雑誌記事やら犬の生活やら
まず、雑誌記事。
今週のサカマガにて、オシム特集。まぁ、ジェフをよく知っている人ならばあらためて語るべき事はさほどなかったんだけれど。木村元彦さんの対談記事はなかなかよかった。木村さんもやはり協会に対しては怒ってましたけどね。代表監督になる事は反対ではないようですが。
そして、その協会に対する進言。確かに過去にも今回と同様の失態を協会はやらかしていた。「腐ったみかん」発言はちとなつかしい。
それはともかく、ジーコの4年に対する検証はしておくべきだろう。しっかりとレポートにまとめてほしい。ジーコの4年間を評して「空白の4年」と言っている人もいるのだが、それで済まされても困る。ジーコが残したもの、残せなかったものをしっかりと評価しておく事は協会としての使命だと思う。4年間をこの数週間で評価しろとは言わないので数ヶ月の時間をかけてでもまとめて欲しい。
今日発売のSports Year!にオシムがグラーツの自宅にいたときに受けた独占インタビューが載っていた。しかもこれ田島さんと交渉中に電話でインタビューしているようだ。もっとも、オファー自体は事前にしてはいたようだが。
その中で、川淵Cの失言についてこう言っている。「決してミスではない。川淵会長のようなジェントルマンが公の場でミスを犯すわけがないと。むしろ、もっとエレガントに、婉曲的に物事を推し進めたかったのだろう。」
これはすでにあの失言が、川淵Cの戦略だったという事を理解していたのだろう。このインタビューは現地の人(?)がインタビューしてそれを翻訳したものなので、実際の発言がこの通りだったのかどうかはわからないのだが。ただ、これを読むとオシムがなんであの件で怒らなかったのか分かる気がする。すべてお見通しだったという事だろう。
千葉が一方的に譲歩することは、結局は「長いものに巻かれる」ことを意味する。横暴に屈することを意味する。協会には協会の使命と大義があるだろうが、千葉には千葉の使命と意地があるはずだ。その結果、どちらもオシムを失うことになっても仕方がないのではないだろうか。少なくとも、この局面で譲歩すべきは協会であって千葉ではない。
西部さんの犬の生活番外編。一連のオシム騒動に関する意見だ。
「なぜ千葉は譲歩しなければならないか?」、この質問には答えられない。西部さんの言っていることは正論だからね。ただ、代表からも千葉からもオシムが居なくなるという選択を迫られたときに、それでも譲らないと言える人がどれだけいる事か!?少なくとも淀川社長の立場からは言えないと思う。外からみてる人ならどうとでも言えるかも知れないけれど、千葉の損失よりも日本にとっての(協会にとってではなく)損失の方が大きいという事だろう。
さて、オシムの決意も固く、代表監督となる事は流れとして決まってきてはいる。ジェフの方はサポーターへの経過報告会を開くようだ。(オフイシャル)。紛糾せねばいいが。
先日のエントリーでの書いたが、オシムが今の時点で代表監督に就任するという事は、いかにいい方にまとまろうともジェフが折れた事になるのは変わりない。経過を見守ろう。
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今シーズンも終了したという事でジェフの総括。 -
2009年10月20日 「犬の生活」など
西部さんの「犬の生活」が更新されていました。


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