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2011年 J1第2節 ベガルタ仙台vs名古屋グランパス 動き出した時【J特】

仙台まで、ベガルタ仙台vs名古屋グランパスの試合を観戦してきました。

当初、バックスタンド側で普通に観戦する予定だったんだが、とんだ凡ミスでチケットを紛失。どうも、こういったチケットは再発行できないらしくって右往左往したあげく直前に販売されたエキサイティングシートを購入する事に。まぁ、高いけど、今回はベガルタさんに寄付するつもりで買いましたよ。

そんなこんなで、仙台にやってきました

ユアテックスタジアム仙台にやってきたのは、13時前でした。実に11年振りの来場です。まぁ、前回はベガルタの試合じゃなかったんで、この場所でベガルタの試合を観るのは初ですね。

ユアテックスタジアム仙台 ベガッ太くん像

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それにしても、エキサイティングシートの入場口はアウェイ側に近いところで、見つけるのが大変でした。しかも、再入場の仕方が微妙にわからなくてアタフタして時間を食ってしまいました。なんとか、昼食とグッズやマッチーデープログラムを購入するくらいは出来ました。

時間がなくて、牛タンカレーをかっこんできた。

で、そのエキサイティングシートですが、バックスタンド側のピッチ脇に設置されたパイプ椅子の席です。いちおう、広告看板があるので、ボールがガンガン飛んできたりはしないけど、油断したらボール当たりそうな感じでした。
試合前とハーフタイム、試合後は撮影OKでしたが、ネット上への公開は禁止とされてたんで、ろくに写真も撮ってません。
この日、午前中はずっと曇ってたんだが、試合の時間が近づいてきたら太陽がガンガン照らしてきて暑かった。いちおう、飲食も禁止で、これ大丈夫か!?って感じだけど。脇に、給水ようの飲み物用意してたんだな。でも、それ知ったのハーフタイムなんだが・・・。

結構、試合前の時間がなくて、選手紹介も聞いてなかったし、あっという間に選手入場の時間になった。

試合は、さすがにこの日中の炎天下でのゲームってのもあるのか、両チームとも前からプレッシャーをかけていくような展開ではなかった。
ボールぽっぜションでは、グランパスが上だったが、ベガルタの方が鋭いカウンターで何度かチャンスを作っており、どちらに転ぶかわからない展開。

動きの多い試合ではなかったが、前半終了間際にゲームが動く。
スローインから赤嶺がボールを受けてフリーの中島へ。後ろから走り混んでいた梁がボールを受ける。左サイドからは松下が上がってきていて、相手DFも気をとられていた。梁はボールを一つ持ち替えて、シュート。これがいいコースに決まって、ベガルタが先制する。
最後に、リードを奪ってベガルタがリードして前半を終える。

炎天下のピッチ上で観てる側も暑かったが、ハーフタイムに氣志團のライブがあって盛り上がった。ほぼ、ハーフタイムを使い切るような感じだったので、すぐに後半スタートいう慌ただしい展開。

後半、1点が入った事でゲームが動いてくるかなと思ったが、すぐには展開はかわらず。グランパスはブルザノビッチに代えて、永井を投入。これが、直接的にベガルタのDF陣をおびやかしたわけではないが、それでも永井のところからチャンスが出来て対応が迫られていた。

後半20分、その永井のところからのボールがケネディに入るが、なんとかボールに当てただけで事無きをえたかに思えたが、カバーに戻った角田の足に当たりこれがゴールに吸い込まれる。思わぬ形で、失点。グランパスが同点に追いついた。
場内発表もなく、おやっ!?という感じだったが、オウンゴールらしいというのはわかった。

ここからは、交代策がめまぐるしくなる。ベガルタは、柳沢を投入し事態の打開をはかろうとする。途中から出て来た柳沢が前目にプレスをかける事で、少しベガルタがもりかえしてはいたが、ゴールに繋がるような展開ではない。
さらに、ケガもあった梁に代えて太田を投入する。

グランパスは、玉田に代えて千代反田を投入。闘莉王を前に上げてきた。
さらに、最近好調の磯村も投入してくる。

ベガルタは、赤嶺に代えて中原を投入して、最後の攻撃をしかける。

最後は、グランパスの波状攻撃にあわやの場面もあったが、なんとかベガルタが凌ぎきる。残り少ないロスタイムで勝ち越したかったが、あと一歩時間が足りずタイムアップ。
試合は1-1の引き分けに終わりました。

ベガルタとしてはグランパスは苦手としていたようなので、引き分けでも価値はあるといえるかもしれない。ただ、どちらにしろ、夏場のデーゲームですごくいい試合を期待するのは無理があるなというのが正直なところです。

最後に、ベガルタの選手がバックスタンド側を回ってくるときにハイタッチしました。あと、氣志團の方々とも握手なんかしたりして。エキサイティングシートで初めてお得感が出た瞬間でした。
ピッチかぶり席とはいえ、暑い、狭い、動けない席なので、いろいろ辛いものはあったのでよかったです。

個人的には、今回普通の座席じゃなかったんで、ちょっと違ってはいるが、このスタジアムはやっぱりいいなと。そして、来年はジェフとベガルタの試合をJ1の舞台で観に来たいなと思いましたね。

最後に。
試合を観ているときに、気づいてなかったんだが。完売のはずのチケットだったが、確かに、メインスタンド辺りでもいくらか空席があるなというのは思ってました。この試合は、あの震災のあった日の直後に行われるはずだった試合の振替開催の試合です。
全てがそうという訳ではだいだろうが・・・。払い戻ししてない限り、その前にかったチケットは有効になってるはずです。震災がなかったら、空席だった座席がほとんど埋まっていたかもしれないという事に後で気付かされました。
もちろん、先日行われたJ2の第2節にしてもそうなんだが、J1の、そしてベガルタにとっては、あれ以来止まっていた時計を進める為のゲームという事なんだなと。
止まっていた時が動き出しても、失ったものは大きい。それでも、スタジアムの中で感じるパワーは大きい。

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