2022年 J2 第16節 ジェフ千葉vsブラウブリッツ秋田の試合をフクアリまで観戦してきました。

前節、ようやくフクアリでの勝利を見届けました。劇的な勝利だっただけに、大事な一戦です。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに新井、CBに鈴木と新井一輝と佐々木、右WBに米倉、左WBに末吉、ボランチに熊谷と小林、シャドーに見木と高木、1トップにチアゴという布陣でした。

前半5分、ジェフのCK。米倉が飛び込んできてヘディングも、GKに停められる。さらに、ジェフのCKのチャンスが続くが、ゴールは生まれず。

その後も、ジェフが優勢に試合を進めるが、決定機が作れない。

前半30分には、熊谷が接触プレーから、脳震盪の疑いで退場。壱晟が交代で入る。

前半37分、末吉のクロスをチアゴが胸で落として、異性がボレーで合わせるが上に外れる。

前半は、このまま0-0で折り返す。

ハーフタイムに、米倉に代えて福満を投入する。

後半4分、末吉のシュートはGKが抑える。後半6分には、見木のパスを受けた福満が角度のないところからのシュートも左に外れる。

後半13分、ジェフのCK。ショートCKから、見木のクロスに鈴木がヘディングも上に外れる。後半23分、福満のクロスに、チアゴがヘディングで合わせるがGKがキャッチする。

後半26分、佐々木に代えて西久保を投入する。西久保が右CBに入る。

後半28分、秋田のFK。競り合いのこぼれはクリアする。高木がボールを受けるが、奪われてそのままクロスを入れられる。これを吉田が押し込んで、秋田が先制する。

後半33分、チアゴに代えてサウダーニャを投入する。

後半37分、ジェフのFK。西久保がヘディングも右に外れる。

後半43分、壱晟が、接触プレーで負傷退場となり、風間を投入する。見木がボランチに入る。

試合は、このまま0-1で秋田が勝利した。

選評

前半は、秋田のアグレッシブなプレーに対しても1歩も譲ることなく対処。こぼれ球への反応でも、秋田を上回る出来で、秋田のやりたいことをさせずに終える。熊谷が、脳震盪で退場したのは痛かったが、壱晟がまずまずのプレーをみせる。

後半に入っても、流れは変わらなかったものの、ジェフもなかなか決定的チャンスが作れず、時間が経過する形となる。そんな中、ワンチャンスを秋田に決められてしまう。高木の判断ミスでもあったが、相手にボールを渡す形になってしまい、そのまま決勝点へつながるパスを通されてしまった。

さらに、終盤には、相手の危険なプレーで、壱晟が退場となる。米倉や佐々木も、軽度の負傷がらみでの交代のようで、戦術的な交代は、サウダーニャのみといった状況。それだけに、1失点が非情に痛かったとも言える。

サイドでの崩しは出来てはきていたものの、中の枚数が足りずに、どうしてもピンポイントのパスを入れるしかチャンスにならない状況。岡山戦で勝利はしたものの、得点力不足はなんら改善していない事をあらためて思い知らされた格好になる。

次節は、アウェイで熊本戦。熊谷、壱晟が負傷で、田口のコンディションがどうかわからない、ボランチはどういう布陣になるかわからない。さらに、チャンも負傷のようだったので、佐々木がどれくらいできるか。すでに7敗を喫している状態だけに、連敗は許されない。何が何でも勝利をもぎ取りたい。

選手評価
GK 新井 5.5
DF 鈴木 5.5
DF 佐々木 6.0
DF 新井一 5.5
DF 西久保
MF 福満 5.5
MF 末吉 6.0
MF 米倉 5.5
MF 熊谷 -
MF 小林 6.0
MF 見木 5.5
MF 高木 5.0
MF 壱晟 5.5
FW サウダーニャ
FW チアゴ 5.5