2019年 J2 第15節 東京ヴェルディvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観戦しに味の素スタジアムまで行ってきました。
予想はされていましたが30℃超えの暑さ。試合開始時は、屋根の下だったものの前半途中からは直射日光が当たり初めてかなり暑かった。
ジェフは、ようやくホーム2勝目で連勝をかけての1戦になります。
試合経過
ジェフの先発メンバーは、GKに優也、CBに増嶋と新井と乾、右WBに茶島、左WBに為田、ボランチに矢田と熊谷、シャドーに船山と堀米、トップにクレーベという布陣でした。前節からメンバー変わらず。
まずはジェフがペースを握ります。前半3分、船山からのボールを受けたクレーベが右に展開。茶島の戻しをクレーベがシュートもGKがキャッチします。
対するヴェルディは、前半8分、小池が抜け出してゴール前に迫るが増嶋が間一髪防いでCKに逃げます。
ジェフは前半11分、為田が左サイドからのクロス。クレーベが頭で合わせるがポストに当たります。この跳ね返りを船山が押し込んでゴール。ジェフが先制します。
さらに前半14分には、為田からの折返しがファーに抜けると茶島がシュートも枠を外れます。その後、ジェフペースで試合は進むもののチャンスは生まれず。
前半33分、為田が自らボールを奪って、ゴール前でボールを受けるとカットインからのシュートはわずかに右に外れます。前半37分にも船山からのパスを受けた為田がカットインからのシュートもGKが抑えます。
前半42分には、堀米が鋭いシュートもGKがはじき出します。前半44分、右サイドに展開して矢田が折り返すが堀米はわずかに届かず。
ヴェルディは、前半45分井上がシュートも右に外れます。前半49分には、スローインからの流れで佐藤優平がシュートも左に外れます。
前半は、このまま0-1で折り返します。
後半8分、ジェフは右からサイドを変えて左に展開。為田がダイレクトで折り返すと堀米がシュートも防がれる。さらに、右サイドから堀米が突破してシュートもブロックされます。
ヴェルディのCKのチャンスは、クリアします。
後半12分、ジェフの攻撃。堀米から左に展開して為田がボールを受けるが、シュートは打てず。
すると後半17分、新井からのパスがカットされると、奈良輪のクロスをレアンドロが落とすと河野のシュートが決まってヴェルディが同点に追いつきます。
ジェフは後半22分、為田のおりかえしを矢田がダイレクトでシュートもバーに当たってしまいます。
後半24分、足をつった矢田に代えて真希を投入します。さらに、後半32分、堀米に代えてアラン・ピニェイロを投入します。
ヴェルディのセットプレーが続くが、これは防ぎきります。
後半41分、船山に代えて寿人を投入します。
その後、両チームにセットプレーのチャンスがあったもののゴールは生まれず。
試合は、1-1の引き分けに終わりました。
戦評
前半はジェフのプレスがはまって、完全にジェフペースでした。得点シーン以外にもかなりチャンスがあったのですが、追加点が奪えず。これが試合を分ける結果となりました。やはり、取れるときにとらないとこうなりますね。
後半の立ち上がりはジェフペースだったと思いますが、レアンドロ投入から流れが変わり始めました。そこで同点弾が生まれて、ヴェルディペースになってしまいました。ただ、ジェフもチャンスに繋がるプレーはできていたのですが、2点目が奪えなかったのは変わらずです。
得点シーンは、為田からのクロスにクレーベのヘディング。ポストに当たったボールを船山が押し込みました。クレーベの高さが活きたシーンで、船山も乗っているだけあってしっかりと詰めてきました。
今日は、徹底的に為田のサイドから狙うシーンが多かった気がします。クロスもあったし、シュートもあって、為田自身は乗っているようでしたが、自らのゴールは生まれず。堀米や矢田にも惜しいシーンがあったので、どれか1つでも決めたかったですね。
失点シーンは、新井のパスミスから始まってますが、クロスからレアンドロに渡ったシーンは、乾に手がかかってたようにも見えるのでファウル臭いです。それだけに、ちょっともったいない失点でした。増嶋は空いたゴールをカバーするのが精一杯で、優也が止めてくれないと無理でした。
結果的には引き分けに終わったものの前節からの流れは続けていけたと思います。ハイプレスにいくところと、ブロックを作って守るところのメリハリもできていました。暑い中での試合だったので、後半体力的に落ちたのは致し方ないところですかね。
次節は、ホームで長崎戦。ジェフにとっては手倉森監督のチームとの対戦は初めてですね。長崎はようやく調子にのってきた感じですが、ジェフも攻撃のところでの目処がたって、いよいよ勝ち点を積み上げられるかという段階です。ホームではこれ以上負けられないですからね。6月も無敗でいきたいところです。
選手評価
GK 優也 6.0
DF 新井 5.5
DF 増嶋 6.0
DF 乾 6.0
MF 為田 6.5
MF 茶島 6.0
MF 熊谷 6.0
MF 矢田 6.0
MF 堀米 6.0
FW 船山 6.5
FW クレーベ 6.
FW アラン 5.5
FW 寿人 -