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第98回 高校選手権 準決勝 青森山田vs帝京長岡 青森山田が接戦を制して決勝進出

第98回 高校サッカー選手権

第98回 高校サッカー選手権 準決勝 青森山田高校vs帝京長岡高校の試合を埼玉スタジアム2002まで観にまで行ってきました。

青森山田もついに準決勝までやってきました。昨年に2年連続での埼玉スタジアム入りです。まだ、準決勝なので決勝戦ほどの観衆ではなくアッパースタンドは開放してませんでした。

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青森山田vs帝京長岡 キックオフ直前

試合展開

試合は、序盤から帝京長岡が攻勢に出てきます。立て続けに青森山田に攻め入りシュートも、惜しいシュートはいずれも枠の外。青森山田はバックパスが短くなってあわや失点という場面もあったものの、なんとか耐えきります。

すると前半16分、青森山田は古宿からのスルーパスに右サイドからのクロス。これに田中が頭で合わせてゴール。バーに当たりながらもゴールに吸い込まれます。青森山田が先制します。

青森山田の先制点直後

それでも、その後も帝京長岡の攻撃が続く展開となります。

前半38分には、帝京長岡の左からの折返しはGK佐藤が防ぐがこぼれたボールをヘディングも、松木が辛くもヘディングではじき出します

しかし、青森山田も失点は許さず。前半は、このまま1-0で折り返します。

迎えた後半2分。青森山田は武田からのパスを受けた古宿が右サイドを突破してクロス。相手に当たったボールのこぼれを松木が押し込んでゴール。青森山田が追加点をあげます。

青森山田の2点目直後

2点を追う帝京長岡の猛攻が続くが、青森山田GK佐藤のファインセーブもあり、なんとかゴールを死守し続けます。

後半20分には、晴山が抜け出してシュートも、これも佐藤がはじきだします。青森山田は、なかなかチャンスがつくれず、単発で何本かシュートを打っただけに終わりました。

帝京長岡は、後半32分、田中がドリブルで突破して、そのままシュート。これが決まって、2-1とします。

勢いにのる帝京長岡の猛攻も、青森山田が耐え続けます。最後の最後はやらせないという守備で、この猛攻を防ぎ続けました。

後半ATには決定的なシュートもあったものの右に外れます。試合は、このまま帝京長岡の攻撃をしのぎ続けた青森山田が2-1で勝利しました。

戦評

青森山田 歓喜のダンス

青森山田は、守勢に回る時間が長かったですね。公式記録ではシュート6本に終わっています。それでもきっちりと2点取れるのが青森山田の強さではあります。帝京長岡の決定力との差もありますが、青森山田の守備も固く1失点でなんとか切り抜けました。

帝京長岡は前半から、何度も青森山田ゴールに迫っていたものの、青森山田の守備に阻まれたり、シュートも枠を外してしまう場面が多くゴールを奪えませんでした。結局、後半個人での突破でなんとか1点は奪いましたが、追加点までは奪えず。

昨年度の優勝校であり、プレミアU-18の王者である青森山田が2年連続での決勝戦に進みました。相手は静岡学園で、申し分のない相手です。静岡学園もかなり攻撃力のあるチームでドリブルと細かいパスで崩すタイプのチーム。青森山田のDFとの対戦は楽しみです。

準決勝では、静岡学園はずっと攻めているような展開だったので、守勢に回った場合にどうなるのかはわかりませんでした。青森山田は、流れの中からでも、セットプレーからでも点がとれるので、どこまで守りきれるか。

点の取り合いになるか、青森山田が圧倒するか。さて、どんな決勝になりますかね。

[公式記録][ダイジェスト]

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