2020年 J2 第24節 ザスパクサツ群馬vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をDAZNの中継でテレビ観戦しました。

前節、京都に引き分け。なんとかダブルは避けたものの、連勝は逃しました。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに新井章太、CBに鳥海とチャン、右SBに本村、左SBに安田、ボランチに、田口と見木、右SHに船山、左SHに為田、2トップにクレーベと山下という布陣でした。

前半11分、為田がボールカットから、一旦はとめられるが田口がひろって左に展開。為田のクロスに山下がボレーで合わせるがバウンドしたボールは上に外れる。さらに前半15分、鳥海のロングボールが左サイドの為田に渡り、左サイドを突破してクロスをあげるとクレーベが頭に当てるが、これはクリアされる。

群馬は前半20分、左サイドからの折返しを田中がダイレクトで合わせる。これがゴール右に決まって群馬が先制する。

群馬は、前半22分にCK。ショートCKからのクロスに、ヘディングで合わせるが右に外れる。前半27分にも群馬のCK。ヘディングで合わせたシュートは、ゴールに吸い込まれるが、これはオフサイドの判定。

ジェフは前半31分、本村のクロスに山下が合わせるが枠には飛ばせず。

群馬は前半33分にCK。小島がヘディングで合わせるが右に外れる。前半38分には、群馬が右からのクロスに林が合わせるが上に外れる。

ジェフが連続してCKを得るが、ゴールは奪えず。前半は、このまま1-0で折り返す。

後半3分、安田のクロスに、クレーベが狙うが跳ね返される。船山が拾ってクロスを上げると、クレーベが折り返すが山下のシュートは阻まれる。

後半5分、群馬が右サイドからのFK。直接狙うが枠を外れる。後半9分、群馬が左からのクロスに、進がボレーで合わせるが枠を外れる。

後半18分、ジェフのFK。競り合いのこぼれ球を為田がミドルシュートも上に外れる。後半23分、ジェフのFK。クレーベが直接狙うが上に外れる。

後半22分、為田に変えてアラン・ピニェイロ、山下に代えて矢田を投入。船山がトップに回る。

後半36分、ジェフがFKの流れからの攻撃。最後はアランからのパスを受けた見木がミドルシュートも枠を外れる。

後半40分、船山に代えて櫻川、見木に代えて壱晟を投入する。

後半42分、本村がインターセプトから、右足シュートもGKがキャッチする。

後半48分、本村に代えてゲリアを投入する。

ジェフは最後までゴールが奪えず。1-0で群馬が勝利した。

戦評

前半、チーム全体として体が重い印象でした。それもあって、群馬に運動量でうわ混られて、前半のうちに失点。その後もセットプレーから再三ヘディングで合わされて、あわやという場面が続きました。1失点で済んだのは、相手の決定力に助けられた部分が大きかったでしょう。

後半、少しづつ盛り返していきます。選手交代で、運動量も増えてきて、チャンスも作れましたが、ゴールが遠かった。群馬も、しっかりと体を張って守っていたので、なかなかゴールがこじ開けられませんでした。頼みのセットプレーも不発。いいところなく、敗れてしまいました。

公式のスタッツでは、両チーム合わせて8本しかシュートを打っておらず、低調な内容のゲームでした。ジェフはシュート3本ですから、ゴールが遠いはずです。5連戦の最後でしたが、メンバーを固めてきたところで、疲労がだいぶ溜まっていた感じがしました。完全にターンオーバーはしないまでも、要所要所で入れ替えていかないと、この先も苦しいでしょうね。

尹監督も、今年のような特殊な日程下ではやった事がないでしょうから、過去の経験は活かしようがありません。こればっかりは、ジェフだけではなく1年目の監督はどこも苦しんでいる印象です。唯一、躍進しているのが、長谷部監督ひきいる福岡でしょうか。

これで、5連戦が終わって、次週から再び5連戦となります。この5連戦は2勝2敗1分でしたから、これを勝ち越せるように、連勝を続けられるようにならないと上位へは進出できません。自動昇格の2位以内は難しいかもしれませんが、せめて6位以内には入っておきたいところです。ここ数年の成績からすれば、最低でも1桁順位でフィニッシュしたいところですから。

次節はホームで水戸ホーリーホック戦。アウェイでは快勝しているだけに、琉球どうようダブルを奪いたいところですね。体もリフレッシュして、頭もリフレッシュして勝ち点3を奪いたいです。

選手評価
GK 新井章 5.5
DF チャン 5.5 
DF 鳥海 5.5
DF 本村 5.5
DF 安田 5.0
DF ゲリア -
MF 見木 5.5
MF 田口 5.5
MF 壱晟 -

MF 為田 5.0
MF 矢田 -
FW 船山 6.0

FW アラン -
FW 山下 5.5
FW クレーベ 5.5
FW ソロモン -