DAZN New Year Cup のジェフユナイテッド市原・千葉vsFC琉球の試合をDAZNの中継で観戦しました。
エスナイデル監督体制での初の試合という事と同時にDAZNのJリーグ中継としても初めてというところで注目が集まりました。DAZNの中継は、概ね良好でした。PCからだとChromeよりもFirefox、一番良かったのはIEでした。タブレットからの視聴はほぼ問題ありませんでした。
今回は、DAZN初見という事でざっくりと振り返ってみます。
試合経過
ジェフの先発メンバーは、GKに岡本、3バックに岡野、大久保、ジュヨン、右WBに多々良、左WBに比嘉、ボランチに勇人と羽生、トップ下に清武と菅嶋、トップに眞紀人でした。
試合は琉球が押し込む展開となりました。前半、風上に回ったジェフは長いボールが伸びてしまい中々トップにおさまらず。守備でも、プレスがはまらず、琉球にボールを回される場面も多くなりました。
前半25分には、琉球が長いボールからボールを回して、最後は富樫に決められて先制を許してしまいます。ジェフは、菅嶋が決定機を作るもののゴールは奪えず。
逆に前半終了間際に比嘉がPKを与えてしまい0-2とされてしまいました。前半は、このまま0-2で終了しました。
ジェフは後半に一気に8人を交代。西野、乾が3バックの左右に入り、右WBに溝渕、左WBに阿部、ボランチにアランダと壱晟、トップ下に熊谷、トップに船山が入りました。
船山が入って、前線でボールが収まるようになり反撃ムードとなりますが、後半5分熊谷のバックパスがバウンドして岡本の上を越えてそのままゴールに吸い込まれてオウンゴールとなってしまいました。0-3となり、後半の出鼻をくじかれていまいます。
徐々にペースを掴み始めたジェフは後半20分、右サイドから溝渕がクロスをあげると、これを拾った阿部が縦パス。船山が繋いで、最後は菅嶋がシュート。これが決まって、1点を返します。
このまま、勢いに乗りたいジェフでしたが、再び琉球がペースを握り始めます。船山を起点として、チャンスになりかける場面もあったものの追加点は奪えず。
試合は、1-3で敗戦となりました。
戦評
前後半でメンバーがガラッと変わってしまったので、完全にTMモードといった感じでした。ユニフォームも間に合ってないのか、MT用のものでしたし。
特に前半は、ミスも多くプレシャーにいってもまったくボールが奪えず、後手後手に回ってしまいました。チャンス自体もあまり作れませんでした。その中でも、菅嶋が何度かチャンスに絡みましたが、ゴールは奪えませんでした。
琉球のアグレッシブな姿勢は、むしろジェフがやりたかったはずですが、3バックで臨むのも久しぶりという事もあってか、チームとしてどう守っていくのか落とし込めていないという印象でした。
後半は、風下に回った事で長いボールがトップに入るようになりました。船山はキープも出来るし、そこからためて展開する事が出来たので、チャンスの数は増えました。左サイドに入った阿部もいいクロスを供給しました。阿部は、昨シーズン終盤は比嘉にスタメンを奪われましたが、3バックでのWBなら今年はチャンスはあるかなという気がします。
得点を決めた菅嶋は前後半通じて良いパフォーマンスでした。右サイドに入った溝渕は得点シーンでもあったように、果敢に右サイドを突破するあたりが印象的でした。壱晟は、やはり技術力の高さをときおり垣間見せてくれました。フィジカル的には、まったく問題なさそうでしたから、後はプロでの試合スピードになれていけば、早いうちに試合に出れるかもとも思いました。
沖縄キャンプがスタートしてまもない時点での試合であり、かなりシャッフルしたメンバー構成でもあったので、この試合での評価は難しいところがありますね。3バックにしても、守備でのプレスのかけ方にしても、これからという感じがしました。2月のちばぎんカップでこれがどこまで改善