日曜日の清水エスパルス戦の翌日に、関塚隆監督の交代が発表されました。清水戦では、一度は逆転しながらも最終的に負けてしまいました。
この負けをもって、今シーズンの残り試合数を鑑みての監督交代のようです。
関塚監督は、川崎時代にJ2優勝、そしてJ1で2度の2位という躍進を果たしました。さらに、ロンドン五輪では4位入賞と輝かしい成績を残していました。
ただ、その翌年にジュビロ磐田の監督に就任したものの、J1残留を果たす事は出来ませんでした。翌年、ジェフの監督に途中交代で就任して3位にまで順位を押し上げました。最後は、山形とのプレーオフ決勝で敗れて、J1昇格はなりませんでした。今思えば、2014年のプレーオフで昇格していれば、少しは違ったかなとも思いますね
翌2015年は、J2陥落以来最低の9位という成績に終わりました。序盤は好調だったものの、後半戦は負けが多くなってしまいました。年間15敗は多すぎました。今シーズンも25試合を戦って既に8敗という事で、負け数が多い状況でした。
高橋GMなんかの話によると、清水戦の負けで交代を決めたようです。残りの試合数を考えて、これがギリギリのタイミングという判断だったようです。
7月27日(水)長谷部茂利監督の囲み取材後のインタビュー映像です!
— ジェフユナイテッド市原・千葉(公式) (@jef_united) 2016年7月28日
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ただし、関塚監督交代となり、長谷部茂利コーチは、監督代行という事のようです。これは、関塚監督の契約の関係もあるのだとか。ただ、監督代行のまま今シーズンはいくようです。目標としてはJ1昇格プレーオフ進出してのJ1昇格ではありますが、最低限はここから勝ち点27を積み上げるということだそうです。
来年監督を継続するかどうかは、その結果、手腕を見ての判断になるようで、来シーズン監督が代わる事もあるのだとか。
新米監督の長谷部監督代行がどの程度やれるのかは、まったくの未知数です。正直なところ、プレーオフ進出まで持っていければかなりの儲けものという気がします。今シーズン、残りの17試合がどのような結果になるかはわかりませんが、場合によってはなんの実りもない可能性もあります。来シーズンは新監督で一から作り直しになるかもしれません。
長谷部監督代行には、非常にハードルが高くなってしまいますが、プレーオフ進出まで持ち込めれば、J1昇格まで行けずとも、来シーズンには繋がるかもしれません。とにかく、残りのシーズンでどれだけ上まで上がれるか見守っていくしかないでしょう。
今回の監督交代劇で、気になったのが「犬の生活」の西部さんの記事です。
西部さんが気にしていたのは、今回の監督交代というよりも、今シーズンはじめに関塚監督を続投させた事のようです。昨シーズンはクラブ史上最低の成績だった訳なので、その監督を残してまで、選手を入れ替えるたのはどういう事なのだろうかという話です。
関塚監督の留任に関しては、現前田社長や、高橋GMは絡んでないんですね。既に就任時には決まっていた事のようです。それをふまえても、なぜなんだろうという疑問が残りました。
最後になりますが、関塚監督お疲れ様でした