カタールW杯 日本の第3戦、日本vsスペインの試合をフジテレビの中継で視聴しました。

ドイツに勝利したものの、コスタリカにまさかの負けで、GL最終戦のスペイン戦で勝ち点を取らなければ行けない状況となりました。

試合経過

日本代表の先発は、GKに権田、CBに吉田と板倉と谷口、ボランチに田中と守田、右WBに伊東、左WB長友、シャドーに久保と鎌田、トップに前田にという布陣になりました。

前半5分、前田がボールを受けて、久保に渡して突破して、折り返すが中で打ちきれず。

スペインは前半7分、ブスケツがミドルシュートも上に外れる。日本は前半8分、ゴール前でボールを奪って、久保からのボールを受けた伊東がシュートも右に外れる。

前半9分、スペインのCKからのクロスをモラタがヘディングシュートも権田が抑える。前半11分、スペインがクロスから、モラタがヘディングで決める。スペインが先生する。

その後は、スペインがボールを持つ時間が長くなる。前半23分には、スペインはモラタがシュートも権田が抑える。

前半36分、鎌田がシュートもブロックされる。

前半は、このまま0-1で折り返す。

日本は、ハーフタイムに久保に代えて堂安、長友に代えて三笘を投入する。

後半3分、日本がハイプレスでGKを追い込むと、サイドに渡ったボールを伊東がヘディングで競る。こぼれたボールをひろった堂安が、強烈なミドルシュートを決めて、日本が同点に追いつく。

後半6分、日本は堂安が右サイドから折り返すと、ラインギリギリで三笘が折り返したボールを田中が押し込んでゴール。日本が逆転に成功する。

その後、スペインがボールを保持する時間が長くなるものの粘り強く守り続ける。

後半17分には、前田に代えて浅野、後半24分には、鎌田に代えて冨安を投入。冨安が右WB、伊東が左のシャドーに入る。

後半25分、三笘が左サイドでボールを奪うと、そのまま縦に突破して折り返す。浅野が足を伸ばすが、枠には飛ばず。後半38分、日本のFK。壁を超えるがGKがキャッチする。

後半42分、田中に代えて遠藤を投入する。

後半42分、スペインのシュートはブロックする。後半44分には、アセンシオのシュートがDFに当たるが、権田がセーブして、吉田がクリアする。さらに、スペインの攻撃が続くが、シュートを防ぎ続ける。

試合は、このまま日本が守り抜いて2-1で勝利した。

戦評

日本がスペインを破って、堂々グループリーグ1位で突破を果たしました。

正直11分に先制されたときは、どうなるかと思いましたが、その後はスペイン相手に決定機を作らせないまま前半を終えました。ボール支配率では、完全にスペインでしたが見事に守り切りました。

後半頭からメンバー交代でギアチェンジ。先制点は、ハイプレスから相手GKが再度に逃したボールを伊東が長い距離を走って競り勝ちました。このボールを堂安がズドン。もう、これは文字通りに、目がさめるようなゴールでした。相手GKの手を弾いてのゴール。素晴らしい。

逆転ゴールはわずかに3分後。右でボールを受けた堂安からの折り返し。ラインを割る寸前に三笘が折り返しました。これをゴール前まで入っていた田中が押し込みました。VAR判定となった、三笘の折り返し。わずかに数ミリラインにかかっているという、ギリギリのところでおりかえしたもの。このボールに諦めずに、追いついた三笘はすごいですね。

その後は、5-4-1で守り切りました。右WBに冨安を起用するという手はどうかと思いましたが、これが思いの外効いていました。相手の左サイドがこれで機能せず。右サイドも三笘が粘り強くくらいついていて、いい仕事をさせず。三笘は守備でも貢献していました。

長い7分のアディショナルタイムを守り抜いて、日本が勝利。これは、ブラボーです。

いやしかし、ドイツ、スペインに勝って、コスタリカに負けるとかいう、突破の仕方は予想できないですよ。まあ、それにしても、よく守ったし、よく決めきりました。3バックは、森保監督の得意中の得意ではありますが、W杯本大会でこれがハマるのがまたね。

決勝トーナメント、まずはクロアチアと当たります。クロアチアは前回大会準優勝ですからね。過去のW杯で2度の対戦がありますが、勝てていません。3度目の正直となるか。クロアチアに勝って、新しい世界をみせてほしいです。

選手評価
GK 権田 6.5
DF 吉田 6.0
DF 板倉 6.0

DF 谷口 6.0
DF 長友 6.0
MF 田中 7.0
MF 守田 6.0
MF 遠藤 -
MF 伊東 6.5
MF 久保 6.0
MF 三笘 7.5
MF 堂安 7.0
FW 前田 6.0
FW 浅野 6.0