2020年 J2 第25節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs水戸ホーリーホックの試合をフクアリまで観戦してきました。

アウェイで群馬に敗戦。ここは切り替えて、勝ち点3を取りたいところです。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに新井章太、CBに鳥海とチャン、右SBに本村、左SBに安田、ボランチに田口と見木、右SHに矢田、左SHに為田、2トップにクレーベと船山でした。

序盤は、お互いのプレスでボールが落ち着かない展開となりました。ジェフもなかなかチャンスがつくれません。

前半22分、水戸のCK。はねかえしたボールを木村がミドルシュート。水戸が先制します。さらに、前半25分、山口がグラウンダーのミドルシュート。新井が弾いたボールを村田が流し込んでゴール。0-2とされます。

ジェフは、左サイドから突破して、船山が狙うが枠をはずれる。前半42分には、為田が左サイドを突破してクロス。クレーベが頭で合わせるがGKにふせがれてしまう。

前半45分、水戸の攻撃。田口がハンドをとられてPKの判定に。これを山口が決めて0-3として前半を終えます。

後半14分、田口が運ぼうとしたボールを奪われて、右サイドからのクロス。ンドカが頭で合わせてゴールを奪う。

後半18分、ジェフは船山に代えて山下、為田に代えて堀米、矢田に代えてアラン・ピニェイロを投入する。

後半20分、水戸が左サイドからの折返しに山口がワンタッチで合わせてゴール。0-5と突き放します。

それでも、後半22分、堀米が右サイドからカット・インしてのシュート。ファーサイドのポストに当たってゴールに吸い込まれる。1-5となる。

後半32分、見木に代えて熊谷を投入。さらに、後半36分には、クレーベに代えて増嶋を投入し3バックとします。

ジェフの反撃は最後まで得点に結びつかず。試合は、1-5で水戸が勝利しました。

戦評

全体的には、運動量の差で完全に負けていたかなと言う感じでした。ジェフも同じようにプレスをかけてボールを奪って攻撃に結びつけたかったのでしょうが、簡単にプレスを剥がされてしまっていました。逆に、水戸のプレスにボールコントロールが乱れたり、パスミスにつながる場面が多かったと思います。

水戸の先制自体はゴラッソ。あれは、相手のシュートがうますぎました。ただ、続け様に失点したのが痛かったですね。山口のところに、もう少しプレスをかけたかった。グラウンダーのシュートで、手前でバウンドしたので、新井としてははじき出すしかなかったと思いますから、先に相手にボールが渡ってしまったところで勝負ありでした。

後半の失点は、ちょっと集中力を欠いていたというか、全体的に動きが止まってしまっていました。安々と相手にボールを通されてしまっているのは、どうしてなんだろうという感じでした。

前半の2失点後、ジェフも何度かチャンスがあったのですが、そこで1点奪えなかったところにPKで3失点目。今のジェフのやり方だと、3失点をひっくりかえせる攻撃力はありませんから、ここでもう試合が決まってしまいました。

後半無得点で終わらなかったのは唯一の救いではありますが。観ている側としては、後半はただただひたすら苦行でした。点が取れそうな感じはしない状況で、さらに追加点奪われている状況でしたから。

次節はアウェイの大宮戦です。大宮も気がつけばジェフとあまり変わらない順位に落ちていて少し苦労しているようです。ただ、今のジェフの状況を考えると、やはり先制点が鍵。先制点を奪われたらかなり厳しいでしょうね。

選手評価
GK 新井章 5.5
DF チャン 5.0
DF 鳥海 5.5
DF 増嶋 - 
DF 本村 5.0
DF 安田 5.0 
MF 田口 5.5
MF 見木 5.5
MF 熊谷 -
MF 為田 5.5
MF 矢田 5.0
MF 船山 5.5
MF 堀米 6.0
MF アラン 5.5
FW クレーベ 5.5
FW 山下