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2015年 女子W杯 1回戦 なでしこジャパンvsオランダ女子 なでしこらしく戦いベスト8へ



女子W杯 カナダ2015

カナダ女子W杯、なでしこジャパンは決勝トーナメント1回戦をむかえました。なでしこジャパンvsオランダ女子代表の試合をNHK BS1の中継でテレビ観戦しました。

既にほかの試合は全て終わっており、勝ち上がればオーストラリアとの対戦が決まっています。。

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試合展開

なでしこの先発は、GKに海堀、CBに岩清水と熊谷、右SBに有吉、左SBに鮫島、ボランチに阪口と宇津木、右SHに川澄、左SHに宮間、2トップに安大儀見と大野という布陣でした。

大野が2トップの1角として出場となりました。ボランチは阪口と宇津木のコンビとなり、澤はベンチスタートとなっています。

なでしこジャパン
2015年 カナダ女子W杯 決勝トーナメント1回戦 vsオランダ女子代表 先発フォーメーション
11.大野
17.大儀見
9.川澄
6.阪口
13.宇津木
8.宮間
19.有吉
3.岩清水
4.熊谷
5.鮫島
18.海堀

立ち上がり、なでしこは落ち着いて試合にはいっていきます。オランダにボールを持たれてもあわてずに対処していきます。

オランダに攻め込まれるがうまく、遅らせて最後はミドルシュートを打たれるもバーの上をこえてます。

前半7分、オランダに裏を取られてしまうが、相手が足を滑らせて助かります。

ここまで目立ったチャンスがなかったなでしこだったが、前半10分、左サイドを宮間が突破してクロスをあげると大儀見がヘディングで合わせます。これはバーに当たってしまうが、クリアボールは小さくなり有吉の元へ。有吉が思い切りよくシュートを打つとこれが決まって、なでしこが先制します。

オランダは両サイドを中心に攻めた立てるものの、決定機は作らせず。

前半20分、右サイドの川澄に展開し中に折り返したボールを宮間がシュートも左に外れます。
さらに、22分には鮫島が持ち上がって、大野とのワンツーからシュートもバーの上を越えてしまいます。

前半24分、阪口の縦パスをうけた大野がワンタッチではたいて川澄へ。川澄がシュートを放つが左に外れます。

この辺りは、なでしこがペースを握る時間が続くようになります。
前半29分、大野が高い位置でボールを奪って大儀見へ。大儀見が早めにミドルシュートを放つがバーの上を越えます。

なでしこがセットプレーも交えて、チャンスを作り出すが、追加点は生まれず。

オランダは、シュートこそあったものの、大きなチャンスは作れず。

前半終了間際、右サイドからのクロスに大野が頭で合わせるが、わずかに枠を外れてしまいます。

前半はこのまま1点をリードして折り返します。

後半の立ち上がりは、オランダが押し込む展開が続きます。

オランダが積極的にシュートを狙いにきます。後半6分のオランダのFKは壁に当たってしまうが、こぼれだまをひろわれてクロスを放り込まれるが、しっかりとクリアします。

後半9分、川澄がボールを奪って大儀見へ。大儀見が流したボールを宮間が拾ってためを作ってスルーパス。川澄が拾って折り返すが相手に当たってCKとなります。しかし、このCKからは決定機は作れず。

この後は、一進一退の攻防となっていきます。両ゴール前でチャンスになりかけるもののシュートは生まれず。

後半21分、大野に代えて岩淵を投入します。

後半22分、川澄から大儀見に当てて、落としたボールを阪口がミドルシュートも相手に当たってCKとなります。
このCKは流れてしまうものの、宇津木が拾ってミドルシュートも枠へは飛ばず。

岩淵がドリブルでボールをキープして流れを引き寄せます。
後半26分、大儀見のスルーパスに岩淵が抜け出しかけるものの、相手に引っ張られて倒されるが、ファウルとならず。

オランダの攻撃で押し込められる時間が続くが、シュートは防ぎ切ります。

後半29分、宮間から大儀見へ裏へボールを送ると、これを受けた大儀見がそのままシュートも枠を外れます。

後半30分、オランダのCK。ファーサイドへ送られたボールは鮫島が足に当てるがゴール方向へ。これは海堀がパンチングで防ぐが、こぼれたボールをシュートされるもブロックします。サイドに流れたところをファウルを取られてFKとなります。
このFKは、ゴール前で合わせられず、そのままラインを割って助かります。

後半32分、中盤でボールを奪うと、岩淵からのパスで大儀見が裏に抜けるがシュートは打てず。ヒールパスを受けた宮間からの戻しを岩淵がスルー。これを受けた阪口がミドルシュート。これが、鮮やかに決まって追加点となります。

後半35分、川澄に代えて澤を投入します。宇津木がアンカーに入って、岩淵が右SHへに回って、4-1-4-1の布陣となります。

ここからは、オランダが押し込む展開となります。なでしこは、なかなかチャンスも作れず、追加点は生まれず。

後半40分、オランダのシュートは海堀の正面となります。

後半44分、オランダが左サイドからクロス、これは海堀がパンチングで逃げるものの、これを拾われてシュートを打たれます。DFに当たってコースが変わるものの、枠には飛ばず海堀が抑える。

その後も、オランダがどんどんボールを放り込んできて押し込まれる。そして、後半47分、オランダが右からのクロスにヘディングを打たれると、海堀が処理し損ねて後逸してしまいゴールに吸い込まれる。

オランダに1点を返されたものの、その後は粘り強く跳ね返してタイムアップ。なでしこが2-1で勝利し、ベスト8に進出した。

なでしこジャパン
2015年 カナダ女子W杯 決勝トーナメント1回戦 vsオランダ女子代表 試合終了時フォーメーション
17.大儀見
16.岩淵
10.澤
13.宇津木
6.阪口
8.宮間
19.有吉
3.岩清水
4.熊谷
5.鮫島
18.海堀

 

戦評

全体的にはなでしこのゲームだったと思いますが、後半はオランダにおしこまれる展開も多くなりました。最後は、海堀のミスもあって1点差で逃げ切る形になってしまいました。

得点シーンは、いずれも流れの中から生まれたもので、非常にいい形だったと思います。特に前半は、崩してシュートという形も作れていました。後半は、オランダが1点を返しに前がかりとなった事で、五分五分の展開でしたが、粘り強く守って追加点を奪ったところまでは良かったと思います。

まだまだ、ミスは多いものの、なでしこらしいパス回しも随所にみられるようになりました。そのうえで、粘り強い守備も出来てきて、決勝トーナメントにきて、ワンステップ調子が上がってきた感じですね。

4年前とメンバー編成はあまり変わっていないものの、フォーメーションも多彩となり、1人が複数のポジションをこなしながら、戦えているのは4年前にはなかった事です。非常に、そういった意味では攻守に多彩な形をもてるようになりました。
これも、個々のスキルがアップしているところも大きいのでしょう。

グループリーグ3戦目で復帰した岩淵も調子が上がってきたようで、ドリブルの切れもよいですね。ここから上の相手には岩淵のドリブルが一つの武器になるので期待したいところです。

次の相手は、同じAFCから来たのオーストラリアです。何度も対戦している相手だけに、お互いの事はよくわかってるでしょうから、やりにくさもあるでしょう。通算成績ではなでしこが負け越していますが、近年ではロンドンオリンピック予選やアジアカップで勝利しています。

調子が上がってきてるだけに、しっかりと勝ちきってベスト4進出を決めたいところです。

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