2022年 J2 第42節 レノファ山口FCvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をDAZNでテレビ観戦しました。

今季最終戦。PO進出は消滅しましたが、最後勝って終わりたいところです。

試合経過

ジェフの先発は、GKに新井章太、CBに新井一輝、チャン・ミンギュ、田邉、ボランチに田口と熊谷、右WBに末吉、左WBに秋山、シャドーに高木と見木、1トップにソロモンという布陣でした。

前半2分、山口は高井がシュートも右に外れる。さらに、前半8分、山口は、左サイドからのパスを受けた田中が反転シュート。これが決まって、山口が先制する。

ジェフは、前半13分、見木の折り返しをソロモンが縦パス。高木が抜け出して、角度のないところからシュートもGKに防がれる。続く、ジェフのCK。こぼれ球を田邉がシュートもブロックされる。

前半18分には、ソロモンが粘ってキープして左の見木へ。見木のシュートはGKが防ぐ。

山口がCKの連続チャンスも、ここは防ぎ切る。前半28分には、田中がシュートも上に外れる。

前半32分、高木のクロスに、ソロモンが頭で合わせるが、これはオフサイド。前半36分には、末吉のクロスに、見木がヘディングシュートも右に外れる。前半37分、ジェフのCK。ソロモンのヘディングはライン上でクリアされる。

前半45分、末吉から田口にわたって、戻したボールを秋山がミドルシュートもGKがキャッチする。

前半は、このまま1-0で折り返す。

ハーフタイムに、秋山に代えて福満を投入する。。

後半12分、ジェフのCK。跳ね返されたボールを、高木がミドルシュート。相手に当たって、ゴールに吸い込まれる。ジェフが同点に追いつく。

後半17分、右サイドで相手のパスをカットした新井一輝がそのまま持ち上がって、シュート。これが決まって、ジェフが逆転する。

後半25分、チャンが倒されて、そのままシュートを決められるが、ファウルの判定となりノーゴール。

後半31分、山口は、左からのクロスに、梅木がヘディングで合わせるが左に外れる。

後半32分、ジェフが右からのクロス。抜けたところを末吉がシュートもブロックされる。

後半37分、新井一輝に代えて西久保、ソロモンに代えて、リカルド・ロペスを投入する。

後半46分には、田口に代えて小林、高木に代えてブワニカを投入する。

後半49分、ロペスから右に展開、福満が速いボールをおくると、ブワニカが押し込んでゴール。1-3と突き放す。

試合は、このまま1-3でジェフが勝利した。

戦評

最後の最後で、逆転勝ち、しかも後半だけで3得点と、今季なかったような試合を見せてくれました。それでも、前半は山口ペース。先制点も奪われて苦しい展開ではありました。

前半、先制点は奪われましたが、少しづつ反撃を開始します。ソロモンのところで収まっていたのは大きかった。何度か、惜しいシュートシーンはあったもののゴールは奪えず。

後半、福満を右サイドで起用。末吉が、左サイドで輝き始めます。ペースを掴み始めた矢先に、CKからの流れで高木のシュートが決まりました。後半の早い時間に同点に追いつけた事で、流れは完全にジェフに。

少しオープンな展開になってはきましたが、逆転弾は新井一輝。相手のパスをかっされて、そのままペナに侵入。狙いすましてシュートを決めきりました。チーム最多の8ゴール。これは、まさにエース。

リードして終盤まで、持ちこたえていましたが、最後に追加点まで取れました。ロペスが相手の背後にゆるいパス。これに、追いついた福満がグラウンダーの速いボールを送って、ブワニカが詰めました。

今季最後に2連勝で締めくくりました。まあ、正直最後の2試合は、ある種開き直った感じでしたかね。最終戦は、昇格も降格もない状態で、特に後半はのびのびやっていた感もあります。このチームは、やれば出来る。そう感じるとともに、やはりここぞという試合で勝てなかったという、弱さがありました。

そして、尹監督。3年間お疲れ様でした。J2に落ちてから、なかなか手を付けられなかった守備組織に、ようやく手がつけられました。この固い守備は、誰が監督になろうとも生きるはずです。

選手評価
GK 新井 6.5
DF 新井一 7.5
DF チャン 6.0
DF 田邉 6.0
DF 西久保 -
DF 秋山 5.5
DF 末吉 6.5
DF 福満
MF 田口 6.0
MF 熊谷 6.0
MF 見木 5.5
MF 高木 6.0
FW ソロモン 6.0
FW リカルド・ロペス -
FW ブワニカ 6.5