第98回 高校サッカー選手権 2回戦 青森山田高校vs米子北高校の試合をNACK5スタジアム大宮観にまで行ってきました。
天気に恵まれて、メインスタンドはすでにいっぱいの状態だったので、ゴール裏からの観戦になりました。
試合展開
序盤、動きに硬さが残る青森山田は、米子北の攻撃を受けて立つ形になるが、決定機は与えず。徐々に青森山田がゲームを試合できるようになっていく。しかし、なかなか決定機は作れず時間が進んでいく。
それでも前半36分、右からのクロスに松木が頭で合わせてゴール。青森山田が先制する。
前半は、このまま1-0で折り返す。
後半に入って早々、米子北のロングスローからの攻撃。クリアボールをひろったところで足を滑らせてしまい、これを武田が奪ってそのまま独走。最後は、ループ気味にシュートを決めて2-0と突き放す。
後半20分には、青森山田が右からのFK。中に入れたボールをシュートもブロックされるが、こぼれ球を神田がシュート。これが決まって3-0と突き放す。
さらに、後半22分、青森山田は左からのクロスが逆サイドに抜けるが、右サイドからの折返しを田中が押し込んでゴールを奪う。
後半28分には、スローインから左サイドを崩して、後藤が押し込んでゴール。5-0とする。
後半ATには、得能がドリブルで切り込んでペナルティエリア内でファウルを受けてPKの判定となる。これを武田が決めて6-0とする。
試合は、ここでタイムアップ。青森山田が6-0で勝利した。
戦評
青森山田がいる山は強豪校揃いの難敵ばかりなのですが、まさかの圧勝スタートとなりました。前半は、少し固さがあった青森山田の選手でしたが、2点目を取って以降は青森山田の本来のサッカーが出来てきました。
先制点を前半のうちに取れた事で、だいぶ楽にはなりました。さらに、相手が足を滑らせるというアクシデントからの得点でなんなく突き放せた事で試合の趨勢が決まってしまいました。
先制点を奪ったのは1年生の松木。これも大きかったですね。
こうなるともうなかなか止められないですね。ポゼッションでも圧倒する中で、何度も崩していきました。公式記録でも前半シュート3本に対して、後半は10本のシュートを放ちました最終的には6得点を奪って、昨年に引き続きの大勝スタートとなりました。