2022年 J2 第33節 ベガルタ仙台vsジェフ千葉の試合をユアテックスタジアム仙台まで観戦してきました。
ユアスタは2019年11月以来です。随分と来れない時間が長かった。ジェフはホーム3連戦で、2分1敗。もう勝ちにいかないといけない時期です。
試合経過
ジェフの先発メンバーは、GKに新井、CBに新井一輝と田邉とダニエル、右WBに西久保、左WBに末吉、ボランチに田口と小林、右にブワニカ、左に見木。トップにチアゴとなりました。新井一輝が先発に戻ってきました。
前半1分、右サイドの西久保からのクロスにブワニカがヘディングで合わせるが枠に飛ばず。
ジェフは、前からアグレッシブにいく一方で、ファウルの数が増える。仙台のFKのチャンスを何度かあたえるが、これは防ぎ切る。
前半15分、仙台は流れてきたボールを加藤がボレーで合わせるがゴール上に外れる。
ジェフは前半22分、末吉のクロスを受けた西久保がシュートを狙うが、その前にハンドを取られる。
前半26分、仙台がカウンターの流れから、中島がミドルシュートもバーに当たって外れる。前半33分、仙台は中山がミドルシュートもブロックする。
前半34分、仙台のFK。遠藤が直接狙うが新井がはじき出す。前半37分にも仙台のFK。ここは中島が直接狙うがわずかに上に外れる。
前半42分、仙台のFK。佐藤が競ってゴール方向に飛んだボールは新井がキャッチする。
前半は、このまま0-0で折り返す。
後半10分、ジェフのCK。ゴール前での競り合いでファーに流れたボールを新井一輝がシュート。相手に当たりながらもゴールに吸い込まれ、ジェフあ先制する。
後半15分、末吉が負傷で福満と交代になる。
後半19分、西久保のロングスローを福満がすらして、チアゴがボレーで合わせるが枠に飛ばず。
仙台は、後半23分にFK.跳ね返したボールを名倉がミドルシュートも上に外れる。
後半27分、チアゴに代えてソロモン、ブワニカに代えてリカルド・ロペスを投入する。
後半28分、仙台のCK。跳ね返したボールを繋がれてシュート打たれるが上に外れる。
後半29分、リカルドが右からのクロス。ソロモンが競って、こぼれを見木がシュートもブロックされる。
後半29分、西久保のロングスローをソロモンが競って落としたボールを見木がシュート。これが決まり0-2とする。
後半32分、仙台は中山がミドルシュートも新井がキャッチする。
後半34分、西久保に代えて米倉、小林に代えてチャンを投入する。
その後、仙台が反撃を狙うが、ジェフはゴールを許さず。このままジェフが逃げ切り0-2で勝利した。
選評
アウェイ仙台戦も完勝に終わりました。ホームの3連戦とは明らかに戦い方を変えてきた感じです。3連戦時は、メンバー的にも暑さ的にも日程的にも、あまり無理が効かない状態であった事もありますが、ブロックを作って守るという展開が多かったですからね。
この試合では、前からボールを取りに行くという姿勢をみせていきました。仙台でのナイトゲームはフクアリよりかなり涼しかった事もあり、選手の動きもよかった。体力的にも、消耗が少なく済んだのではないかと思います。
今回、前からボールを奪うという戦い方で、仙台も前でボールを奪ってショートカウンターを狙いたいという事もあり、前半はお互いにそういったシーンが多かったと思います。ただ、ジェフはアグレッシブに行った分、ファウルが多かった関係もあり、仙台にかなりFKのチャンスを与えてしまいました。危ない場面もありましたが、ここをしのぎ切れたのは大きかったです。
そして、後半。帰ってきたエースが決めてくれました。新井一輝が復帰後即ゴール。これも、狙っていた形なんでしょうけれど、ファーでフリーになっていました。追加点も西久保のロングスローからでした。ようやく、ロングスローから点が取れて良かった。
2点とれば、もうジェフの試合なんですよね。大分戦での逆転負けはありましたが、基本的には2点取れば盤石だと思います。実際、仙台は攻め手がなかなかなかった。
仙台側からすれば、残り9試合で2位と勝ち点差10。自動昇格が難しくなりました。それでもPOには進めるでしょうけれど。
ジェフは、PO圏と勝ち点差5。難しい差ではありますが、まだ望みはあります。次節はホームで長崎戦。長崎はコロナで試合中止もあって、コンディションやメンバー編成てきに、どうなっているのか読めませんが、ホームで勝利がほしいところです。
選手評価
GK 新井 6.5
DF 新井一 7.0
DF 田邉 6.5
DF ダニエル 6.0
DF チャン -
MF 西久保 6.0
MF 末吉 6.0
MF 米倉 -
MF 福満 -
MF 田口 6.0
MF 小林 6.0
MF 見木 5.5
FW ソロモン6.0-
FW ブワニカ 5.5
FW チアゴ 6.0
FW リカルド -