第98回 高校サッカー選手権 3回戦 青森山田高校vs富山第一高校の試合を浦和駒場スタジアム観にまで行ってきました。
この日も天候に恵まれました。第1試合が地元の昌平高校と、東京都の国学院久我山の試合という事で、メイン・バックスタンドともに人でいっぱいで、立ち見すらままならず。なんとか、第2試合だけでも席確保出来てよかったです。
試合展開
試合は前半早々の7分、青森山田のスローイン。ロングスローからヘディングですらしてシュートもブロックされる。このこぼれ球を松木がシュート。これが決まって青森山田が先制する。
その後は、富山第一の反撃もあり一進一退の攻防となる。前半は、このままスコアが動かず1-0で折り返す。
後半4分、青森山田が左サイドからのFK。このボールに田中が頭で合わせてゴールを奪い2-0と突き放します。
さらに、後半19分、青森山田のCK。神田が頭で合わせてゴール。3-0とします。
青森山田に押され続けていた富山第一だが、後半29分のFK。折り返したボールを矢崎が頭で合わせてゴール3-1とします。
それでも青森山田は、後半35分、CKから松木が頭でさわってゴールを奪い4-1とします。
試合は、このまま青森山田が、4-1で勝利しました。
戦評
強豪校が揃うブロックで勝ち上がってきた富山第一だけに、初戦のようにはいかないと思っていたのですが、前半早々に青森山田がゴールを奪った事で落ち着いて試合をすすめる事が出来ました。
それでも前半は、富山第一も何度かこうげきを仕掛けていきシュート数では3対3という状況ではありました。青森山田も先制点以降は、なかなかゴールを奪うまでには行かずに後半を迎えました。
後半頭に青森山田が2点目を奪って、試合をかなり優位にする事となりました。富山第一は、青森山田の守備にも苦しみセットプレーからのチャンスくらいしか攻撃にもっていけず。
青森山田も主導権は握っていたものの、流れの中からのシュートは打てない流れが続いていました。それでもCKから追加点をあげて、勝負を決定づけます。
富山第一にFKから失点したものの、4点目もセットプレーから奪って、終わってみれば4-1の完勝でした。
後半はシュート3本で、全てセットプレーから効率よくゴールを奪っての快勝となりました。富山第一とすれば後半直後の失点が悔やまれますね。
青森山田は、3回戦を突破した大会では全てベスト4以上の成績をあげており、準々決勝での勝率は100%。相手は、埼玉県代表の昌平高校ですが会場は等々力競技場です。ここをかてば一気に2連覇が見えてきそうです。