2017年なでしこリーグカップ 第3節のジェフユナイテッド市原・千葉レディースvsAC長野パルセイロレディースの試合を観戦しました。トップとの試合のダブルヘッダー2試合目です。
日中、土煙が舞う中での試合でしたが、この時間は風も止み日も陰ってコンディション的には良かったですね。
リーグカップは1勝1敗。首位とは言え、勝ち点で並んで団子状態です。ここで1つ勝って抜け出したいところです。
試合経過
ジェフレディースの先発は、GKに根本、CBに櫻本と西川、右SBに若林、左SBに上野、ボランチに鴨川と瀬戸口、右SHに千野、左SHに深澤、2トップに成宮と横山という布陣でした。
試合は、ジェフレディースが主導権を握る展開となりました。セットプレーからの決定機もあり優勢に試合を進めていました。
しかし、前半26分、ゴール前に入れられたボールを根本がキャッチできず。これを押し込まれて、先制を許してしまいます。
長野が盛り返して来る中、ジェフレディースも徐々に反撃をはじめます。それでも、前半はゴールを奪えず。0-1で折り返します。
後半開始から、横山に代えて佐藤瑞夏を投入。
よりアグレッシブに攻めにでるジェフレディース。なかなか、ゴールを奪えない展開でしたが、後半14分、左からのクロスのこぼれに、セットプレーからの流れで前線に残っていた櫻本が押し込んでゴール。ジェフレディースがようやく同点に追いつきます。
後半16分、若林に代えて小澤を投入。千野が右SBに下がります。
流れを掴んだジェフレディースが、逆転を狙って攻め込みます。なかなかゴールをうばえず。
後半26分、成宮に代えて安斎を投入します。
その安斎が、後半27分。相手ゴール前に入ったボールにヒールでワンタッチ。これが、ループ気味にゴールに吸い込まれます。ジェフレディースが2-1と逆転に成功します。
なおも、攻勢にでるジェフレディース。得点は奪えなかったものの、最後まで長野にゴールは許さず。2-1で勝利しました。
選評
前半は攻勢に出る中で、先に失点を喫してしまい嫌な流れでした。いい時間帯に先制できていればという流れでした。
ただ、後半に櫻本のゴールで同点に追いつくと、安斎の見事なゴールで逆転勝利となりました。これで、長野にはリーグ戦と合わせて2勝。相性の良さをみせてくれました。
前半、なかなかプレッシャーがかからない時間もあり、後半からは少しギアが入った形になりました。トップの試合からはかなりの人が帰ってしまいましたが、2000人を超える人が入った中での試合という事で、いい意味で乗れたのではないでしょうか。
[公式記録]