずだ。

「ご冥福をお祈りします」というありきたりの言葉を今はまだかけられる気分じゃない。
そう、今は"祈りたくないんだ!!"。なんか、そう簡単にこの現実を認めたくないという感じです。
Togetterでまとめた、TLの流れです。多くの人が本当に悲しんでいる。
もちろん、サッカー関係者や芸能人も悲しんでいる人が多くいた。

偉大な選手が亡くなったんだなとあらためて思った。

丁度、このニュースがかけめぐっている裏では、韓国戦に向けた日本代表メンバーが発表されていたが、誰もそんな事には目をくれていなかった。
先日の大震災では多くの人の命が失われた訳だけど、今日ばかりは、たった一人のサッカーバカの死を悲しませてほしい。

残された自分たちが出来る事。それは、原さんの言葉が一番的を得ているかも知れない。
「サッカーファミリーとして彼の意志を引き継ぎ、日本のサッカーよりよく発展させたいと思います」

Jリーグでは、この週末のゲームで反旗掲揚と、試合前の黙祷、そして喪章の着用を決めた。